英語快聴(聞?)100時間 (2)―(苦手な)家事=多聴(聞?)の時間&割安感(35時間まで)

私ははっきり言って、料理以外の家事はあんまり好きじゃないし、苦手です。(>料理は好きです。要するに食い意地が張っているだけ?)

特に苦手なのは整理整頓。仕事関係の書類や本がどんどん増えるので、私の部屋は収拾がつかない状態で、「この探し物の時間がなければ、なんぼかマシな仕事人になってただろう」と思うこともしばしば。

しかし、多聴を始めてから、「おぉ、お片付けの時間は多聴(聞)の時間と考えれば良いのだ!」と気づき、「片付け」がそんなに苦痛じゃなくなりました。

すごいぞ! 多聴(聞)! (>多聴(聞)で生活改善・生活向上委員会!)

あと、実は、私が多聴を始めるのをためらっていたのは、「コスト」問題でした。だってCDって高いし・・・。

でも、私の場合、CDは同じ物を家事したりしながら何度も聞くので、ひょっとすると多読よりお得かも。

「同じ物を何度も聴く」というのでリスニング能力アップに効果があがるのかどうかは不明。どうなんだろ? 同じ物ばっかでも能力改善されるんだろうか?

本の場合は通読するとなんとなくそれで満足しちゃうんだけど、音の場合は「未消化」感が残るっていうか・・・。それで結局何度も聴いてしまう所がある。

☆ 25~35時間までの主要教材
○キッズ英語絵本(1-10巻)
○BBCワールドラジオニュース
○映画(日本語字幕):『エリザベス』『ピンクパンサーの息子』
○ドラマ(英語字幕):『ミス・マープル』#1(復習の女神)

英語快聴(聞?)100時間 (1)―志は低く(20時間まで)

SSSの「3年超・1000万語超」の掲示板のしおさんの報告を読んで、しおさんのやってらっしゃるような「ながら多聴」なら私にも出来るかも・・・と、思い、SSSの「音のことなんでも」の掲示板ののぞかせていただいたら、さやかさんが書き込まれていらして、「ふーむ。音も面白いかも」とさらに興味を持ちました。

「音のことなんでも」の過去ログのタイトルをざっとチェックし、気になったものをちょこちょこ拾い読みさせていただきました。多読に比べるとみなさん、さまざまな方法や、「区切り」のつけ方(>語数で計る方、時間で計る方)でやってらっしゃるようなので、私も自分の生活実態に合った方法でやってみようかなぁと思いました。

たまたまイギリス出張があったので、まずは、荷造りし「ながら」GRのCDをリスニングしてみました。MMR2なんですが、途中、他の部屋に何かを取りに立ったり、というのもあり、切れ切れに聞いているというのあるんだけど、「ながら」だと話が追えない!!!

でも、私の場合「聴く」という時間を個別に取るのは難しいし、たとえ集中して聴かなくても「ながら」で聞いて音に慣れるのもゼロよりマシだろうし、こういうやり方も入れてやっていいなら、私でも何とか出来るかも・・と思いました。

イギリスに行ってからは、毎朝ストレッチし「ながら」BBCニュースを30分間シャドゥウイングする、というのをやってみました。

シャドゥイングしてみてすぐに気づいた事は、①シャドィングしようとすると音がよりよく聞こえる、②私のこれまでのリスニングの問題点はリーディング同様、「易しい物を沢山聞いていない」ということにあった、ということです。

私はリスニングについても割合「正統派」な勉強をしてきました。問題集やりながらテープ聞くとかね。だから、「問題で問われている」情報だけキャッチしようというような聞き方をします。

まぁ、それはそれで大事なんだろうけど。

たとえば、駅でホーム変更のアナウンスがあった時、”platform alteration”, “Brighton”, “Platform 5”という言葉だけキャッチ出来れば、途中の「ごにょごにょ」は聞けなくても、ぶっちゃけ行き先である「ブライトン」「5番線」だけ聞けてれば用は足りるし、不安だったら駅員さんに確かめることが出来る。

だけど、「ごにょごにょ」はなかなか聞けるようにならない。

これって、リーディングの場合の、PBを読んだ時のもどかしさ、疲労感に似てるかも・・・と思いました。

「正統派」な勉強だったので、リーディング同様、「1課が終われば2課に進む」という感じで、「1課」が出来るようになった時に「1課の能力で聴いて楽しめるものを沢山聴くということはない」ままに、「2課に行く」訳です。

だからリーディングと同じくリスニングでも「足腰が弱い」という事態に陥っていたかも。

「ごにょごにょ」はむしろ「聴かないようにしてた」「聞き流してきた」という面もあります。

バレエで言うと、「大きなパ」は分かるけど(>ちゃんとは出来ないけど)、「つなぎのパ」がごちゃーっとしてて、どんな風にやってんのか、なんかよく分からない・・・っていう感じかな?

これって「大人のバレエ」特有の現象だと思いますが、英語も「中学生から」だったり、あるいは、たとえ子どもからやったとしても従来型の勉強方法でやってただけだと、バレエの「大人から」組同様、「自然な動き」(>英語の場合は自然な聴き取り・発音・表現)が出来ないっていうのがあると思う。

なので、私も、恥ずかしながら(>一応留学もしてるのに)、本来は「初級」のはずの文章でも、聴けてないことが多いです。

「××にはいつまでいるの?」と「もう××に来てどれくらいになるの?」はよく間違えます。それは、whenや地名は大きなパだけど、それ以外が「つなぎのパ」的っていうか。(>でも地名も知ってるところならOKだけど、知らないとこだと音をそのまま聞き取れない)

ところが、シャドウィングしてみると、この「ごにょごにょ」が前より良く聞こえるようになったんです。

ちょっとビックリ!

・・・という訳で、「多聴(聞?)私流」を始めてみることにしました。だいたい以下のような感じでやってくつもりです。

①語数ではなく時間で数える。
②区切りは100時間ごとにする。
(>集中して聴いてない時間も入れてなので「甘いか?」とも思ったのだけど、『40歳から頭が良くなる』という本に、年取ったら志を低く持って、挫折感ではなく達成感を味わいながら進んだ方が頭が発達する・・とあったので、志は低く持つことにしたのです)
③積極的に「ながら聞き」をする。
(「聴く」ための時間はなかなか取れない。でも「ながら聞き」を始めてみたら案外いろいろなところにスキマ時間がころがってました。料理をしながら、ストレッチをしながら、仕事の合間についついやってしまうゲームをしながら・・・)
④映画やTVドラマも(>日本語字幕も含め)カウントする。
(映画やTVドラマは映像だけで言葉がない時間もかなりあるけれど、でも、映像をカウントされてる方もかなりいらっしゃるし、映画だっていっぱい見ればそれだけリスニング能力は向上するはず。時間数をカウントすることで、そうでなければ1本しか見なかったものを2本見たり、1回見て終わりだったものを2回見たり・・・という効果も狙えそうだし、英語に神経を向けながら鑑賞できそう。「志低く」日本語字幕のものもカウントしちゃうことにしました)

ということで、新しいスタートです!

☆ 20時間までの主要教材
○Northanger Abbey(MM2)
○ BBC(TV)ニュース(@イギリス)
○ TVドラマやドキュメンタリー(字幕なし@イギリス)
○ 『ピンクパンサー』などの映画(字幕なし@往復の飛行機)