英語快聴(聞?)100時間 (5)―『多聴多読マガジン』&英語字幕(100時間まで)

『多聴多読マガジン』第1巻、あっという間に売り切れで入手出来ずにいたんですが、増刷になったのか書店で発見。ようやく買うことが出来ました。

多読の方はGRやLRならレベルが明示されてるし、絵本や児童書なら対象年齢がだいたい推測できるし、SSSの書評で検索できるものならYL(読みやすさレベル)でどれくらいの難易度か「当たり」をつけることが出来るんだけれど、聴く方は案外「目安」ってのが難しい。

『多聴多読マガジン』についてきたCDは、レベル分けしてあるのがうれしい。

集中して聴けばだいたい筋は分かると思うけど、これだけの長さの物を集中して聞くエネルギーと時間がない。なので、メールチェックや片付けやネットサーフしながら「バックグラウンド・ミュージック」のように流している。

多読にもそういうことがない訳じゃないけど、多聴でも「子ども向け」だから易しいってことはない。BBCのBig Toe やSmall ToeがSSSの掲示板で紹介してあったのでちょっとだけ聞いてみたけど、私にはBBCニュースの方が聴きやすいかもしれない。

ある程度、聴き込んだら、シャドウィングもやっている。シャドウィングは、SSSの「音のことなんでも」の掲示板で、「シャドウィング50時間=リスニング500時間」の効果、とあったので、「200時間」では是非もっと増やして行きたいと思っている。

最近始めたのは、DVDを日本語字幕で見た後で英語字幕で見ること。1回目から英語字幕で見るとけっこう疲れる。かなり必死に読まないと、私の読書速度ではついていくのが大変なのだ。

英語字幕は日本語字幕と違って必ずしも「読む」ことを前提としていない。

たとえば、スペイン語の映画を英語字幕で見る・・・という場合は、「読む」ことを前提としているので、全訳してないから私の速度でも、もうちょっとラクについていけるのだ。

なので、一度日本語で筋を頭に入れておいてからだとラク・・・というのを発見した。

「子ども向け映画」については、Qと一緒に「親子で多聴」をやっている。まずは日本語字幕で見て、次に英語字幕で見る。Qはけっこうはまっていて、『眠りの森の美女』はネットで台本を探して来て、そっちを「多読」している。

この方式によって、けっこう難しい単語も覚えてしまった。「ハハ、pompousっていばりんぼってことだよね」なんて言っている。おぉ!すごいぞ!

・・・という訳で、案外サクっと100時間達成してしまいました!!!

☆ 70~100時間までの主要教材
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC Women’s Hour
○『多聴多読マガジン』第1巻
○映画(日本語字幕):『ブリジット・ジョーンズの日記』『フル・モンティ』『ミス・マープル#2&#3』
○映画(英語字幕):『ブリジット・ジョーンズの日記』『ミス・マープル#3』
○子ども向け映画(日本語字幕):『眠りの森の美女』
○子ども向け映画(英語字幕):『眠りの森の美女』

英語快聴(聞?)100時間 (4)―教材選びが難しい&ウィメンズ・アワー(70時間まで)

私に必要なのは「易しい物を沢山聴(聞?)くこと」と思い、じゃあ、子ども向けのビデオでも見てみるかなーと思ったのだが、これが案外難しい。うーむ。

もしかすると、BBCニュースなんかの方が聴き取りやすいかも・・・。

「易しくて面白い」という教材を探すのは、多読より難しいかも・・・。

日本語字幕がついたものを見て(聞いて)、はたして多聴になるんだろうか???と思いつつも、息子と夕食の時にわいわいチャチャを入れながら見るので、一応日本語字幕もないと・・という我が家の事情もあるし、日本語を見ているからフレーズが「あぁ、こう言ってるのね」と聞ける場合もあり、まぁ、この際難しいことは言わず、私の場合、「これもあり」で行こうと思います。

英語字幕だと英語の字幕を「読む」にも神経使っちゃうので、日本語字幕より聞けない時もあるんだよね。

最近気に入っているのはBBC4の「ウィメンズ・アワー」です。これはSSSの掲示板で教えていただきました。(>さやかさん ありがとう!!!)

1時間番組なんですけど、これを流しながらジャンクメール削除したり、ネットサーフしたり、ブログ書いたり、(ゲームしたり)、コンピュータ上で「ながら」でも出来ることをやっています。持ち帰りの仕事するつもりでコンピュータ立ち上げても、実は「仕事してない」時間が非常に長い!!!ということに気づきました。

でも、そんな時間も多聴(聞)しながらなら「有効な時間」に変えて行ける。(>本当はテキパキ仕事してさっさと寝るなり、ゆったりした気持ちで映像を楽しんだりした方がいいんだけどさ)

これ、なかなか面白い。仕事上のトークでネタとして使える情報も得られるし・・・。

全部は聞けてないけど、同じ物を2度聞くこともあり、そういう時はなるべくシャドウィングするようにしてます。

私の「聴(聞)き方」って、ひょっとすると「翻訳聴(聞)き」なのかもなぁ。ウィメンズ・アワーなどですと、聞いた後「情報」の内容は記憶に残ってるけど、「英語」が残ってないのね。

「聞く→ものすごい速度で概念化→その概念を日本語に置き換える。あるいは概念化するときにすでに翻訳している→日本語で記憶を取り出す」というメカニズムになってるみたいな気がします。

でもって「概念化する」作業をしている間に「英語」というものが消えて行ってしまってるみたいな気がする。

まぁ、私の思考言語は日本語なのでこれで良いのかもしれないけれど、もうちょっと英語を英語そのものとして聞ける方が得られる情報の量や質が良くなるんじゃないかなぁって思うんですよね。

シャドウィングは「英語を英語そのものとして聞く」大きな助けになるような気がします。

☆ 55~70時間までの主要教材
○BBC(ワールド)ニュース
○BBC Women’s Hour
○子供向け映画:『白雪姫』『カントリー・ベアーズ』(日本語字幕、少しだけ英語字幕)
○Sara Says No!(他)(MMR1)

英語快聴(聞?)100時間 (3)―耳だけで理解できるのはMMR2まで(55時間まで)

私の多聴(聞?)はMMR2+のNorthanger Abbeyでスタートした。イギリス出張の荷造りしながら聞いたというのもあるかとは思うが、その後、MMR1、MMR2を聞いてみると、これは多少何かをやりながらでも筋が追える。

「耳だけ」でストーリーが理解出来るのは、私の場合MMR2までみたい。うーん、一応2年間イギリスに住んでたこともあるのに、この程度なのね。(>ぐすん)

マクミラン社のカテゴライズでは、MMR1はstarter でMMR2は(MMR2+も含め)beginnerだ。MMR3でelementaryで、MMR4でもようやくpre-intermediateだ。私のリスニング能力ってビギナーだったのね。(>ぐすん)

MMR2+は「古典物」なので、筋が追いにくいというのも多少はあるのかもしれない。ずいぶん前にMMR3のThe Princess Diariesを聞いた時は、もっちょっと話が追えたように思う。

でも、まぁ、いずれにせよ、私のリスニング能力はそんなには高くないっていうことです。仕事で英語を使うこともあるけど、実は「ごまかしながら」やっており、ちゃんと聞けてません。(>告白)

もうちょっとちゃんと聞けるようになりたいっていうのは以前からあるので、多聴(聞?)で「楽しみながら」実力アップがはかれれば、こんな良いことはない。

なかなかシャドウィングの時間が取れないけれど、「ながら」でもなるべくシャドウィングを入れていこうと思います。SSSの酒井先生がシャドウィング50時間分の効果を得るためには、リスニングでは250時間かかる・・・とおっしゃってるんですが、シャドウィングの方がただのリスニングより「強力!」というのは、私自身、感じています。何故だか分からないけれど、シャドウィングする方が「音」が「音として」耳に入ってくるみたい。

少しシャドウィングの割合を増やしていけたらなあ・・・と思っています。

☆ 35~55時間までの主要教材
○ BBC(ワールド)ニュース
○Anna and the Fighter(MMR2)
○ Shooting Star他(MMR1)
○ Northanger Abbey(MMR2+)
○ 映画(日本語字幕):『やさしくキスをして』『ブリジット・ジョーンズの日記』