その昔、「親子で多読」を始めたばかりの頃、SSS英語学習研究会の「親子」の掲示板で、色々助言をいただいたことがあります。その時にある方からうちも色々あったけど、「いまはORT5を読んでいます」というレスをもらいました。そのお子さんは小学校5年生。
その時、私は、「息子がORT5が読めるような日はいつ来るのだろう」と思ったし、さらにそのレスとして、そのように書いたのですが、その日がやってきました。QにとってはORT+1~2あたりがが一番のネックになったみたい。つまり「過去形」。でも、ORT1、ORT2で頻出不規則動詞を学習したため、ORT3、OR
T4への移行はスムーズでした。
そして、ふと思い立って読ませてみたPGR0も時間はかかるけど、読めることを発見。ただ、PGR0はまだたどたどしいし、1冊読み終えるのに何日かかかってしまうので、もう少し易しいレベルで「量を稼ぐ」ことが必要だな…と、ORT3に戻り、そして次に初めてORT4を読ませてみたら、案外スラスラ読めるので、ORT5を読ませてみたら、これがすいすいと読めるようになってました。
もちろん、学校の英語が多読を始めた時よりも進んだ…というのもあるでしょう。で、ORT5は、ようやく中1の息子でも楽しめるだけの内容が伴ってきた…というのもあり、とりあえずはORT5のMore Storiesのパックを含めて読み進めてみようと思っています。
先日、英検4級を受けてみたいというので、問題週を買って来て、今日、リスニングをやってみました。正答率は8割以上。多読をやってるおかげで”early” ”sure”などに、なんとなく見覚えがあるみたいで、かなり「カン」が働くみたい。「多読をやってるから何となく分かる」と言っています。
普通の問題の方は、もうちょっと苦戦しそうかな? まぁ、今回は無理でも次回は行けるんじゃないかなぁ。今回も頑張ってはみるつもりでいますが…。
多読をやりつつ「従来型」勉強も取り入れて、知らない単語を単語カードにしたり、出来なかった問題を何度も解かせたりしてみるつもり。結果的に多読にも良い影響があると思う。
英検の問題の字数も「多読」の総単語数に入れて(>今は数が増えていくのも「楽しみ」の一つなので)、一緒に勉強していこうと思っています。
83~88:2004年12月15日:The Magic Key, Pirate Adventure, The Dragon Tree,Gran, Castle Adventure, Village in the Snow: ORT5: 1841語: 12256語:0.5:
マジックキィに導かれての冒険のストーリーが始まり、「なんだ、今までの話は全部前置きだったわけぇ?」とちょっとガックリ。新しく登場した強烈な個性のおばあちゃんもQは気に入ったみたい。ようやく「ちょうどピッタリの教材」に出会えたっていう感じです。多読においては、「教材との出会い」というのが一番大切なのかも…。
89:12月19日:英検4級過去問題H15年第1回:2000語:14256語:英検の過去問題をひととおりやって答え合わせすると、それなりの語数になります。今のQにとっては「語数が増えていく」というのも楽しみの一つなので、答え合わせをして問題の二度読み、答え合わせでリスニングの書き下ろしたものを読む…といったことを合わせて、ま、1回分で2000語くらい足してやってもバチはあたらないかな?
90:2005年1月3日:英検4級過去問題H15年第2回:2000語:16256語
:2回分やってみたけれど、筆記もリスニングも8割前後は出来る感じです。でも、「なんとなく分かる」というレベルなのかな? また「制限時間内にテスト会場で」というと難しいのかもしれません。ま、今回は「お試し受験」ということで…。
91~96:1月4日:The Whatsit, Underground Adventure, Vanishing Cream,It’s not Fair, The Great Race, A Monster Mistake: ORT5:1917語:18173語
:0.5:英検で出て来た「by=~のそばに」が出て来て、あ、あれだね」と言っていました。「多読→中学で習ってないけど英検の問題が解ける」のケースの方が未だに多いのだけれど、英検でやった→多読に出て来て「あぁ、あれだ」となる」のケースも出てきました。「多読」と「従来型勉強」が有機的に結びついて発展していくといいなぁと思います。