英語快読700万語 (3)―イギリス出張

1月末に、またイギリス出張があった。でも、今回の出張ははっきり言って、あまりにハードで半死半生。せっかくの出張だったのに、あんまり語数を稼げませんでした。新聞すらあんまり読めなかったです。でも、イギリスの新聞、やっぱり面白いです。

出張前も超多忙で細切れ時間しかないので、引き続きGRのレベルが低めの物の再読でしのぎました。

ここまでの総語数、175788語。

23.2007年1月7日:The Olympic Games:OFF3:6300語:☆☆☆☆☆:オリンピックの歴史。古代オリンピックは選手は全裸で競技に参加したため女性は参加はおろか、観戦もダメだったんだって。近代オリンピックが1896年に始まっても、女性の参加は許されず、ようやく女性が参加出来るようになったのは、1928年のことで、200メートル以上走っても良くなったのはようやく1960年のことなんだって! びっくり!

24.2007年1月9日:Puzzle for Logan :CER3:☆☆☆☆☆:14473語:再読。以前より「味わって」読んでる気がします。

25.2007年1月12日:Bad Dad List :SCB-A :1488語:☆☆☆☆☆:お父さんが失業しちゃったので、お母さんが働きに出ることに・・・。お父さんは専業主夫に・・・。でも、お弁当を食べようと思ったら、昨日のカラの弁当箱(>リンゴの芯入り)だったり、主人公はそんな父親に不満でいっぱい。

26.2007年1月13日:Logan’s Choice:CER 2:9658語:☆☆☆☆:再読。何故か3のPuzzle for Loganの方が読みやすかったかも。でも、これも面白かったです。

27.2007年1月14日:SR1(3冊):SR1:359語:☆☆☆☆:Friends, Cliford’s Valentine, The Very Strange Garden?, Our Silly Gardenの3冊。

28.2007年1月15日:Apollo’s Gold:CER 2:9400語:☆☆☆☆☆:再読。離婚して元夫の住むロンドンからギリシャに移り仕事に打ち込む考古学者の主人公は、医者から休暇を取ることを勧められた。上司もそれに賛成してくれて、小さな島にある自分の別荘を貸してくれるという。主人公はギリシャの小さな島の休日を楽しんでいるのだが、事件に巻き込まれてしまう。ギリシャの抱える問題(>遺跡泥棒)なども知ることが出来て、とても面白く読めた。

29.2007年1月16日:White Death:OBW1:7100語:☆☆☆☆☆:再読。『多聴・多読マガジン』創刊号のCDに収録されていたので読み直してみた。さすがTim Vicary。読ませます。

30.2007年1月19日:Nate the Great and the Stolen Base:児童書:2115語:☆☆☆☆:立川図書館所蔵。今日は、名探偵は野球の練習。ところが、二塁ベースに使うはずの紫色のタコがない!!! 紫色のタコってどんなんじゃ?と思うけど。しかも、それを二塁ベースに使うって一体!!! 日本語では「タコの足は8本」だけど、英語では「タコの腕(arms)は8本」なんですね。

31.2007年1月20日:Nate the Great and the Snowy Trail:児童書:1891語:☆☆☆☆:立川図書館所蔵。寒い雪の日、個性的な友達Rosamandが「あんたの誕生日プレゼントなくなっちゃったから探して」と言う。「え、僕の誕生日夏なのに・・・」。しかも、「プレゼントをもらう楽しみがなくなっちゃうでしょ?」ということで、大きさも形も色も教えてくれない。相手がRosamandでは言う通りにするしかない。

32.2007年1月21日:Falling for You:PGR2:3300語:☆☆☆:一緒に休暇に出かけた女の子2人。途中で男の子の2人組と知り合いになります。男の子たちから登山に誘われました。主人公は山に登るのが「こわい」と思っているのに言い出せずに「うん」と言ってしまいます。イギリス人もはっきりと「ノー」っていうの苦手なのかしらね。

33.2007年1月22日:Superbird:CER 2:8506語:☆☆☆☆:再読。SFです。超細切れに読んだので、再読なのに途中でちょっと混乱しました。まぁ、作者が読者を「混乱させよう」としている部分もあるんですが・・・。今の私の力だと、超細切れに読むなら、やはりNateくらいの薄さと語彙のものが適当なのかも。

34.2007年1月23日:Teach Us, Amelia Bedelia :SR4:1566語:☆☆☆☆:ちょっとそそっかしいお手伝いさんの主人公。新しく来るはずの先生が手違いで遅れる、という伝言を奥様から頼まれて学校に行くのですが・・・。

35.2007年1月25日:Nate the Great and the Fishy Prize:児童書:2601語:☆☆☆☆:立川図書館所蔵。ペットコンテストのために愛犬を風呂に入れようとしていたNateのところに「賞品が消えちゃった!」という連絡が・・・。

36.2007年1月25日:The Room in the Tower and Other Ghost Stories:PGR2:6000語:☆☆☆☆:『多聴・多読マガジン』で知った本。

37.2007年1月25日:Sperbird:CER1:8605語:☆☆☆☆:再読。ちょっと頭が混乱する。何となく不明なままな部分もあるんだけど、まぁ、面白く読めます。

38.2007年2月1日:Miss Sunshine and wicked Witch :絵本:5005語:☆☆☆☆:Little Missのシリーズの新作。

39.2007年2月2日:The Independent :新聞:1000語:☆☆☆☆☆:理想の体重を「達成」出来るのは、全女性の5%ほどなんだって。10代の女の子が読む雑誌には(10歳くらいから)痩せるための記事も多く、こういうのを読んだ子の方が摂食障害になりやすいんだって。イギリスではほとんどの女の子がバービーを持ってるんだそうだけど、このプロポーションは現実には不可能(>細いのに胸がでかくて、これでどうやって真っ直ぐ立てるのか?)だそうで、バービーの異常さに気づけ!と警鐘をならしている。ビクトリア・ベッカムのことを「3人も子供がいて7歳のウェストを保っているのは異常。メディアに登場するよりセラピーを受けるべき」なんて書いてるけど、これ名誉毀損とかならないのかな?

40.2007年2月3日:The Independent :新聞:2000語:☆☆☆☆☆:①Ballet Blackという黒人のカンパニーの紹介。②イギリスでは教育大臣が宿題ガイドラインを出したらしいんだが、宿題が多いのは教育効果もないし家族生活を犠牲にするので小学生に宿題を出さないようにというアメリカの教育学者の提言の紹介。

41.2007年2月4日:The Independent :新聞:3000語:☆☆☆☆☆:①レイプの訴え後の処理がマズいっていう記事。かなりの件数は「犯罪なし」で処理されてたそうだ。また、きちんと犯人を有罪にするとこまで持ってける割合も減っている。(5%台)。②昨日の「女相撲」の番組のレビュー。③ストーン・ヘンジのそばに人が暮らしていた跡の遺跡を発見!食いかけのブタの骨やらが埋まってたそうだ。4800年前の人々の暮らしってどんなだったんだか。考古学者はストーンヘンジはこれらの人と深く関わっていると考えている。

42.2007年2月5日:Mr.Man(2冊):絵本:1000語:☆☆☆☆:Mr.Tickle,Mr.Greedyの2冊。このシリーズも最後の方になると、Mr.ManやLittle Missだけで住んでるようになるんだが、この時点では「人間」も出てきます。ミス・マープルが「自分でもgreedyだと思うけど、ビスケットもうひとついただいていい?」と言ってた、そのgreedyの使い方がこれを読んで分かった。

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