英語快読100万語 (18)-「みんなで勉強する」ということ

SSSのHPを訪問するようになり、自分一人でやっていたら気づかなかった多くのことに気づかされたり、他の人の体験と自分の体験が共通していることを知り、「みんなそうなんだ」と安心したり…。

「みんなで勉強する」ということは、「一人で勉強する」より何倍も何十倍も効率が良いし楽しいですね。

下の64のThe Year of Sharingは、本屋で何度か手に取って見たものです。でも、「読んでみよう」という気にはならなかった。しかし、SSSのHPの掲示板に、「もっとはやく読めば良かった」とこの本が紹介されており、突然、、読んでみたくなりました。

自分一人でやっていたら決して足を踏み入れなかった領域を覗いてみたら、そこにはとても楽しい世界があった…。食わず嫌いでいるけれど、もっともっと楽しい本がそこここにあるのだと思う。「みんなで勉強する」ならば、そうした楽しい本に出会える確率はぐっと高くなるのですね。

64.2月28日(金):The Year of Sharing(OBW2):700語:3600語:610532語:
☆☆☆☆:未来社会は手塚治虫が描いたような高度に科学が発達し立ち並ぶ高層ビルの合間を空中カーが飛び交うような社会ではなく、超エコ社会でありました。

65.3月1日(月):Mystery in London(OBW0):250語:1500語:613032語:☆☆☆:
ロールプレイ・ゲーム本。自ら探偵になって、自分の行動を選びます。「○○なら3へ、××なら5へ」と進んで行き、事件解決に至ることが出来るか????というのにチャレンジします。

66.3月1日(月):The White Stones(OBW0):250語:1500語:614532語:☆☆☆:
65に同じ構造の本。私には、マンガよりは読みやすかったです。酒井先生のリストでは☆2つでしたが、レベル0のものとしては私的には「楽しめた」方です。

67.3月2日(火):The Football(OFF2):700語:2900語:617432語:☆☆☆:
これは、60のSoccorの古い版です。なんでフットボールとサッカーがあるの?と思いつつ、都心に出た時に良く中身を確かめず買ってしまいました。OFFを置いてある店って地元にはないんです。中身はかなりだぶってますが、若干違う。

68.3月3日(水):Death in the Freezerl(OBW2):700語:7200語:624632語:
☆☆☆☆:弟が産まれて両親からかまってもらえなくなった主人公は、人形を患者に見たてて看護婦さんごっこをします。 でも、患者はいつも男。で、患者はいつも重症で助からない。腕や脚を失うこともあります。そうやって主人公は両親から愛を奪った弟に「復讐」してたのです。主人公は成人して本物の看護婦になるんですが、
弟はミュージシャンとして成功し大金持ちになります。主人公は弟から「家政婦」扱いされ、復讐を企てるのですが、事件は複雑に展開していきます。

英語快読100万語 (17)-いまになって「初心」

これまで、とりあえず「楽しく」多読をしてきました。多読の真髄は”happy reading”…。その意味では、別に「道に外れた」ことをしてきた訳じゃない。

しかし、最近SSSのHPにもしばしば遊びに行くようになり、他のタドキスト達の経験などを読んだり、そもそもSSSの学習法というのを改めて読んだりしているうちに、私のやり方って「我流」だわ!と気づいたのであります。

実際酒井先生の本から入っている訳で、その本に書かれていることを全く無視してやってる訳じゃありません。「うぅぅ、辞書引きたい!」と思っても頑なにガマンしていることから見ても、それなりに約束事は守ってやっているつもり。

でも、私、「すべての人がレベル0から始めましょう!」というのは守ってなかったかな?と思う。一応、立ち読みで児童書のうんと簡単なのを5冊ほど読んだり、ペンギンのレベル0のものを5冊ぐらい読んだので(これは記録してないけど)、「全く無視」って訳でもなかったりはするんだけど。

でも、この段階をあまりに無神経に「通過」してしまったのかもしれません。

たまたまこのレベルで読んだペンギンの本が「私好み」でなかったのも不幸だった。そしてケンブリッジのレベル1のものが面白かったのが幸運だったとともに(これで多読にはまれたから)、不幸だったのかもしれない(レベル1以上のものしか読まなくなってしまったから)…。

SSSでは、読む「速度」を上げることも重視してます。酒井先生の本にも自分の読む速度を計りなさいって書いてありました。でも、ちゃんと計らなかった。

で、色々な人の体験談なんかを読むうちに、やっぱ速度を計測するのも大切かも…と思い、計ってみるとこれがあんまり速くないのね。1分間に125ワードくらいです。上級者になったら、ペンギンのレベル0は4分で読むのが目安とあったけれど、その半分です。しかも、これ多読の効果もあって多少スタート時より速くなってるとすれば、多読を始めた時にはもっと遅かったということ…。

おぉ、そうだったのか! 私は読むのそんなに速くないんだ! 自分では「一応」上級者の「はしっこ」くらいのつもりでいたの。でも、それは単なるうぬぼれたったのね~。ペーパーバック読んで辞書なしでも一応筋は追えるけど(好きな話なら)、でもなんか釈然としないところも残るし、それになによりも1冊読むのにすっごい時間かかるし、1冊読み終わるとかなり疲れる。

まずは、原点に立ち帰る…・。それが大切かも…。

…という訳で、どんな人も「ペンギンのレベル0を10冊読む」ところから始めなさい…という酒井先生の指示に従ってみようかと思っています。

でも、これも実は、これまでペンギン嫌いの私だったんですが、本屋でペンギンのレベル0を立ち読みして、「悪くないぢゃん!」って思えるものに出会えたというのも大きい。

何よりも「楽しむ」を大切にしながら、時々、SSS学習法のメインロード(楽しむということ自体がそもそもメインロードではあるのだが)をももっと踏みしめながら進んでみようか…と思ったりしています。

61.2月24日(火):The Long Road (PGR0):200語:1000語:604432語:☆☆☆☆:
ガンで片脚を無くした少年が、ガンで苦しむ子どものための寄付を集めるためにカナダ横断マラソンにチャレンジします。ペンギン嫌いの私でしたが、すんなりと読めました。考えてみると、ペンギン嫌いになってたのは、「面白くなかったらやめる」という原則がきちんと貫けていなかったからかも…。「今一」と思いながらもついつい「読破」してしまっていたからかも…。(>だって1冊高いんだもん!)

62.2月24日(火):Tom Cruise (PGR0):200語:1000語:605432語:☆☆☆☆:
実は、トム・クルーズはけっこう好きだったりするかも・…。『ミッション・インポッシブル』は面白かった。私がペンギン嫌いだった理由の一つが「きれいごと」な書き方なんですが(>性格悪いかも)、61のものもこれも、「きれいごと」じゃない部分もちらっと見せている。「きれいごと」じゃない部分の「つっこみ」はオックスフォードのものなんかよりは「浅い」感じはまだまだあるんだけど、でも、総単語数 1000という限界の中では健闘!って感じ。

63.2月25日(水):King Arthure(OBW0):250語:1500語:606932語:☆☆☆:
これ、マンガです。私はマンガは大好きで未だに「自分のために」『名探偵コナン』を買いつづけていたりする。でも、英語のマンガは今一つ苦手かも…。日本のマンガになじみすぎて、セリフが横書きというのが感覚的についていけないんだろうか…。あと、ページのめくり方や目の動きが逆なのもダメなのかも…。話自体はなかなか楽しめたんですが…。

英語快読100万語 (16)-GRが広げる世界&60万語突破!

私は、オックスフォードのトゥルー・ストーリーのジャンルが好きなので、The Mutiny of the Bountyを購入して「積読」にしてありました。そしたら、たまたま、ケーブル・テレビで「バウンティ」という映画があって、「お、ひょっとして、これってこないだ買ったGRのやつ?」と思い、録画しておきました。

で、後で見てみると、正にそうでした。ふむふむ。アンソニー・ホプキンスが若いわ~。夫によれば、これとても有名な映画らしいんですが、私は知らずにおりました。(>無知~)

GRでこの本を購入していなければ、何となくそのまま見過ごしてしまったかもしれない映画だけれど、多読のおかげで自分のアンテナにひっかかる情報範囲が広がってくる…という効用も多読にはあるんですね~。

それにしても、「国家」とは何と恐ろしいものなのでしょう。七つの海を股にする大英帝国は、「国家」の強力な締めつけなしにそれを維持することは難しかったのでしょうね。荒くれの海の男たちには、よほど厳しい規律をもって接しなければ統制が取れない…という事情もあったのでしょう。

航海中に島の女性を好きになったからと言って、「おれ、残るわ」という訳にも行かなければ、「この女本国に連れて行きたいんですけどぉ」という訳にも行かない。国境を隔てれば一人の男と一人の女が単純に一人の男と一人の女として存在することも出来ない。

いや、それにしてもタヒチってまだフランス領なのね~。(>無知~)

地図をつらつら眺めて、おぉ、太平洋の島々ってまだこ~んなにヨーロッパ領なのか~!と、ポスト・コロニアルな時代にまだまだ根をはったコロニアリズムに改めて驚いたりしています。(>無知~)

59の文献でめでたく60万語突破!

58.2月22日(日):The Mutiny of the Bounty (OBW1):400語:7800語:591532語:
☆☆☆☆:いや~、毎度思うことだけれど、400語しか使わずによくここまで「語れる」なぁ。映画と重なる部分もあれば重ならない部分もあり、面白く読めました。以前、別の本を読んだ時によく分からなかった”reef”という単語の意味が、「おぉ、そうだったのか!」と大体分かりました。(しかし、完全ではない。というかそもそも対応する日本語の方をちゃんとは知らないんじゃないかと思われる)辞書引きたかったんだけど禁欲しといて良かったわ~。

59.2月23日(月):Logan’s Choice (CER2):800語:10000語:601532語:☆☆☆☆ :
おなじみ、ローガン警部物。エジンバラは行ったことがあるので、なんとなく親しみが持てる。プリンセス・ストリートも歩いたし。この夏スコットランドに行くので、エジンバラに出たら、警察署のある所なんかチェックして来ようと思ったりしてます。推理物は読者を霍乱するためにわき道にもそれないといけない訳ですが、そのそれ方が若干冗長かな? でも充分楽しめます。

60.2月23日(月):Soccer (OFF2):700語:2900語:603432語:☆☆☆:
サッカーについて。サッカーの歴史などにも軽く触れながら分かりやすくコンパクトに説明されています。世界のサッカーにも目配りしながら、新しい情報も取り入れた、Footballの改訂版。私そのこと知らなくて両方買ってしまった!OFFは都心の本屋に出ないと買えないので何冊か買ったんですが…。家に帰ってきてほとんど内容がだぶってるのに気づく。ちっ!