英語快読700万語 (10)―A to Z Mysteries再び

Nateをコンプリしてから・・・と思って、しばらく手を出していなかったA to Z Mysteriesのシリーズですが、久しぶりに手に取ってみたら、気軽に読めて楽しく、再びまた戻って来ています。

700万語の最大の発見は、私には、このあたりの年齢層向けの作品が、一番気楽に読めるということ。800万語は5~8歳向けのものを中心に読んで行こうかなぁと思っています。

ここまでの総語数、1005171語。

118.2007年7月30日:A to Z Mysteries: The Orange Outlaw :児童書:7100語:☆☆☆☆:久しぶりのA to Z Mysteriesです。仲良し3人組は、NYに住んでいるDickのおじさんのところに遊びに行きます。ところが、おじさんが友人から預かったモネの名画が消えてしまい、現場には、オレンジの皮が散乱し、オレンジの汁があちこちに・・・。

119.2007年8月3日:Nina Fairy Ballerina #7: Party Magic :児童書:65 00語:☆☆☆☆:久しぶりの妖精のバレリーナ、ニーナのシリーズです。100歳になるTremula先生が現役を退かれる・・というので、ニーナたちは、先生の100歳のお誕生日パーティを計画しますが、Tremula先生の代講として厳しい男性の先生が来て以来、ニーナとベラの間がぎくしゃくし出します。

120.2007年8月6日:LLL-InfoC(5冊): LLL-InfoC:7285語:☆☆☆☆☆:Competent Stageの歴史物5冊。

121.2007年8月9日:A to Z Mysteries: The Panda Puzzle:児童書:8471語:☆☆☆☆:仲良し3人組はパンダの赤ちゃん盗難(誘拐)事件に取り組みます。パンダは世界中の動物園で人気なのね。昔、ロンドン動物園に行った時にもパンダがいました。上野動物園ほどは人だかりしてなかったけど。

122.2007年8月12日:A to Z Mysteries: The Quicksand Question :児童書:9333語:☆☆☆☆:仲良し3人組の住む町では、毎年、ヒナを連れたカモが道路を渡る時に交通事故を引き起こしていた。で、対策をみんなで話し合ったのだけれど、女の子の提案で、カモが渡れる橋を作ることになった。餌を播いて誘導してやれば、カモは橋を渡るようになるらしい。実際そうやって交通事故を減らした例をその女の子は紹介して提案した。その案が採用され、橋を作るための募金が1年近く続けられ、いよいよ橋を作れそう・・という時に、そのお金が盗まれてしまった。町民達が集まってこんな風に町で起こった問題解決を考えたり、子どもの案が採択されたり、募金によってその費用が賄われたり・・・っていうのがアメリカっぽいですね。

123.2007年8月14日:LLL-InfoC(5冊): LLL-InfoC:7285語:☆☆☆☆☆:Competent Stageの科学物5冊。

124.2007年8月16日:Nina Fairy Ballerina #9: Glitter Club:児童書:4600語:☆☆☆☆:イギリスの女の子って「光モノ」が好きみたいですねー。

125.2007年8月18日:Nina Fairy Ballerina #10: Star Turn :児童書:4300語:☆☆☆☆:バレエ物のシリーズには「男の子」物を入れるのがお約束? ロイヤル妖精バレエ学校に男の子が入って来ます。彼はサッカーチーウの選手なんですが、トレーニングの一環としてバレエを実験的にやらせてみる・・・ということでやってきました。ところが、ベラはこの男の子が入ってきたのが気に入らなくて、なにかとつっかかります。

126.2007年8月20日:A to Z Mysteries: The Runaway Racehorse:児童書:8277語:☆☆☆☆:仲良し3人組は、馬主となったおじさんの馬が走るレースを見に行きます。ところが厩に行ってみると馬が消えてます! 馬はじきに帰ってくるんですが、どうも様子が変・・・。

127.2007年8月21日:LLL-InfoC(5冊): LLL-InfoC:7285語:☆☆☆☆☆:Competent Stageの地理物5冊。

128.2007年8月23日:A to Z Mysteries: The School Skeleton:児童書:8343語:☆☆☆☆:仲良し3人組の通う学校の保健室から、標本ガイコツが消えた! 校長先生はガイコツを見つけてくれたクラスにご褒美をくれると言います。

英語快読700万語 (9)―Jeremy Strong

なかなかに派手な装丁のJeremy Strongの一連の作品は、イギリスでもとても人気があるみたい。ふと手に取ってみて購入し、読み始めたら、これがなかなか面白い。

多読の楽しみって「はまれる作家」や「はまれるシリーズ」との出会いっていうのはありますね。

ここまでの総語数、931078語。

110.2007年7月7日:Laugh Your Socks Off With Jeremy Strong: My Granny’s Great Escape:児童書:10000語:☆☆☆☆☆:書店で見つけた。面白そうなシリーズ。今後読んでみたい。主人公の家にはおばあちゃん(>未亡人j)が同居している。仲の悪い隣の家におじいちゃん(>やもめ)が越してきた。2人は恋に落ちてしまう。でも、双方の息子たちはこの恋に大反対。60歳過ぎてもこんな風に真っ直ぐ恋が出来たらすてきね。

111.2007年7月15日:The Salary Man’s Wife :PB:115000語:☆☆☆☆☆:英会話学校の先生に薦めてもらった本。舞台が日本だと地名・人名が読みやすい。日本語もイタリク体で出てくるしね。主人公は東京で英語教師をやってる母語を英語とする、アメリカ人。でも、半分日本人の血が混ざっています。日本語もちょくちょくイタリク体で出てきます。でもさ、konketsujin(>混血人?)って日本語で言わないと思うなぁ・・・。

112.2007年7月18日:Nate the Great and the Lost List :児童書:1585語:☆☆☆☆:再読。間違えて2度注文出しちゃった。

113.2007年7月20日:Nate the Great Goes Down the Dumps :児童書:2228語:☆☆☆☆:探偵もラクじゃありませんね。

114.2007年7月22日:Franny K. Stein Mad Scientist: Lunch Walks among Us :児童書:3779語:☆☆☆:評判高いけど、私はいまひとつ。

115.2007年7月24日:Nate(2冊): 児童書:4322語:☆☆☆☆:Nate the Great and the Pillowcase, Nate the Great and the Tardy Tortoiseの2冊。前者では、Nateは夜中にRosamandの電話で起こされ、彼女の家まで行き、明け方までかかって事件を解決するハメに・・・。子どもが夜中で歩いても大丈夫なのかな? Nateが住んでる町は安全なのかな? 後者では、庭に迷い込んで、花壇の花を食べている亀の持ち主を探し出します。いやー、私、tultleと tortoiseの違いって分かってなかったわ。なんていうか、どっちが出てきても、あんまり気にせずに「亀」って思ってた。英語の方がいろいろなことの分類が細かいのかなぁ・・と思えば、亀の「甲羅」はshellだったりするし(>これも初めて知りました)、外国語を学ぶのって難しいですねぇ。

116.2007年7月26日:Nateのおまけ(2冊分): 児童書:3000語:☆☆☆☆:”Extra Fan Activities”っていうのがついている本とついていない本がある。直近に読んだ3冊にはついていた。「ゴミと環境問題」やら「夜働く人々」やら「ウミガメとリクガメ」やらの知識の他、お菓子のレシピやら工作の作り方が載っている。

117.2007年7月28日:Rabbit-Proof Fence : OBW3:10000語:☆☆☆☆:以前読んだ時は途中で「立ち消え」になってしまっていた。今回読んだらけっこうすーっと入っていけた。オーストラリアでは、かつて、白人の血が混ざった子には「白人文化」を植えつけるため親から引き離して育てる・・・ということが行われていた。とても傲慢なことでもあるが、当時の白人優位の社会の中では、そうでもしなければ、社会の階段を上がっていけない混血児に「チャンス」を与えるというような意味合いもあったのかもしれない。本当はエスニシティに関係なく、すべての人に平等なチャンスがある方がいいに決まっているけれど。で、そうした政策のもと、親から引き離された3姉妹が、故郷まで逃避行する。実話とのこと。逞しい。

英語快読700万語 (8)―LLLInfo-Trail&英語でインタビュー

前から興味はあったけど、自分で買うのは高くてちょっと・・・と思ってたシリーズが、何と職場の資料室に入ることになった。超ラッキー!!!

さっそく、時間を見つけてはちょこちょこ読んでいる。

面白いです。

子どもに色々考えさせる仕掛けがあって、知識を与えるだけの読み物ではないです。たとえば、ローマ時代のイギリスを描いたものでは、ローマの支配を歓迎する人物としない人物が、ローマ支配の功罪をそれぞれに主張しながら話が進んで行きます。

イギリス各地には、今もローマ支配の足跡がそこここに残っています。たとえば、「○○ゲート」と名のついた道はローマ人が作った道なんだそうです。そして、そういう道は幅が広くて真っ直ぐ長く続いていて、各地の都市作りに大切な役割を果たしています。

日本人にとっては「ローマ史」は、あまり自分の身近に感じることが出来ませんが、ヨーロッパ人にとっては、とても近い存在だし、自分達の日常に、今も影響か感じられるんだと思います。

・・・というか、そういう風に「身近」にいろいろな学問を教えることが出来るか?っていうのが、本来は教育というものに問われているのかもしれません。

ローマ支配の功罪を、具体例をあげながら、当時そこに住んでいた人の身になって考えることは、イラク侵攻の是非とか、そういうことを考えることにも繋がるのかもしれません。

7月頭に学位取得のため、英語でインタビューを受けました。耳を慣らすために少しだけでも英会話のレッスンを取りたかったんですが、内容的準備に忙しくて時間がなく、とても不安でしたが、多読&多聴はコツコツ続けていたせいか、なんとか対処することが出来ました。

でも、”minor corrections”するよう言われたんですが、その内容を、ちょっと誤解してたみたいで(将来の研究では注意するように・・・と言う部分までやろうとしてしまった)、直しの締め切り直前まで、かなり焦って(不要なとこまで)直しをしてました。

まだまだ「使える」英語になってないのねぇ。途遠し!

ここまでの総語数は781164語。

88.2007年5月26日:LLL-Info:B(8冊): LLL-Info:B:1131語:☆☆☆☆☆:Beginner Stageの歴史物8冊。

89.2007年5月27日:LLL-Info:B(8冊): LLL-Info:B:1080-語:☆☆☆☆☆:Beginner Stageの科学物8冊。

90.2007年5月29日:LLL-Info:B(8冊): LLL-Info:B:1154-語:☆☆☆☆☆:Beginner Stageの地理物8冊。

91.2007年5月30日:SCB:B(2冊): SCB:B(2冊):7285-語:☆☆☆☆☆:Night Lights,The Sky’s the Limitの2冊。前者は宇宙にまつわる話。地球の環境問題も深刻だけど、宇宙科学やってる人たちは宇宙にゴミを捨てている。これも深刻かも。後者は事故で両脚を失ったけれどいろいろなことにチャレンジしている人の話。ニュージーランド版「五体不満足」っていう感じ?

92.2007年5月31日:There’s No Place Like Home : SCB:A:1262-語:☆☆☆☆☆:もし、地球に住めなくなったら??? 太陽系に人間が住める星はあるんだろうか?t

93.2007年6月1日:The Desert Run : SCB:A:1232-語:☆☆☆☆☆:砂漠で行われるレースの話。

94.2007年6月3日:When Summer Comes : CER4:20829-語:☆☆☆☆☆:再読。

95.2007年6月6日:Who Was Charles Darwin :児童書:8000-語:☆☆☆☆☆:ダーウィンの伝記。宗教が現在では考えられないくらい権威と影響力を持っていた19世紀に科学者であることは、まさに「闘い」であったのだと思います。そういうダーウィンが、子どもの頃は、学校の寮から抜け出しては家に逃げ帰っていた・・というのも、なんだかほほえましい。科学者と言えども人間なんですよねぇ。

96.2007年6月9日:Skyrider Chapter Book A(3冊):SCB:A:4417-語:☆☆☆☆:すぐメモっておかなかったので、何を読んだのか忘れてしまいました。

97.2007年6月11日:LLL-Info:E(8冊): LLL-InfoE :2457:☆☆☆☆☆:Emergent Stageの歴史物8冊。

98.2007年6月15日:LLL-Info:E(8冊): LLL-InfoE :2457:☆☆☆☆☆:Emergent
Stageの科学物8冊。

99.2007年6月18日:Staying Together :CER4:18853語:☆☆☆☆☆:再読。

100.2007年6月19日:Nate the Great and the Musical Note(2回) 児童書:4644語:☆☆☆☆:ちょっと分かり難くて2度読んだ。ひとつには、私は音名はドイツ式でやってきたので、ハ長調のシはH(ハー)なのだ。アメリカ式ではシがB(ビー)なんだって。ドイツ式だとB(ベー)はシの♭なんですよね。それで、すっごく混乱しちゃった。

101.2007年6月21日:Dr. Jekyll and Mr. Hyde:MMR3:12000語:☆☆☆☆☆:NBTの原作。

102.2007年6月22日:Blog Love :SER1:1500語:☆☆☆☆:イギリス留学中の日本人女性が主人公。ブログに留学中の孤独を書き込みます。せっかく留学してるんだから、もっと積極的に友達作ればいいのになぁと思っちゃうけどね。

103.2007年6月24日:Pink Panther :SER2:2000語:☆☆☆☆:映画のノベライズ。クルーゾー警部がいい味出してます。

104.2007年6月24日:The Lady in White:CER4:21514語:☆☆☆☆:再読。最初の方は覚えてるんだけど、途中かなり忘れていて「新しい話」として読めた。(>って記憶力ないだけ?)

105.2007年6月24日:Spider-Man:SER2:1500語:☆☆☆☆:映画のノベライズ。映画の中のシーンの写真がいっぱい。いかにもハリウッドのエンタテインメント系の映画っていう印象だけど、けっこう物哀しい部分もあったりするのよね。

106.2007年6月27日:Independent:新聞:3000語:☆☆☆☆:①ロンドンで爆弾テロ?

107.2007年6月28日:Independent:新聞:3000語:☆☆☆☆:①ロンドンのテロは詳しいことは分かってないらしいが、爆弾をしかけた車が置いてあったのは、ロンドンに行くといつも通る場所。こわい。②オックスフォード大学の英文科でカリキュラムにおけるシェークスピアの比重を減らすことが話し合われているらしく、議論をよんでるみたい。決定は秋。

108.2007年7月2日:Mr.Man(4冊):絵本:1585語:☆☆☆☆:Mr. Messy, Mr Topsy-Turvy, Mr Uppity, Mr Smallの4冊。世の中には色々な性格の人がいるよね。そういう人と折り合っていかないといけない。「生き難い」性格と「生き易い」性格っていうのもある。この本って、子どもにそういうことを教える本なのかも・・・。でも、実は大人にも「為になる」かも。全部で50冊にも及ぶこのシリーズ、ほとんどのManに、「あぁ、いるいる、こういう人って」って思い当たるフシがあったりする。「こういう人」の中の、他人と摩擦を起こしやすい性格のManには、このシリーズの中みたいに、周りの人が上手に性格の軌道修正してあげられるといいんだろうけどね。

109.2007年7月4日:Mr.Man(4冊):絵本:2228語:☆☆☆☆:Mr Bump, Mr Snow, Mr Silly, Mr Daydreamの4冊。そうだよね、世の中にはいろんな人がいるよね。いいぢゃん、それで。カリカリするのはよそう。