英検の問題集を一緒にやって思ったことは、「従来型勉強は時間がかかる」ということです。
たとえば、「知らなかった単語をカードに書き写す→裏返す→訳を書く」というこれだけの単純な作業でも案外時間がかかる。これだけの時間で「多読」だったら何ページ読めるかなぁ…と思うとなんだか時間がもったいないような気もするし、しかし、「従来型の勉強」では、このプロセス、すなわち「出来なかった問題を克復す」というプロセスなしには「点は上がらない」のが鉄則。
「多読」なら、「何となく分からないけどとばしてずんずん量を稼ぐ」うちに、同じものに「何度も出会う」ので、それでもいいのです。
しかし、「従来型」だと、同じ問題集に「同じ問題」はあまり「重ならない」ように出来ているので、出来なかったものはその都度「押さえていく」ということなしに、「進歩」「上達」はありえないのです。
う~む、あたしゃ、こんな効率の悪い勉強法をやってたのか~。子どもの頃、「多読」に出会いたかったな~。
英検の問題に出てくる「熟語」も、「多読」で「何度も出会って」すでに「なじんでいる」ものが多いです。たとえば、”look for”などは、いやというほど出て来たので、「自然に」「覚えてしまっていた」ものです。「多読に出てくるもの」が英検の「問題」に出てくる…というのも、Qにとっては、「やっぱり大事なことが身についているんだぁ」という「実感」になってるみたい。
熟語リストつくって”look for”を覚えるのと、「多読」で覚えた”look for”じゃ、なんというか、「重み」が違うなぁと思う。脳のずっとずっと「深い」ところにインプットされるというか。
「大事な表現は何度も出てくる」は本当ですね。教科書だと、「何度も出てくる」ほどの単語量がな”いから、これまた「出てくるたびに」覚えなくちゃならない…。そこが学校英語と多読の違いかも。
「多読」なら、「もし本当に大事なら、この後も何度も出てくるからイヤでも覚えるよ。何度も出てこないものなら、なにも無理して今覚えることない」と割り切れるものね。
97:1月12日:英検4級過去問題H14年第1回:2000語:20173語:正答率は9割くらいにアップしてきました。「多読」で学んだ表現が満載なので、問題集解くだけよりは、多読も平行してやろう!という意欲が刺激されているみたい。
98~103:2月7日:The New Baby, Camping Adventure, Scarecrows, Noahr’s Arch Adventure, A New Classroom, Mum To the Rescure: ORT5: 2024語:2222
1語:ORTについてはパッケージ分読み終わった時に記録しているので、記録にはまだ載ってないのですが、実はすでにORT6と7が一緒になったパッケージを途中まで読んであります。ORT7がまだ少し苦戦なので、やはり、ORT5のあたりを固めようと、また戻ってORT5を読みました。ORT6、ORT7に触れた後なので、「ラク」に感じるみたい。同じものが以前より「ラク」に読めると、「力がついた」というのを実感できるみたい。自分でも「前より読むのがラクになった。力がついたんだねぇ」と言っています。