英語快読600万語 (12)―多聴(聞?)という新しい世界

出張から帰って「秋の繁忙期」です。バレエ関係のシリーズ物が手元にあるので、ありがたいです。絵本やLRの「立ち読み」も忙しいからこそ「重宝」という面があります。短時間で1冊読みあがるのは、忙しい時期にこそ貴重かもしれません。

出張前日に多聴(聞?)を始めましたが、これに伴って読む方にも新しいメニューが加わりました。耳で何度か聞いた教材を「聞きながら読む」(LR)という読み方です。場合によっては同時に聞くことが出来ません。たとえば、MMR1のCDには1枚に3冊分くらいの話が録音されているので、3冊みんな買ってしまうと、同じCDが3枚になっちゃってもったいないからです。なので、この場合はあと2冊は「立ち読み」します。でも、それでも、「耳も聞き目でも読む」という、新しい「読み方」になっています。「目だけで読む」のとは、なにかが「一味違う」感じがします。

また、最近再読も時々するようになりました。時間が限られているので、ある程度「面白い」と分かっている物だと安心して(?)読めるというのもあるし、CD付の教材を買うようになって、CDは何度も聞くので、一見高く見えるけど、実際には「割安」感があるなぁ・・・と思ったのもキッカケ。

「うーん、テキストの方ももっと再利用しようかなぁ・・」と。でもって、実際読んでみると、内容はかなり忘れているので(>記憶力のない女)、ちゃーんと1回目同様に楽しめるし・・・。しかも、「1回目の自分」と比較しながら読んだり、やっぱり1回目よりはよく理解出来るので、1回目には味わい切れなかった部分を味わえたりする(>いや、1回目に何を味わったのか忘れているのか・)ので、再読には再読の楽しみがあると思いました。

ここまでの総語数、810537語。

151.2006年10月22日:Pride and the Prejudice:AS3:6336語:☆☆☆☆☆:なかなか面白く読めた。途中に「問題」のようなのがあるのだが、わが国の「国語」の問題よりずっと「文学的」に小説を読むための「手順」のようなものが分かるような気がする。

152.2006年10月22日:You Wouldn’t Want To Be A Medeival Knight :絵本:2800語:☆☆☆☆☆:騎士って「生まれ」のみでなる訳じゃないのね。活躍して「お前を騎士にする」というのがあるってのは知ってたけど、騎士のもとにで「徒弟」みたいに訓練する道もあるらしい。もちろん、ある程度の生まれとかコネってのが必要らしいけど。でも、あの重たい鎧を着て闘うのは大変そうですね。

153.2006年10月24日:Shooting Stars:MMR0:600語:☆☆☆☆:LRで読んだ。多聴との一石二鳥。休暇でギリシャの島に友達と出かけた主人公。隣のホテルのベランダで映画俳優と女優のカップルがケンカしているのが見えてしまった。何と女優は銃を持ち出して・・・。

154.2006年10月25日:Invisible Inc.#1 Schoolyard Mystery :SR4:3500語:☆☆☆☆:家族旅行の時、洞窟でみずたまりに落っこちたら透明人間になってしまった主人公。包帯ぐるぐる巻きの「透明人間」の衣装(?)で登校。2人の友達と探偵社(?)Invisible Inc.を設立しました。おりしもビニール製大型地球儀が紛失。3人はこれを最初の事件として扱います。

155 .2006年10月26日:You Wouldn’t To Be A Mammoth Hunter :絵本:2000語:☆☆☆☆☆:原始時代の暮らしも楽じゃない。マンモスを捕らえるのはとっても大変。場合によっては人間の臭いを消すため、マンモスの糞をからだに塗ってマンモスに近づくことも・・・。

156 .2006年10月27日:Anna and the Fighter :MMR2:2000語:☆☆☆☆:アンナははじめて一人でおばさんのところに遊びに行きます。でも、列車の中で眠ってしまって目的地を通り過ぎてしまいます。同じコンパートメントにいかにも人相の悪い男がいて「僕が助けてあげる」と言うんですけれど・・・。

157 .2006年10月28日:Ballerina Dreams#6: Dancing Forever:児童書:7000語:☆☆☆☆☆:ローズのバレエのクラスに男の子が登場します。ローズはその子と仲良くなるけれど、レッスン中に彼に気を取られて集中力散漫になってしまうこともあり、せっかく先生からグレード試験を受けていいと言われたのにそれが危うくなりそう。

158 .2006年10月29日:Little Witch’s Bad Dream :SR3:1074語:☆☆☆☆☆:いとこが遊びに来ることになりました。主人公は歓迎しようとしますが、お母さんは、「また、そんな良いことをして!」と機嫌が悪いです。

159 .2006年10月30日:Lili at Ballet :絵本:502語:☆☆☆☆☆:絵がきれい。バレエを習う子どもにとって良い入門書になりそう。

160 .2006年10月31日:Full Monty :PGR4:18000語:☆☆☆☆☆:工業都市シェフィールドの鉄鋼工場が次々閉鎖になって、失業に苦しむ人が増大。主人公は離婚した妻に子どもの養育費が払えず、面接権を失いそうになっている。主人公が考えた起死回生の手とは・・・。不況下のイギリスの父子の愛情が物悲しい。

161 .2006年11月3日:You Wouldn’t To Be An Egyptian Mummy!:絵本:2738語:☆☆☆☆☆:ミイラを作るのはなかなか大変です。脳みそは鼻の穴から出します。肝臓や胃や腸はそれぞれ別の入れ物にいれるんですが、どうやら腸にも包帯まくらしいです。ひゃー、大変!

162 .2006年11月5日:Mr Magnolis :絵本:150語:☆☆☆☆:片方しか靴のないマグノリス氏のお話。

163 .2006年11月5日:The Three Bears :絵本:150語:☆☆☆☆:有名な「三匹のクマ」の絵本です。

164 .2006年11月6日:Alphabet City Ballet :児童書:33299語:☆☆☆☆☆:プエルトリカンの主人公の通う学校にバレエ学校からオーディションのためにスタッフがやってきます。選ばれたのは主人公とシェルターに住む女の子。でも、父子家庭の主人公はバレエ学校まで送り迎えしてくれる人がいない。シェルターに住む女の子はレオタードやシューズなど必要なものをそろえるお金がない。アメリカやイギリスでは、お金がない家庭の子どもでも才能があればバレエの教育を受けることが出来る制度が日本よりはずーっと整っています。でも、そういう「慈善」って、無神経な場合もありますね。「ただでこんな良い学校に通わせてあげる」って言っても、それ以外の出費や人手を工面できない場合もあるってことに「目がいってない」と「与えられた」人はとっても傷つくこともあります。それでも、最初から機会の与えられない日本よりずっといいと思うけれど。いろいろなことを考えさせられた作品でした。

165 .2006年11月6日:キッズ英語絵本(1-10巻):絵本:1500語:☆☆☆☆:Tiny Boppers, A Beautiful Butterfly, Pal the Parrot, A Teddy Bear, Our Sweet Home, Me Myself, My Pet, Who Stole the Cookies? What Can You Do?, What’s This?の10冊。CDを購入してまず音で聞き、立ち読みで確認。

166 .2006年11月10日:You Wouldn’t To Be Greek Athlete!:絵本:2500語:☆☆☆☆☆:ギリシヤ時代のオリンピック選手はオールヌードで競技したんだって。転んだら痛そう。

167 .2006年11月10日:Louisa the Ballerina :絵本:26000語:☆☆☆☆☆:Louisa’s Secret, A Rival for Louisa,Louisa in the Wingsの3つの話が1冊に収録されています。主人公は男兄弟の中で育ってます。隣に男の子が越してくるんですが、この子が主人公のバレエ教室に。主人公の兄たちは、男の子がバレエをすることをからかいます。

168 .2006年11月12日:Baker, Baker, Cookie Maker:SIR1:300語:☆☆☆:セサミストリートのキャラクターが登場します。

169 .2006年11月13日:Gasper(2冊):絵本:675語:☆☆☆☆☆:Lisa in New York, Gasper and Lisa’s Rainy Dayの2冊。絵が可愛いです。

170 .2006年11月13日:Young Cam Jason and the New Girl:PER2:1000語:☆☆☆☆:Camのクラスに来た転校生はちょっとおしゃべり。まだ学校の様子が分かってません。体育の時間に集合したら、彼女がいません。
 
171 .2006年11月14日:Girl Meets Boy :PGR1:1900語:☆☆☆☆:評判のよいGR。主人公は休暇でスペインに向かう船の上でステキな男の子に出会います。でも、彼の方は彼女のことをどう思っているのかな?

172 .2006年11月14日:Adventure of Captain Underpants :児童書:5360語:☆☆☆☆☆:おバカ系の人気本。読みかけたら続きが気になって電車の中で読んでしまいました。多分まわりの乗客から「危ない人」と思われていたことでしょう。

173 .2006年11月15日:Bruna(2冊):絵本:587語:☆☆☆☆:Snuffy、 Poppy Pigの2冊。

174 .2006年11月15日:Peter’s Chair:絵本:292語:☆☆☆☆☆:P妹が生まれ、ピーターが小さい頃使っていた物が妹のためにピンクに塗り替えられてしまいます。

175 .2006年11月15日:Nortahnger Abbey:MMR2+:6900語:☆☆☆☆☆:LRで読んだ。「まずは耳から」と何度もCDを聞いたのだが、いまひとつ???だった。これ、ちょっと話がごちゃごちゃしてるってのもあるんだろうけれど。なかなかにハラハラさせられる話である。オースティンの時代は女性の間でホラーストーリーが流行っていたんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です