注文していた本が次々と届きつつあります。長かった!(>読み物日照り)
これでサクサク読めるぞ!
バレエ物と並んで、You Wouldn’t Want To Be…のシリーズも何冊か注文してあったのですが、これはSSSの「英語で趣味を楽しむ」の掲示板で歴史好きの人たち(>世界史クラブ)が紹介していたシリーズ。
面白い!!!!
イギリスの歴史教育って、ORTの中でも垣間見られるけれど、その時代に生きてたらどんな風だったのかなぁ・・・っていうのを、生徒自身が想像力をフル回転させて「実感する」というのをとても大事にしているように思う。
ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Lotty Projectもそう。小学校5年生くらいの子が、かなり幅広く本を読み、「自分と同じくらいの年の女の子がヴィクトリア朝に生きていて家事使用人として住み込みで働かねばならなかったら・・・」というのを、かなり本格的に考える。
主体的に歴史を感じるっていうか・・・。
このYou Wouldn’t Want To Be….のシリーズも、歴史を単なる年号や事件の暗記ではなく、過去という「異文化」を生きるというのはどういうことだったのか?というのを、子どもにも分かりやすく教え、自ら考えさせる非常に良いシリーズです。
ここまでの総語数は、457303語。
108.2006年9月13 日:Look at Me!: I am a Ballerina:絵本:390語:☆☆☆☆:可愛い小さなバレシューズのオマケつきの本。クラスでやる色々な動作を小さなバレリーナたちが「これ、できる?」とやってみせている写真つき。中に一人えらく上手な黒人の子がいる。手先が思い切りきれいだし、軸がすっと伸びている。写真に写っている子たちは3-4歳といったところだが、この年齢でもスバ抜けたセンスの子ってやっぱりいるのね。
109.2006年9月13 日:Ballerina Bear :絵本:500語:☆☆☆☆:主人公はクマのバレリーナ。今日はリサイタルだっていうのに、どの衣装で出ようか・・・迷いだしたらとまらなくなってしまいます。言葉遊びもあります(bearly special dayなど)。でも、仲良しのお友達が来て助けてくれます。
110.2006年9月14 日:Belinda the Ballerina :絵本:420語:☆☆☆☆:Belindaは踊るのが大好き。ある日オーディションを受けに行きますが、踊る前から「君には問題がある」と落とされてしまいます。Bellindaは、この身体の欠陥を抱えてはバレリーナになるのは無理だ・・・と思い、別の道に進むことを考えます。うーん・・・。クラッシックのダンサーは、まずは身体の条件がよほど整ってなければプロにはなれないというのは事実。そこのところで成り立ってる物語ではあるんだけどさぁ。ネタばれになるので「身体の欠陥」って何かってのは書かないし、まぁ、フィクションなんだからいいけどさ、なんかちょっとストーリー展開に無理があるかもなぁ。
112 .2006年9月14 日:SR1(3冊):SR1:446語:☆☆☆☆:Clifford Makes a Friend, Space Dog Jack, Our Silly Gardenの3冊。Cliffordっていうのはどうやらとっても有名なシリーズらしい。最後のOur Silly Gardenもナンセンスで楽しめる。
113.2006年9月14 日:You Wouldn’t To Be A Victorian Servant!:児童書:2700語:☆☆☆☆☆:ヴィクトリア朝の家事使用人の生活がよく分かります。ジャクリーヌ・ウィルソンのThe Lotty Projectの主人公はこの本も読んだのかな?
114 .2006年9月15 日:You Wouldn’t To Be Ill In Tuder Times!:児童書:2800語:☆☆☆☆☆:テューダー朝の医学の状態がよく分かります。現代の目から見れば「非科学的」なことも「医学」の名前で行われていました。熱が出るのは「血が多すぎる」から、と血を抜く・・・とかね。ただ、こういうのも、新しい「科学の光」を当ててみれば、意味のあることも多く含まれているのかも。麻酔もなかったので、戦争などで大怪我をした患者の手足を切断する時は殴って気絶させてたらしいです。
115.2006年9月15 日:Ballerina for a Day :絵本:300語:バレエの仕掛け絵本。かなり良く出来ています。バレエのコスチュームを絵本の中の登場人物に着せ替えたりも出来ます。「触れる絵本」の部分もあり、挿絵(>小さなバレリーナ達が写真で登場)の中のチュチュやバレエシューズには一部布が使われています。
116.2006年9月15 日:My Mama Had a Dancing Heart :絵本:37 0語:再読です。絵も言葉も母娘の間に流れる心の交流も美しい本です。でも、よく分からない言葉もかなりある(>私の場合)。音のリズムなんかも本当はもっともっと味わい深いんだろうな。今、すっごく忙しいんだけど、「休憩!」と、喫茶店に持って行って、お茶を飲みながらゆったりと読みました。そしたら、この母娘も何かとお茶を飲んでます。春に飲むお茶は私は知らない名前のお茶。夏は冷たいレモネード。秋はスパイス入りのお茶。冬はマシュマロを浮かべたココア。ダンサーは豊かな心が必要です。四季折々を楽しんだこと、四季折々にふさわしいお茶を楽しんだこと、母親の愛情を一身に受けたこと・・・それが主人公のダンスを支えているのでしょう。しかし、父親の影が全然ないなー。母子家庭なのかなー。
117.2006年9月16 日:Ballet of the Elephants :絵本:840語:☆☆☆☆☆:実話。バランシンはゾウにバレエを踊らせる。作曲はストラビンスキー。2人ともロシアからアメリカへの亡命組だ。曲ハ「サーカス・ポルカ」。絵もとてもステキな絵本です。
118.2006年9月16 日:Little Witch’s Big Night:SR3:800語:☆☆☆☆☆:「いい子」の魔女の主人公は、魔女界においては「悪い子」。お母さんに「なんでベッドメーキングなんてしたの?」など、しょっちゅう叱られてしまいます。
119.2006年9月16 日:Little Witch Goes to School:SR3:800語:☆☆☆☆☆:学校に行ってみんなと仲良くしたい主人公。でも、勉強したり友達と仲良くしたり、っていうのは、魔女的には「悪いこと」。