英語快読600万語 (12)―多聴(聞?)という新しい世界

出張から帰って「秋の繁忙期」です。バレエ関係のシリーズ物が手元にあるので、ありがたいです。絵本やLRの「立ち読み」も忙しいからこそ「重宝」という面があります。短時間で1冊読みあがるのは、忙しい時期にこそ貴重かもしれません。

出張前日に多聴(聞?)を始めましたが、これに伴って読む方にも新しいメニューが加わりました。耳で何度か聞いた教材を「聞きながら読む」(LR)という読み方です。場合によっては同時に聞くことが出来ません。たとえば、MMR1のCDには1枚に3冊分くらいの話が録音されているので、3冊みんな買ってしまうと、同じCDが3枚になっちゃってもったいないからです。なので、この場合はあと2冊は「立ち読み」します。でも、それでも、「耳も聞き目でも読む」という、新しい「読み方」になっています。「目だけで読む」のとは、なにかが「一味違う」感じがします。

また、最近再読も時々するようになりました。時間が限られているので、ある程度「面白い」と分かっている物だと安心して(?)読めるというのもあるし、CD付の教材を買うようになって、CDは何度も聞くので、一見高く見えるけど、実際には「割安」感があるなぁ・・・と思ったのもキッカケ。

「うーん、テキストの方ももっと再利用しようかなぁ・・」と。でもって、実際読んでみると、内容はかなり忘れているので(>記憶力のない女)、ちゃーんと1回目同様に楽しめるし・・・。しかも、「1回目の自分」と比較しながら読んだり、やっぱり1回目よりはよく理解出来るので、1回目には味わい切れなかった部分を味わえたりする(>いや、1回目に何を味わったのか忘れているのか・)ので、再読には再読の楽しみがあると思いました。

ここまでの総語数、810537語。

151.2006年10月22日:Pride and the Prejudice:AS3:6336語:☆☆☆☆☆:なかなか面白く読めた。途中に「問題」のようなのがあるのだが、わが国の「国語」の問題よりずっと「文学的」に小説を読むための「手順」のようなものが分かるような気がする。

152.2006年10月22日:You Wouldn’t Want To Be A Medeival Knight :絵本:2800語:☆☆☆☆☆:騎士って「生まれ」のみでなる訳じゃないのね。活躍して「お前を騎士にする」というのがあるってのは知ってたけど、騎士のもとにで「徒弟」みたいに訓練する道もあるらしい。もちろん、ある程度の生まれとかコネってのが必要らしいけど。でも、あの重たい鎧を着て闘うのは大変そうですね。

153.2006年10月24日:Shooting Stars:MMR0:600語:☆☆☆☆:LRで読んだ。多聴との一石二鳥。休暇でギリシャの島に友達と出かけた主人公。隣のホテルのベランダで映画俳優と女優のカップルがケンカしているのが見えてしまった。何と女優は銃を持ち出して・・・。

154.2006年10月25日:Invisible Inc.#1 Schoolyard Mystery :SR4:3500語:☆☆☆☆:家族旅行の時、洞窟でみずたまりに落っこちたら透明人間になってしまった主人公。包帯ぐるぐる巻きの「透明人間」の衣装(?)で登校。2人の友達と探偵社(?)Invisible Inc.を設立しました。おりしもビニール製大型地球儀が紛失。3人はこれを最初の事件として扱います。

155 .2006年10月26日:You Wouldn’t To Be A Mammoth Hunter :絵本:2000語:☆☆☆☆☆:原始時代の暮らしも楽じゃない。マンモスを捕らえるのはとっても大変。場合によっては人間の臭いを消すため、マンモスの糞をからだに塗ってマンモスに近づくことも・・・。

156 .2006年10月27日:Anna and the Fighter :MMR2:2000語:☆☆☆☆:アンナははじめて一人でおばさんのところに遊びに行きます。でも、列車の中で眠ってしまって目的地を通り過ぎてしまいます。同じコンパートメントにいかにも人相の悪い男がいて「僕が助けてあげる」と言うんですけれど・・・。

157 .2006年10月28日:Ballerina Dreams#6: Dancing Forever:児童書:7000語:☆☆☆☆☆:ローズのバレエのクラスに男の子が登場します。ローズはその子と仲良くなるけれど、レッスン中に彼に気を取られて集中力散漫になってしまうこともあり、せっかく先生からグレード試験を受けていいと言われたのにそれが危うくなりそう。

158 .2006年10月29日:Little Witch’s Bad Dream :SR3:1074語:☆☆☆☆☆:いとこが遊びに来ることになりました。主人公は歓迎しようとしますが、お母さんは、「また、そんな良いことをして!」と機嫌が悪いです。

159 .2006年10月30日:Lili at Ballet :絵本:502語:☆☆☆☆☆:絵がきれい。バレエを習う子どもにとって良い入門書になりそう。

160 .2006年10月31日:Full Monty :PGR4:18000語:☆☆☆☆☆:工業都市シェフィールドの鉄鋼工場が次々閉鎖になって、失業に苦しむ人が増大。主人公は離婚した妻に子どもの養育費が払えず、面接権を失いそうになっている。主人公が考えた起死回生の手とは・・・。不況下のイギリスの父子の愛情が物悲しい。

161 .2006年11月3日:You Wouldn’t To Be An Egyptian Mummy!:絵本:2738語:☆☆☆☆☆:ミイラを作るのはなかなか大変です。脳みそは鼻の穴から出します。肝臓や胃や腸はそれぞれ別の入れ物にいれるんですが、どうやら腸にも包帯まくらしいです。ひゃー、大変!

162 .2006年11月5日:Mr Magnolis :絵本:150語:☆☆☆☆:片方しか靴のないマグノリス氏のお話。

163 .2006年11月5日:The Three Bears :絵本:150語:☆☆☆☆:有名な「三匹のクマ」の絵本です。

164 .2006年11月6日:Alphabet City Ballet :児童書:33299語:☆☆☆☆☆:プエルトリカンの主人公の通う学校にバレエ学校からオーディションのためにスタッフがやってきます。選ばれたのは主人公とシェルターに住む女の子。でも、父子家庭の主人公はバレエ学校まで送り迎えしてくれる人がいない。シェルターに住む女の子はレオタードやシューズなど必要なものをそろえるお金がない。アメリカやイギリスでは、お金がない家庭の子どもでも才能があればバレエの教育を受けることが出来る制度が日本よりはずーっと整っています。でも、そういう「慈善」って、無神経な場合もありますね。「ただでこんな良い学校に通わせてあげる」って言っても、それ以外の出費や人手を工面できない場合もあるってことに「目がいってない」と「与えられた」人はとっても傷つくこともあります。それでも、最初から機会の与えられない日本よりずっといいと思うけれど。いろいろなことを考えさせられた作品でした。

165 .2006年11月6日:キッズ英語絵本(1-10巻):絵本:1500語:☆☆☆☆:Tiny Boppers, A Beautiful Butterfly, Pal the Parrot, A Teddy Bear, Our Sweet Home, Me Myself, My Pet, Who Stole the Cookies? What Can You Do?, What’s This?の10冊。CDを購入してまず音で聞き、立ち読みで確認。

166 .2006年11月10日:You Wouldn’t To Be Greek Athlete!:絵本:2500語:☆☆☆☆☆:ギリシヤ時代のオリンピック選手はオールヌードで競技したんだって。転んだら痛そう。

167 .2006年11月10日:Louisa the Ballerina :絵本:26000語:☆☆☆☆☆:Louisa’s Secret, A Rival for Louisa,Louisa in the Wingsの3つの話が1冊に収録されています。主人公は男兄弟の中で育ってます。隣に男の子が越してくるんですが、この子が主人公のバレエ教室に。主人公の兄たちは、男の子がバレエをすることをからかいます。

168 .2006年11月12日:Baker, Baker, Cookie Maker:SIR1:300語:☆☆☆:セサミストリートのキャラクターが登場します。

169 .2006年11月13日:Gasper(2冊):絵本:675語:☆☆☆☆☆:Lisa in New York, Gasper and Lisa’s Rainy Dayの2冊。絵が可愛いです。

170 .2006年11月13日:Young Cam Jason and the New Girl:PER2:1000語:☆☆☆☆:Camのクラスに来た転校生はちょっとおしゃべり。まだ学校の様子が分かってません。体育の時間に集合したら、彼女がいません。
 
171 .2006年11月14日:Girl Meets Boy :PGR1:1900語:☆☆☆☆:評判のよいGR。主人公は休暇でスペインに向かう船の上でステキな男の子に出会います。でも、彼の方は彼女のことをどう思っているのかな?

172 .2006年11月14日:Adventure of Captain Underpants :児童書:5360語:☆☆☆☆☆:おバカ系の人気本。読みかけたら続きが気になって電車の中で読んでしまいました。多分まわりの乗客から「危ない人」と思われていたことでしょう。

173 .2006年11月15日:Bruna(2冊):絵本:587語:☆☆☆☆:Snuffy、 Poppy Pigの2冊。

174 .2006年11月15日:Peter’s Chair:絵本:292語:☆☆☆☆☆:P妹が生まれ、ピーターが小さい頃使っていた物が妹のためにピンクに塗り替えられてしまいます。

175 .2006年11月15日:Nortahnger Abbey:MMR2+:6900語:☆☆☆☆☆:LRで読んだ。「まずは耳から」と何度もCDを聞いたのだが、いまひとつ???だった。これ、ちょっと話がごちゃごちゃしてるってのもあるんだろうけれど。なかなかにハラハラさせられる話である。オースティンの時代は女性の間でホラーストーリーが流行っていたんですね。

英語快読600万語 (11)―出張は多読の書き入れ時

9月下旬から10月初めにかけて、2週間ちょいのイギリス出張。どなたかも掲示板で書かれていましたが、海外出張は「待ち時間」が長いから多読の書き入れ時です。

今回はこの出張を機に「音」の方も始めることにしました。こっちについては別に書きますけれど。

空港での待ち時間もダドキストには至福の時間。飛行機の中もうれしい読書タイム。

現地入りしてからは新聞記事の語数を一部記事について数えることにしてみました。別に語数稼ぎのために多読をやってる訳じゃないけど、着実に語数が増えて行くと新聞読むのも以前より楽しく感じられます。

多読の効果が上がっているのか、新聞記事が以前よりもよく理解出来る気がします。

朝起きてストレッチしながらBBCニュースをリスニングあるいはシャドウィング。シャドウィングしながら聞くとただ「聞く」よりよく「聞こえる」ことを発見。何故なんだろう?

しっかり朝食を食べて出かける。新聞を買って食堂でコーヒーを飲みながら読んで「戦闘準備」。基本的には9時から9時という感じで調べ物&書き物。休憩や食事はちょこちょこ新聞を読む。

帰宅してシャワーを浴びてTVでリスニングあるいはシャドウィング。ベッドに横になって多読しながら眠りにつく・・・。

人と会ったり、いろいろな手続きをしたり、多少の変化はあったけど、日本にいる時に比べれば大変シンプルな日々。

基本的に調べ物と書き物で過ごしているので、そんなに人と話す訳じゃないけど、ちょっとした用事も全部英語で足さなければならないし、その意味では、「(生英語の)リスニング」時間はけっこう長かったかもしれません。ま、これはカウントしてませんが。

帰路は、イギリスにファイルで送られて来た書類をチェックするという「お仕事」があったので、そんなには読めませんでしたが、それでも、日本で家事をして育児をして仕事をして(バレエをして)という生活の中で読める量に比べたら大量の読書が出来ました。

ここまでの総語数、682960語。

120.2006年9月17 日:Ballerina Dreams#1: Poppy’s Secret Wish:児童書:12000語:☆☆☆☆☆:「ロイヤル・バレエスクール日記」よりも心理描写が生き生きしていて私はこっちの方が好きだ。ロイヤル・バレースクールみたいな(バレエ)エリートの生活をのぞいてみるのは面白いし、ロイヤルの作品の鑑賞にも役立つけれど、自分のバレエとあまりにかけ離れているというのもあるかもしれない。同じくらいの年齢の子が主人公だが、英語もずっと読みやすく感じる。主人公は週1回バレースクールに通っている。もうすぐグレード試験を受けて良い生徒が発表される。主人公の仲良しはとてもバレエが上手で絶対に指名されるに決まっている。お母さんは「今回名前を呼ばれなくても、それはあなたがまだ準備が出来ていないってことであなたがダメってことじゃないのよ」と言うけれど、主人公はどうしても仲良しの友達と一緒に試験を受けて上のクラスに上がりたい。しかし仲良しのバレエが上手な友達もすべてが「バラ色」という訳じゃない。主人公はいつもこの友達のバレエの才能をうらやんでいるけれど、この友達のお父さんは勉強の方がバレエより大事だと思っており、娘のバレエを快く思っていないのだ。そして、「11歳になったらバレエはやめなさい」と言っている。主人公たちは今10歳。この年齢だから主人公は「11歳になるのなんてまだまだずーと先じゃない」なんて友達を慰めたりしてるのだが。そういう「人生の理不尽」も経験しながら、彼女たちは「バレエのある生活」を生きている。

121.2006年9月17 日:Royal Ballet School Diary#4:Sophie’s Flight of Fancy :児童書:30000語:☆☆☆☆☆:『ロイヤル・バレースクル日記』第四巻は、一緒にロイヤルのローワー・スクールに入った同期生の1人が進級出来ない!ということをめぐる話だ。途中まで日本で読んであったのだが、行きの飛行機で読み終えた。ロイヤル・バレエスクールは、とにかく入るだけだって、すっごく大変。「入学出来た」というだけでも、もう同年代のバレエを習っている子たちの中でずば抜けて上手だということの証明である。しかし、11歳の時点では「行けるかも」と思って入学許可したが、12歳になる時点で、「これはダメかも。早めに進路変更させた方が本人のため」ということもある。バレエは「肉体労働」なので、職業生活が送れる期間が限られており、うんと若い時から職業意識を持って取り組まないと、短い職業生活期間を充実して過ごせない。なので、10歳くらいの子どもが残酷なまでの職業意識を持っている。まあ、これは、職業人としてダンサーの生活が成立するというイギリスの土壌があるからこそ、とも言えるのだが。11-12歳の子どもには、あまりに過酷な宣告だが、「あなたはロイヤルではやっていけない」という現実を告げないことはもっと残酷。イギリスのバレエ少女小説を読んでいると、胸が痛くなることも多い。バレエはどんなにがんばっても素質と身体条件と容姿に恵まれていない人には道が開かれない。この進級出来なかった子だって、別にサボっていた訳じゃない。ロイヤルに合格するためにだって一生懸命レッスンしてきた。同世代のバレエを習っている子の中では、「ロイヤルに合格した」というだけで、上位0.1パーセント、いや、上位0.01パーセント、いやもっともしれないが、とにかくとんでもない上位の水準にいることは確かである。

122.2006年9月17 日:The Independent:新聞:2000語:☆☆☆☆☆:①「イラクでアメリカ人兵士が殺される映像がネットで流れている」という記事、②「バグダッドで「安全ベルト」みたいなのを作ろうという首相の呼びかけ」(それに関連した民間団体の会議のオープニングで少女たちがバレエを踊っている写真が掲載)についての記事、③「人間は「生物学的」「遺伝子的」に浮気をするように出来ている」という記事。③は、いろいろなことを、化学物質やらホルモンの分泌で説明していて、なんかそれじゃ味気ないなーとも思ったが、びっくりしたのは、「愛情」というのは、パートナーに対する穏やかなもの(欲情はまた別)や、仲の良い友達に対するものや、子どもに対するもの、なんであっても、なんとかいう物質が出るかどうかってことに関係していて、その物質が出ない人はそういう「愛情」を感じられないんだそうだ。うーむ。

123.2006年9月19 日:地方紙(フリーペーパー):新聞:1500語:☆☆☆☆☆:「バーナビー警部」新シリーズについて。「バーナビー警部」の新作はまだまだ続いている。バーナビー警部の娘が2007年に放映されるもので結婚することになっているらしい。それを巡っての記事。娘を演じている女優へのプライベートな生活のことも交えたインタビューで語っていることも交えながらの記事。なんでも彼女はボーイフレンドがいて「そろそろ結婚考えてよ」みたいなことも言ってるんだけど、相手は「何か言われてはいそうですかというタイプ」ではないそうなので、ひたすら「待ってる」しかないんだそうだ。「バーナビー警部」の中で結婚すれば、「彼も刺激されて結婚を考えてくれるかも」と、なんか、昔風の「待つ女」なのね。しかし、こんな風にインタビューでプライベートを語ってしまったら、気難しいボーイフレンドはますます結婚してくれないかもよ!

124.2006年9月20 日:The Independent:新聞:1500語:☆☆☆☆☆:①「痩せ過ぎのモデルはもういらない」ということについての記事。スペインで痩せ過ぎのモデルがファション・ショウに出してもらえなかったというニュースがあったが、ロンドンのファッション・ウィークでも、ポール・スミスは「僕も痩せ過ぎのモデルは使わない」と言った。でも、彼が使ったモデルの写真を見るとすっごく細いなぁ…。これで痩せ過ぎじゃないんなら、痩せ過ぎってどんだけ細いんだか…。②「ブレアがやめないから労働党の人気が落ちるじゃないか!!」ということについての記事。『ブレア時代のイギリス』(岩波新書)と合わせて読むと感慨深いかも。労働党の内部もなかなか大変そうだなぁ。

125.2006年9月20 日:Letterland: Samy Snakes’ Day at the Seaside :絵本:150語:☆☆☆☆:アルファベットのお勉強のシリーズ。ヘビさんはSの字になってます。Sがつく言葉がいっぱい出てきます。

126.2006年9月20 日:Silly Mummy, Silly Dady :絵本:30語:☆☆☆☆:主人公はご機嫌ナナメ。お母さんがすることも、お父さんがすることも、おばあちゃんがすることも・・・とにかく何もかも気に入りません。

127.2006年9月20 日:Red Rocket and Rainbow Jelly:絵本:100語:☆☆☆☆:2人の主人公が、「○色の△が好き」とあげていきます。色使いが楽しい絵本

128.2006年9月20 日:The Dinosaur’s Packed Lunch :児童書:1558語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの作品。主人公は父子家庭で育ってます。いろいろと満たされないものや寂しさもあるのでしょう。まだ指しゃぶりがなおらない。学校もいまひとつ面白くないし。朝お父さんとひと悶着あった後学校に行きますが、仲良しのお友達とも仲たがい。その日は博物館に行く日でした。主人公は恐竜を見ているうちにだんだん機嫌が治ってきます。あ、でも、お弁当を忘れて来ちゃった・・・。お母さんが生きていればこんなことなかっただろうに。みんなは楽しそうにお弁当を食べています。主人公が一人で恐竜の展示を見ていると…。

129.2006年9月21 日:The Independent:新聞:3500語:☆☆☆☆☆:①「前日のTVのレビュー」。CH4のドキュメンタリーBallet Changed My Life: Ballet Hooも取り上げられていた。②「女が痩せたモデルを好んでいる」という記事。どこだったかの大学での調査結果。痩せた女は自らをコントロールしているというイメージなので女は痩せた女を好むそう。③「アフリカの女性」の特集記事の一部。アフリカの女性が置かれている困難な状況について。でも、ルワンダでは国会議員の49%は女性なんだって。チャドでも6.5%。日本は7.1%だって。④「BMIは肥満や痩せの指標として適当か」という記事。BMIって1840年に作られた指標なんだって。しかも西洋人を基準にしてるからアジア人なんかの場合、ちょっとあてはまらない点もあるらしい。スペインのファッションショーでBMI18未満のモデルが使ってもらえなかったことを巡っていろいろ波紋が起きています。18未満って、モデルなんてみんな18未満じゃないの?

130.2006年9月22 日:The Independent:新聞:1600語:☆☆☆☆☆:①「今のイラクはフセイン時代よりひどいという国連レポート」の記事。今のイラクは「人は人に狼」というホッブスの言葉にあるような状況らしいです。酸とかの化学物質をかけられたとか電機ワイヤーで殴られたとかそういう傷跡を持つ人がいっぱいらしい。目をくりぬかれたり、歯を抜かれた人もいると言う。そういう「人は人に狼」状態を抑えるために政府とかそういう「工夫」が考えられたはずなのに。「大量破壊兵器がある」とウソまでついて介入したイラクで以前よりひどい状況が生まれているのはあまりにも皮肉だ。②「ロイヤル・アカデミーでチャールズ・サーチのコレクションの展示をやる」という記事。10年前にやった時には、「これは芸術じゃなくてポルノグラフィーだ!」と専門職員が4人も辞職したんだって。うーん、岡本太郎は「芸術は爆発だ」と言ったけど、これって「芸術は闘いだ!」って感じですね。こんな風に身体張って仕事するのってステキだな。「これをやろう」と言った側もこの時は自分の主張が通ったけど、通らなくて、「こんな保守的なところ辞めてやる!」と出て行くことになってたかもしれないんだもんね。そういう「真剣勝負!」の展示です。今回の展示には、作家自らの子供時代の性幻想をモチーフにした作品もあり、これと児童性愛との関係とか、またしても波紋を呼びそうな作品がいっぱいらしいです。作家本人は「子どもの性幻想というタブーに挑戦したのであって、見る人がどう受け取るかということは考えていない」と言ってるようですが。③「男子校出身者は離婚しやすい」という記事。1958年生まれの男子校のコンプリヘンシブ・スクール(>11歳から16歳。公立?)出身者は42歳までに離婚した人が37%なんだって。共学校は20%。女性の場合は女子校でも共学校でも違いはないんだそうです。でもって、結婚するか?とか、子供を持つか?とか、そういうことについては男女とも共学か別学かってことによって違いはないんだそうです。日本ではどうなのかな?

131.2006年9月20 日:Twin Tales :児童書:16400語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの作品。コニーは母親から「うれしいニュース」があると言われます。「赤ちゃんが出来たの。それも2人」と。コニーはうまく新しい状況に適応出来ません。でも両親はコニーがお姉ちゃんになることを喜んでしかるべき・・・と思っているので、コニーの気持ちをちゃんと分かってくれません。双子が生れるとますますコニーと両親の気持ちは乖離していきます。双子の検診についていった時に出会った看護婦さんが、すばらしいプレゼントをくれ、状況は変化していきます。続編では、双子が生まれてからずーっとプールに連れて行ってもらってなかったコニーはようやくプールに連れていってもらいます。でも、子ども用のプールが「親子水泳」に使われていて、大きなプールに入ることに・・・。そこで恐い思いをしたため、コニーは水が恐くなってしまいます。

132.2006年9月27 日:The Independent:新聞:1000語:☆☆☆☆☆:「ブレアの演説」関係の記事をいくつか。いやー、ブレアって本当に演説が上手い。原稿書くのもうまいし、しゃべりも抜群。演説の天才だよね。

133.2006年9月28 日:The Independent:新聞:500語:☆☆☆☆☆:「薬指の方が人差し指より長い女は足が速い」という記事。イギリスの新聞で面白いのは、こういう「科学」(?)記事が多いこと。どこだったかの大学の先生の研究発表です。各指の相対的長さといろいろな能力の関係に関する研究はけっこう多いらしい。たまたま「そんなのくだらん!小さなサンプルの研究ばっかぢゃん!」と思ったこの先生、たまたま双子研究家で双子のデータをいっぱい持ってた。骨格のレントゲンから彼らのさまざまな能力もバッチリとインプットされてる。で、分析してみたら、あーらびっくり。女性のサンプルでやってみたんだが、薬指の長い女はスポーツ能力が、人差し指の方が長かったり両者が同じくらいの長さだったりする女より高いんだって。

134.2006年9月29 日:The Independent:新聞:1000語:☆☆☆☆☆:「イギリスで乳がん罹病者上昇」という記事。基本的に乳がんは女性だけがかかるがんなのに(>ごく少数の男性もかかる)、イギリスのがん罹病者の中で乳がん罹病者が数的にトップ。原因は特定できないが、栄養状態の改善とともに、初経年齢が下がり、閉経年齢が上がったこと、子どもを産み始める年齢があがったこと、産む子どもの数が減ったこと、授乳する人が減ったことは大きいらしい。環境問題的な意味での環境の変化もなんらかの影響はあるだろう。肺がんのように「タバコを吸わなければかかる率が減る」というような対処法がなく、強いて言えば、授乳は罹病率を下げるらしい。

135.2006年10月3 日:Nina Farily Ballerina:児童書:3500語:☆☆☆☆☆:妖精の国のロイヤルバレエスクールに通うニーナ。妖精だけどバレエに魔法を使うことは禁じられています。スクールの生徒たちは女王から招かれて宮殿でパフォーマンスをすることになりました。ところが、どうも誰かが魔法でじゃまをしているみたい。

135.2006年10月3 日:Candyfloss:児童書:70000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソン。主人公は綿飴みたいにふわふわの髪の毛の女の子。母親と継父と半分地の血がつながった弟と住んでいます。実の父親はカフェをやっており(>といってもおしゃれなカフェじゃなくて、古いタイプのチップスが売り・・というようなカフェ)、主人公は週末は父親と会います。ところが、継父がオーストラリアに仕事の都合で半年間赴任することに・・・。主人公は母親と父親との間で心を引き裂かれる思いがします。たった半年だけれど、父親と会えなくなるのは耐えられない。本当は実の母・実の父・そして自分の3人で暮らしていたかった。継父は悪い人じゃないけど、やっぱり本当の父じゃない。主人公は父とイギリスに残ることにします。一方学校でも「一番の仲良し」だと思っていた子との間にちょっと溝を感じたりしています。みんなからいじめられている転校生と仲良くなりたい・・・でも、そんなことしたら「一番の仲良し」の子の機嫌を損ねる・・・。主人公の人生に次々と試練が・・。実の父親のカフェは経営がいまひとつうまくいっていなくて、母親は父親を「人生の負け犬」のように思っている。でも、主人公は父親が大好き。父親も娘を愛しかわいがっています。

137.2006年10月4 日:Ballerina Dreams#2: Jasmine’s Lucky Star:児童書:7000語:☆☆☆☆☆:シリーズ2作目。このシリーズは一人称で書かれるが、主人公が毎回代わるみたい。同じスクールを別々の登場人物の目から語るという手法はなかなかいいと思う。今回の主人公はヤスミン。お父さんはお医者様でバレエより勉強の方が大事と思っている。発表会でいい役をもらえそうなんだけど、そうするとレッスンを増やさねばならない。お父さんは許してくれるだろうか。ヤスミンは小さな胸を痛める。そして、これってアンフェアだ・・・と思う。

138.2006年10月6日:John Doe :CER1:4500語:☆☆☆☆:再読。今後再読も積極的にやって行こうと思う。一度読んでもけっこう忘れているし、覚えている場合はより深く味わえたりもするし、何よりお金の節約になるし。最初読んだ時も面白く読めたけど、今回も面白く読めた。短いけれど、なかなかよく出来たミステリー。

139.2006年10月9日:You Wouldn’t To Be A Victorian Miner!:絵本:2500語:☆☆☆☆☆:ヴィクトリア朝の炭鉱夫の労働生活がよく分かります。産業革命を可能にした蒸気力はこういう炭鉱夫たちの命がけの(>事故が多い)重労働に支えられていたのですね。

140.2006年10月10日:Barbie Com: Ballet Buddies :SIR1:1200語:☆☆☆☆:barbie.comのシリーズものみたいなのでちょっと事情が分からない部分もあるんだけど、バレエを習っている仲良し2人組のお話。2人はなにか困ったことがあるとコンピュータでbarbie.comを訪ねるみたい。そうするとぽわぽわーっとピンクの空気につつまれて、バービーお姉さんが出てきて(>あるいは2人がコンピュータの中に入る?)、いろいろアドバイスをしてくれます。

141.2006年10月10日:Buried Alive!:児童書:27000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの未読作品。主人公は前作のキャンプで友達になった男の子も誘って家族旅行に行くことになります。今回は前作のような「冒険の旅」(>その手のキャンプに行かされた)ではなくおだやかな旅行のつもりが、行った先にいじめっ子が・・。今回も主人公を試練が襲います。

142.2006年10月13日:Ballerina Dreams#3: Rose’s Big Decision :児童書:7000語:☆☆☆☆☆:今回はRoseが主人公。RoseはPoppyやJasumineよりは遅くバレエを始めました。でも、体操がとても上手で何度も大会で優勝したりしています。だからとても身体が柔らかい。でも、バレエの先生はRoseが体操やってるから背中がそっちゃうのよと言うし、体操の先生はバレエやってるから動きがシャープじゃなくなるのよと言うし・・・。体操選手だって表現力のためにバレエ習う人も多いと思うし、別に両方やってもいいんじゃないかと思うけれど、「本格的」にやろうとすると、どっちか選ばないといけないのかしらね。どちらの先生も「両立は無理」と考えているみたいで、どっちも好きなRoseは悩みます。

143.2006年10月14日:Ballerina Dreams#4: Dancing Princess :児童書:7000語:☆☆☆☆☆:第一作目と同様、ふたたびPoppyが主人公。ある日、ポピーのバレエクラスに見学の人が来ます。なんでも劇中でバレエを子役を探しているとのこと。ポピーは自分が選ばれたくてたまりません。でも、私はローズみたいに身体が柔らかくないし細くないし、ジャスミンみたいにテクニックがないし・・・。みんなは私には表現力があるって言ってくれるけど、表現力なんてあっても仕方ないし・・・。でも、その見学の人はまた来週来るらしい。よし、来週までにストレッチをうんとやってダイエットして見学の人にアピールしちゃおう!・・そう思ったポピーはどんどん自分を追い詰めて行くことになります。

144.2006年10月15日:ICR2(2冊):ICR2:1538語:☆☆☆:Addie’s Bad Day, Dinosaur Detective Lost and Foundの2冊。

145.2006年10月15日:Young Cam Jason and the Dinosaur Game :PE-t-R2:1200語:☆☆☆☆:記憶力抜群の女の子カムのシリーズ。お友達の家のパーティでゲームがありました。びんの中に入っている恐竜のおもちゃの数を推測して一番近い数の人は景品がもらえます。

146.2006年10月16日:You Wouldn’tt Want To Be A Crusader!:絵本:3002語:☆☆☆☆☆:十字軍の戦士として聖地に赴くのはとても大変なこと。お金もかかるし命の保証もない。どの隊列に加わって遠征するかで運命が違ってしまったりもする。無事に聖地を奪回する隊にいても、帰路で死んだりする可能性も大。

147.2006年10月17日:Ballerina Dreams#5: Dancing with the Stars :児童書:7000語:☆☆☆☆☆:シリーズ5作目。Jasumineはレッスンの後先生に呼ばれて、ロイヤルの土曜クラスに出るためのオーディションを受けてみない?と言われます。パパは以前ほどバレエに反対しないけれど、でも、毎週土曜日ロンドンまでレッスンに出る・・というのを許可してくれるだろうか・・・。

148.2006年10月19日:You Wouldn’tt Want To Be In A Medeival Dungeon!:絵本:3043語:☆☆☆☆☆:中世の牢獄の様子がよく分かります。不衛生で大変に居心地が悪くとても恐ろしいところです。ロンドンはじめ、イギリス各地に昔の牢獄の様子を再現した博物館みたいのがありますが、この本を読んでから行くと、また違った感慨があるかも。

149.2006年9月?日(記入もれ):Magic of Ballet#1:雑誌:3000語:☆☆☆☆☆:イギリスの女の子向けバレエ雑誌。いろいろおまけもついてます。

150.2006年10月21日:Magic of Ballet#2:雑誌:3000語:☆☆☆☆☆:男の子にはこういう雑誌はないのかしらね。ちょっと可愛そうかも。

英語快読600万語 (10)―本が来た!&You Wouldn’t Want To Be…

注文していた本が次々と届きつつあります。長かった!(>読み物日照り)

これでサクサク読めるぞ!

バレエ物と並んで、You Wouldn’t Want To Be…のシリーズも何冊か注文してあったのですが、これはSSSの「英語で趣味を楽しむ」の掲示板で歴史好きの人たち(>世界史クラブ)が紹介していたシリーズ。

面白い!!!!

イギリスの歴史教育って、ORTの中でも垣間見られるけれど、その時代に生きてたらどんな風だったのかなぁ・・・っていうのを、生徒自身が想像力をフル回転させて「実感する」というのをとても大事にしているように思う。

ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Lotty Projectもそう。小学校5年生くらいの子が、かなり幅広く本を読み、「自分と同じくらいの年の女の子がヴィクトリア朝に生きていて家事使用人として住み込みで働かねばならなかったら・・・」というのを、かなり本格的に考える。

主体的に歴史を感じるっていうか・・・。

このYou Wouldn’t Want To Be….のシリーズも、歴史を単なる年号や事件の暗記ではなく、過去という「異文化」を生きるというのはどういうことだったのか?というのを、子どもにも分かりやすく教え、自ら考えさせる非常に良いシリーズです。

ここまでの総語数は、457303語。

108.2006年9月13 日:Look at Me!: I am a Ballerina:絵本:390語:☆☆☆☆:可愛い小さなバレシューズのオマケつきの本。クラスでやる色々な動作を小さなバレリーナたちが「これ、できる?」とやってみせている写真つき。中に一人えらく上手な黒人の子がいる。手先が思い切りきれいだし、軸がすっと伸びている。写真に写っている子たちは3-4歳といったところだが、この年齢でもスバ抜けたセンスの子ってやっぱりいるのね。

109.2006年9月13 日:Ballerina Bear :絵本:500語:☆☆☆☆:主人公はクマのバレリーナ。今日はリサイタルだっていうのに、どの衣装で出ようか・・・迷いだしたらとまらなくなってしまいます。言葉遊びもあります(bearly special dayなど)。でも、仲良しのお友達が来て助けてくれます。

110.2006年9月14 日:Belinda the Ballerina :絵本:420語:☆☆☆☆:Belindaは踊るのが大好き。ある日オーディションを受けに行きますが、踊る前から「君には問題がある」と落とされてしまいます。Bellindaは、この身体の欠陥を抱えてはバレリーナになるのは無理だ・・・と思い、別の道に進むことを考えます。うーん・・・。クラッシックのダンサーは、まずは身体の条件がよほど整ってなければプロにはなれないというのは事実。そこのところで成り立ってる物語ではあるんだけどさぁ。ネタばれになるので「身体の欠陥」って何かってのは書かないし、まぁ、フィクションなんだからいいけどさ、なんかちょっとストーリー展開に無理があるかもなぁ。

112 .2006年9月14 日:SR1(3冊):SR1:446語:☆☆☆☆:Clifford Makes a Friend, Space Dog Jack, Our Silly Gardenの3冊。Cliffordっていうのはどうやらとっても有名なシリーズらしい。最後のOur Silly Gardenもナンセンスで楽しめる。

113.2006年9月14 日:You Wouldn’t To Be A Victorian Servant!:児童書:2700語:☆☆☆☆☆:ヴィクトリア朝の家事使用人の生活がよく分かります。ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Lotty Projectの主人公はこの本も読んだのかな?

114 .2006年9月15 日:You Wouldn’t To Be Ill In Tuder Times!:児童書:2800語:☆☆☆☆☆:テューダー朝の医学の状態がよく分かります。現代の目から見れば「非科学的」なことも「医学」の名前で行われていました。熱が出るのは「血が多すぎる」から、と血を抜く・・・とかね。ただ、こういうのも、新しい「科学の光」を当ててみれば、意味のあることも多く含まれているのかも。麻酔もなかったので、戦争などで大怪我をした患者の手足を切断する時は殴って気絶させてたらしいです。

115.2006年9月15 日:Ballerina for a Day :絵本:300語:バレエの仕掛け絵本。かなり良く出来ています。バレエのコスチュームを絵本の中の登場人物に着せ替えたりも出来ます。「触れる絵本」の部分もあり、挿絵(>小さなバレリーナ達が写真で登場)の中のチュチュやバレエシューズには一部布が使われています。

116.2006年9月15 日:My Mama Had a Dancing Heart :絵本:37 0語:再読です。絵も言葉も母娘の間に流れる心の交流も美しい本です。でも、よく分からない言葉もかなりある(>私の場合)。音のリズムなんかも本当はもっともっと味わい深いんだろうな。今、すっごく忙しいんだけど、「休憩!」と、喫茶店に持って行って、お茶を飲みながらゆったりと読みました。そしたら、この母娘も何かとお茶を飲んでます。春に飲むお茶は私は知らない名前のお茶。夏は冷たいレモネード。秋はスパイス入りのお茶。冬はマシュマロを浮かべたココア。ダンサーは豊かな心が必要です。四季折々を楽しんだこと、四季折々にふさわしいお茶を楽しんだこと、母親の愛情を一身に受けたこと・・・それが主人公のダンスを支えているのでしょう。しかし、父親の影が全然ないなー。母子家庭なのかなー。

117.2006年9月16 日:Ballet of the Elephants :絵本:840語:☆☆☆☆☆:実話。バランシンはゾウにバレエを踊らせる。作曲はストラビンスキー。2人ともロシアからアメリカへの亡命組だ。曲ハ「サーカス・ポルカ」。絵もとてもステキな絵本です。

118.2006年9月16 日:Little Witch’s Big Night:SR3:800語:☆☆☆☆☆:「いい子」の魔女の主人公は、魔女界においては「悪い子」。お母さんに「なんでベッドメーキングなんてしたの?」など、しょっちゅう叱られてしまいます。

119.2006年9月16 日:Little Witch Goes to School:SR3:800語:☆☆☆☆☆:学校に行ってみんなと仲良くしたい主人公。でも、勉強したり友達と仲良くしたり、っていうのは、魔女的には「悪いこと」。