英語快読700万語 (1)―多読をした!

すっかり「今は昔」のことなんですが、600万語通過しました。途中、2006年の7月末をもって、3周年も迎えました。(>いつ始めたかっていうのがはっきりしない。語数などカウントしだしたのは2003年8月1日)

500万語から600万語にかけての100万語で特筆すべきは、「絵本をいっぱい読んだ」ということと「図書館利用・立ち読み技の駆使」ですね。この2つは実は緊密に結びついており、後者により「お金を使わずに絵本を読むことが出来る」ということをSSSの掲示板で「学習」したおかげです。これまでは、「絵本は高いから無理」と手を出さなかったんです。

絵本は楽しいです。もちろん絵本も玉石混交ですけれど、良質の絵本は「芸術品」です。

「図書館利用・立ち読み技の駆使」を取り入れたのは、実は、「手元に読む物のストックがなかった」という、止むに止まれぬ事情でした。しかし、「災い転じて福となす」で、これが良かった。

あと、図書館にリクエストして、シリーズ物で欠けている巻を少し穴埋めするのに貢献出来たのも良かったです。これは今後ともやっていくつもり。(>ミグ隊長の下に)

とは言うものの、やはり「手元に読む物のストックがある」ことの重要さも改めて痛感したりもしました。

Scholastic Actionの理科系の物を読んだのも面白かったです。子どもの頃、もっと科学読み物を読んでいれば良かったなぁ。そしたら人生変わっていたかも。

「PBは(なるべく)読まない!」という方針で臨んだ600万語。これまでは、100万語あたり3~4冊PBがあったので、語数のうちの3-4割をPBが占めてしまってました。今回はしかもYLの低い物をいっぱい読みました。

「多読をした!」っていう充実感のようなものがあります。また、易しい物をいっぱい読んだことで、これまでの英語の「穴」が幾分埋まったような、英語力の凸凹がちょっぴり滑らかになったような、そんな感じがあります。

あと、GRを読んだ時、以前に同じレベルのGRを読んだ時と比べたり、児童書を読んだ時に、以前に同じ作家の物を読んだ時と比べて、ふっと「あ、ラクになってる」と感じることがありました。英語力がついたのかな?(>だといいんだけど)

500万語から600万語までの間に読んだ物は以下のような感じ。

LR
ICR0 5冊
ICR1 21冊
ICR2 2冊
Time to Discover 6冊
SCR1 3冊
SCR2 2冊
SCR3 2冊(うち、バレエ物1冊)
SCR4 1冊
Scholastic Action1 9冊
Scholastic Action2 3冊
Scholastic Action3 2冊
SIR1 1冊
SIR2 2冊
SIR3 5冊
Puffin Easy-to Read 1 2冊
Puffin Easy-to Read 2 9冊(うち8冊はYoung Camのシリーズ)
DKR 1 (バレエ物)   1冊
小計          76冊

絵本
Spots 12冊
Madeline         5冊
Curious George      2冊
You Wouldn’t Want to Be 16冊
Erick Carle       11冊
Gaspard 4冊
Maicy           4冊
The Missing Piece    2冊
Grandma Baba 4冊
Miffy   5冊
キッズ英語絵本      10冊
Angelina(バレエ)  3冊
その他のバレエ物     13冊
その他          41冊
小計           132冊

児童書
Nate the Great     4冊
ジャクリーヌ・ウィルソン 7冊
A to Z Mysteries      2冊
MTH          5冊
The Royal Ballet School Diaries 2冊
Ballerina Dreams     6冊
Captain Underpants    1冊
その他のバレエ物     5冊
その他          3冊
小計           35冊

マンガ
Nana         1冊
その他        1冊
小計         2冊

GR
CER0        4冊
CER1        2冊
PGR1        1冊
PGR2        2冊
PGR4        1冊
OFF2        2冊
MMR1        4冊
MMR2        1冊
MMR2+        2冊
MMR3        1冊
MMR5        1冊

小計          21冊

PB&一般書       
ニッキ・フレンチ    1冊
その他(バレエ)    1冊
小計          2冊

計         268冊 

その他に新聞記事(Independent)や雑誌記事(NY Times)

私の500万語から600万語をまとめると大体以下のような感じです。
①絵本をいっぱい読んだ。
②図書館利用・立ち読み技を駆使した。(>安上がり)
③PBを1冊しか読まなかった。(>ただし、辞典っぽい写真が満載のEyewitnessのシリーズを1冊読みました)
④読んだ物のほとんどはYLの低い物。
⑤500万語の時のTime-To-Discoverに引き続き、今回はもう少し年齢対象が上の子ども向けの理科系の読み物を読んだ。
⑥GRの同じレベルの物や同じ児童作家の作品を読んだ時に、「あれ? 以前よりラクになってる?」と思うことが何度かあった。
⑦引き続きバレエ物も読んだ。
⑧You Wouldn’t Want To Beのシリーズにはまった。
⑨途中で多聴を始めたのでLRもするようになった。

・・・という訳で、700万語は以下のようにやるつもり。まぁ、あくまでも「つもり」で、その場のなりゆき・出来心で、気の向くままにやっていきますが・・・。

①引き続きYLの低い物をいっぱい読む。
②引き続きバレエ物を読む。
③多聴と併せてLRをやる。
④可能ならSense and Sensibilityの「大人読み」を始める。
⑤引き続き「図書館利用・立ち読み技」を駆使する。
⑥図書館に注文を出して「多読」用の本の品揃えにも貢献する。
⑦Nateを「図書館利用」でコンプリする。
⑧A to Z Mysteriesの続きを「図書館利用」でコンプリする。

英語快聴(聞?)500時間 (4)―(300/300時間まで)

『刑事コロンボ』は好きなシリーズで、ケーブルTVで何度も見ている。でも、アメリカ英語は苦手なので、字幕なしだときつい。ケーブルTVでは、日本語か英語か・・・の切り替えしかできない。

主に日本語字幕つきで見ているのだけれど、それでも、だんだん「コロンボ英語」に耳が慣れて来たみたい。そのシリーズに、良く出てくる表現ってあるのよね。たとえば、『コロンボ』だと、”Be my guest.”とかね。

多読と同様、良く使われる表現をシャワーのように聞くってのは、きっと意味があるんだろうと思う。多読で、良く使われる表現が自然に身についていくように、多聴でも、日常で良く使われる表現が自然に身についていくんだと思う。

多聴の場合は、多読に比べて、レベル分けされた教材が少ないし、入手しにくい。購入すると本以上に高い。ただし、気に入った物を購入出来れば、多読以上に「繰り返し」が効く。でも、視聴が簡単に出来る訳じゃないしねぇ。

☆300時間までの主要教材(2007年7月6日~10月23日)
○BBC(ワールド)ニュース(ラジオ)
○BBC Women’s Hour(ラジオ)
○BBCニュース(TV)
○Sense and Sensibility(MMR)
○映画(日本語字幕):『刑事コロンボ』(#11~#18)、『イン・ハー・シューズ』、『ショコラ』『フロム・ヘル』『ピンクの豹』『ロミオとジュリエット』『ホリディ』『悲劇のプリンセス・ダイアナ』『ブラス』
○映画(英語字幕):『刑事コロンボ』(#15)『サウンド・オブ・ミュージック』
○映画(字幕なし):機内映画(『アメイジング・グレース』など)、The BillなどのTV番組

英語快聴(聞?)500時間  (3)―無知の知?(200/300時間まで)

引き続き、楽しく多聴(聞?)を続けています。

とは言え、リスニング能力がどんだけアップしたのかは、不明。

ただ、「何が聞けてないか」っていうのが、前より分かるようになったかも。「分からない箇所」「聞けてない箇所」っていうのが、「聞けてる箇所」と分別出来るようになったっていうか。

案外弱いのが固有名詞なのよね。地名や人名は知ってるものじゃないと聞き取れない。団体の名前とかもなかなか辛い。うーん、これが全然聞けてないんだぁ・・っていうのが、分かったっていうか。以前は、むしろ、固有名詞はピックアップしやすいと思ってたんですよね。でも、それって、リスニング・コンプリヘンションの教材なんかで問題解きながらやるから、そういうところばっかり「耳がダンボ」状態で聞いてたからなのよね。

「無知の知」とも言いますし、「私の500時間」の一番の成果は、自分の弱点の把握ってことでしょうか。

☆200時間までの主要教材(2007年4月7日~7月6日)
○BBC(ワールド)ニュース(ラジオ)
○BBC Women’s Hour(ラジオ)
○BBCニュース(TV)
○『多聴多読マガジン』Vol.3
○映画(日本語字幕):『第一容疑者』(#4~#8)、『刑事コロンボ』(#1~#10)、『リトルブリテン』(#1~#2)、『いつか晴れた日に』『ブリジット・ジョーンズの日記』『やさしくキスをして』『アマデウス』『秘密と嘘』『クルーゾー警部』
○映画(英語字幕):『いつか晴れた日に』『サウンド・オブ・ミュージック』
○映画(字幕なし):『第一容疑者』(#7)
○子ども向け映画(日本語字幕):『美女と野獣』『おしゃれキャット』『ライオンキング』『ピンク・パンサー』(#1~#2)
○子ども向け映画(字幕なし):『美女と野獣』