Time-to-Discoverを読んで、簡単なものを読むのって、案外大事かも・・・と思えてきた。このシリーズは理科系ものなので、「簡単」「低学年向け」とはいっても、実は知らない単語がけっこうある。
そもそも小学生が理科で使うような単語、英語で言え!と言われると、知らないのが多いなぁ。
そうですねぇ。物理関係で行けば、「滑車」って何っていうのかなぁ? 化学関係で行けば、「過酸化水素水」って何ていうんだ? 生物関係で行けば、「光合成」って何ていうんだろう? 地学関係で行けば、「浸食」ってなんだろうな?
・・・と思うとさ、ほんとにヤバいくらいに「非常識」である。
まぁ、Time-to-Discoverを読んでも理科用語が身についている訳ではなく、「ほぉ、そうか! こんな単語も知らなかったのか!」とか、日本語と英語では「もののくくり方が違うのねぇ」とか、いろいろ思うところはあるのだが、「その場」限りで、単語そのものは定着しない。
ま、何度も出会ううちに定着するだろう・・・と気長に構えている。無理に覚えようとするような「お勉強」な態度は捨てないとね。
Qの英検を多読方式で見てやってるうちに、「お勉強方式」は時間ばっかりかかって、その割に記憶が定着しないってことがよぉっく分かったので、「無理して覚える」は避けてるの。多読の「楽勉」の方がずーっと効率いいのです。
・・・という訳で、まぁ、科学読み物に限らず、子ども向けのものを、もちっと、というか大量に読む・・・というのは、今の私にとって、とーっても必要なことかも・・・と思えて来た。
なので、LRを少し読んでみることにした。ラッキィなことにICRはかなり職場の資料室に入っている。SRも多少入っている。なので、まずはこのあたりから攻めて見ようと思う。
本当は私はStep into Readingが好きなんだが、まぁ、ICRが職場で読めるだけでも幸せと思うべきであろう。幸運は生かさないとね!
ここまでの総語数、655623語。
36.2006年5月28日:Hello Reader1(10冊) :HR1:1000語:☆☆☆☆:No Kesses, please, I am not Scared, I love my shadow!, I hate my bow!, I can help, I am snow, I am a seed, I am Planet Earth, I am an apple, I am a Rockの10冊。絵も可愛いく読みやすい。コマギレ時間に数冊ずつ読んでいる。
37.2006年5月29日:Sister Love and Other Stories:OBW1:4000語:☆☆☆☆☆:ミステリー仕立ての短編集。なかなか読ませる。OBWのアガサクリスティのノンフィクションを書いた作家の手によるもの。
38.2006年5月30日:The No.1 Ladies’ Detective Agency:PGR3: 15600語:☆☆☆☆:アフリカのボツワナで探偵業を営む女性の話。暴力的な夫との結婚、生後まもない娘を失う、という悲しい過去をもつ。大柄で気持ちもおおらかな女性だ。ボツワナでは美人の条件はどうやら「大柄」らしい。私なんか、ボツワナに行ったら(>行かなくとも?)超ブスだぞ!南アフリカと国境を接しており、犯罪もこの国境を越えて行われることも多く、地続きの国の事情というのもうかがえて面白い。
39.2006年6月3日:A to Z Mysteries: The Kidnapped King :児童書:8509語:☆☆☆☆:A to Z Mysteriesのシリーズの1冊。どこかの小国の王子が主人公の1人の家にホームステイすることになります。実は、王子の両親はクーデターを狙った一派と思われる誰かに誘拐されています。ところが、王子もまた誘拐されてしまいます。
40.2006年6月5日:There’s A Boy in the Girls’ Bathroom:児童書:35483語:☆☆☆☆☆:サッカーの作品。落ちこぼれの主人公が、ステキなカウンセラーに出会うことで、じょじょに仲間に溶け込んで行きます。
41.2006年6月6日:SR1(10冊):SR1:1500語:☆☆☆(+):I am a Leaf, I am Fire, I’m a Catapiller, I am Water, I am a Starの5冊は科学物。I Love Colors, It’s too Windy!, I am Lost, Don’t Cut my Hair! I Lost my Toothは犬が主人公の読み物。科学物の単語は小学校1-2年生向きでも知らない物が案外あります。「サナギ」とかね。(>って辞書を引かなくても「分かった」けど、覚えてない)
42.2006年6月7日:A Pair of Ghostly Hands and Other Stories:OBW3:10660語:☆☆☆☆:イギリス人の幽霊好きは有名だが、こういう「幽霊文学」みたいなジャンルがあるとは!!!
43.2006年6月9日:A to Z Mysteries:The Haunted Hotel:児童書:8000語:3人組の探偵の住む町のホテルに幽霊が出たというウワサが。客がみんな逃げてしまい、このままじゃ、ホテル経営は立ち行かなくなり、売却しなければならないかもしれない。3人組は、ホテルのオーナー夫妻から依頼を受け、真相究明に乗り出す。
44.2006年6月7日:A to Z Mysteries: The Lucky Lottery:児童書:8354語:今度は、大当たりのロッタリーのチケットが紛失するという事件。毎年、クリスマスに、おじいちゃんが、7人兄弟のそれぞれの誕生日の番号でロッタリーを買ってプレゼントしてくれるという、その兄弟の長男の誕生日が見事その年のロッタリーの当たり番号! ところが、おじいちゃんからのクリスマスカードとロッタリーチケットの入った封筒が消えてしまったのです。弟妹の世話で忙しい長男に代わって、3人組が事件解決に乗り出します。