仕事があまりに忙しく多読が滞ってます。読みかけのままになってる本がいろんなカバンの中にそのまんま入ってて、「あれ?あの本はどこだっけ?」状態。
以前はこういう時は、GRなんかで、「読了本」がコンスタントに出るようにしてたんだけど、今は、ちょっとそれも面倒な感じなので、無理しないで、自然な流れに任せてます。
ひょっとすると前は「語数稼ごう」って、ちょっと「無理」してたのかな?
ここまでの総語数、623085語。
51.2007年10月15日:Pippi Longstocking:児童書:26000語:☆☆☆☆:子どもの頃、けっこう衝撃を受けた本です。「力持ちの女の子」っていうのが。フェミニズム児童文学の原点かも。しかもお金持ち。腕力(>軍事力?)と経済力・・・女性がこの両方をあわせ持つことはまずあり得ない。まぁ、アメリカでは国防長官は女性だし、日本でも一時的に防衛長官が女性だったりはしましたが。なんていうか、自分が住んでた「女の子」の世界が、もっと広い地平を持っていてもいいんだ・・と漠然と思ったように思います。
52.2007年10月18日:Nate theGreat and the Cranchy Crhistmas :児童書:2200語:再読。『ブックガイド』にチェック漏れでもう一度借りてしまいまいsた。でも、「推理小説は二度読む」のが「正しい読み方」(?)だと思うので、Nateについては、すべて、もう一度再読するのもいいかも・・・と思っています。
53.2007年10月23日:Sadako and the thousand paper cranes:児童書:11404語:
☆☆☆☆☆:原爆の子の像のモデルになったサダコさんの話。全然知らなかった。アメリカ人はこんな風に原爆の犠牲者の話を語りついでいてくれているんですね。今でも版を重ねている・・・。日本人自身が戦争や原爆の悲惨さを忘れがちだったり、いろいろな記念物にイタズラ書きしたりしてることを反省しないと・・と思った。
54.2007年10月25日:Poo!(2回):絵本:10000語:☆☆☆☆☆:絵本とあなどるなかれ。なかなかに「科学」であり、深い。が、続けて読んでると、ちょっと気持ち悪くなるかも・・・。”Poo”を学術的に言うと”faeces”なんだって。知らない単語満載で、けっこう手ごわかったです。掲示板で紹介されていて、面白そうだなぁって思って、リクエストした本です。
55.2007年11月15日:Revenge of the Middle-Aged Woman:PB:99000語:☆☆☆☆☆:The Second Wifeはこの本の続編として書かれた。こちらは、「捨てられる」最初の妻、Roseの立場から書かれている。The Second Wifeのストーリーが始まる前のいきさつがよく分かる(>The Second Wifeだけでも分かるようには出来ているけれど)し、The Second Wifeでこの後どうなるか「知って」読むとまた味わい深いものがある。私は続編の方から読んでしまったので、これを読んで、「そうだったのか」と納得したことも多かった。結婚って、いろいろ難しいですね。「子育て」の間は「つがって」いる方がラクなんだろうけれど、その後も長く夫婦として互いを尊敬し合い、認め合いながらやっていくというのは、どの夫婦にも出来ることではないのだろう。イギリス人はそんな時「正直」に別れてしまうけど、日本人は仮面夫婦を続けているカップルも多いのだろう。
562007年11月15日:Nate(2冊、2回):児童書:8862語:☆☆☆☆☆:Nate the Great and the Big Sniff, Nate the Great and the Owl Expressの2冊。
57.2007年11月27日:Mr. Putter & Tabby(3冊):絵本:2324語:Mr. Putter & Tabby Pour the Tea, Mr. Putter & Tabby Bake the Cake, Mr. Putter & Tabby Fly the Planeの3冊。評判通り、心温まる作品。絵もステキ。
58.2007年12月5日:The Smallest Girl Ever:児童書:13000語:☆☆☆☆:お父さんとお母さんが天才魔法使いなのに、ちっとも魔法の才能の片鱗を見せない女の子が主人公のお話。
59.2007年12月15日:The Giver:児童書:40000語:☆☆☆☆☆:1984(PB&GR)や Brave New World(GR)の「子ども版」という感じだが、オーウェルやハックスリーの描く世界を支える次世代の目から描いた点で、より一層、そうした世界「リアル」に感じられる。どんな管理社会もそれを支える「人」がいなくては成り立たないし、そうした管理に疑問を持たない「人」を育てないと成り立たない。子どもが徐々にそうした「人」に育てられて行く「仕組み」が、立体的に感じられた。
60.2007年12月25日:Rainbow Magic(3冊):児童書:10500語:☆☆☆☆:すぐメモっとかなかったので忘れちゃったんですが、ダンスフェアリーのシリーズの中の3冊です。
61.2008年1月1日:The Unwilling Umpire :児童書:9108語:☆☆☆☆:久しぶりのA to Z Mysteriesのシリーズ。安心出来るシリーズがあるっていうのはいいです。
62.2008年1月5日:The Vampire’s Vacation :児童書:9000語:☆☆☆☆:3人組の住む町にヴァンパイヤが出現?
63.2008年1月10日:The White Wolf:児童書:9000語:☆☆☆☆:3人組は知り合いの女性作家の招待で旅行に出かけます。作家の養女の脚の悪い女の子と一緒に望遠鏡で自然観察していると、白い狼一家の3匹の子ども達が盗まれる現場を目撃してしまいます。
64.2008年1月23日:Who was William Shakespeare :児童書:8000語:☆☆☆☆:シェークス・ピアの伝記です。仕事が超多忙で多読が停滞中ですが、ちょっとずつ移動の時に読みました(>徒歩通勤なので移動が少ないので時間かかっちゃった)。シェークス・ピアの作品もいずれ英語で読んで、舞台もいっぱい見てみたいなぁ。
65.2008年1月31日:Lizzie Zipmouth 児童書:7000語:☆☆☆☆☆:再読。初めて読んだジャクリーヌ・ウィルソンがこれでした。最初に読んだのがこれだったからはまれたのかも。
66.2008年2月13日:A to Z Mysteries: The X’-ed Out X-Ray:児童書:8713語:☆☆☆☆:A tp Zもこれを入れてあと3冊になっちゃいました。3人組はロックコンサートに行きます。でも、休憩時間に、女性歌手のペンギンの形をしたペンダント(ダイヤモンド付!)が盗まれてしまいます。
67.2008年2月15日:You wouldn’t want to sail on the Titanic:絵本:2668語:☆☆☆☆:タイタニックもイギリス人には語り継がれるテーマなんですね。
68.2008年2月18日:A to Z Mysteries: The Yellow YachtA to Z Mysteries: ☆☆☆☆:3人組はインド洋の島を訪ねます。この島は、小さな王国で3人組の友人Sammiの父親が王様です。友達や親戚家や友達の親戚の家に泊まりあう文化っていいですよね。日本では(>私の周辺では?)ちょっとそういう生活のゆとりがなくなっちゃってるかなぁ。子どもの頃はまだあったんだけどなぁ。