英語快読700万語 (7)―Who Wasシリーズ

ふと、Who Was Anne Frankを読んでみました。このシリーズは以前にモーツァルトを読んだことがあります。モーツァルトも楽しく面白く読みましたが、モーツァルトを読んだ時に比べて圧倒的に「ラクに読めるようになった」感じがあります。モーツァルトの時は読み上げるのにもうちょっと時間がかかった気がするし・・・。

知らない間に英語力がアップしたのかなぁ・・・。

ここまでの総語数、658018語。

77.2007年5月15日:Who was Anne Frank:児童書:☆☆☆☆☆:8000語:アンネ・フランクの伝記です。とても分かりやすくて、しかも、深いです。ナチスは600万人のユダヤ人を殺したそうです。でも、未だに何故こんな悲劇が起こったかの「解明」はされていないそうです。アムステルダムの「隠れ家」に行ったことがあります。思い出しながら読みました。

78.2007年5月16日:Who was Luis Armstrong:児童書:☆☆☆☆☆:8243語:ルイ・アームストロングの伝記です。息子が高校の部活でトランペットを始めたので読んでみました。

79.2007年5月17日:Ballerina Diaries: The Christmas Nnutcracker:児童書:☆☆☆☆☆:23000語:クリスマス恒例の「くるみ」の舞台をめぐるお話。

80.2007年5月18日:Nancy Drew :A Novelization of the Hit Movie児童書:25000語:☆☆☆☆:Nancy Drewの映画があるのかな? 私はBad Day for Balletしか読んだことないんだけど、このシリーズもいずれ読んでみようかしらん。

81.2007年5月19日:Alice’s Diary: Living with Diabetes :SCB:B:2565語:☆☆☆☆:子どもの糖尿病が増えているって聞きますが、主人公は糖尿病を患う女の子。なんだか疲れやすく、ノドが渇き、食欲がない・・・。心配した母親に連れられて医者に行って病気が発見されます。糖尿病の人に推奨される食生活は糖尿病じゃない人にも良いそう。インシュリン・食べ物・運動量のバランスが糖尿病の人には大事だそうだけど、これは糖尿病じゃない人にとっても知っておいた方がいい知識ですね。

82.2007年5月20日: Who were the Beatles:児童書:9258語:☆☆☆☆☆:ビートルズの伝記。挿絵がいまいちですが、面白く読めます。

83.2007年5月21日:Who was Helen Keller:児童書:8611語:☆☆☆☆☆:ヘレン・ケラーの伝記。彼女が剽窃の疑いをかけられたなんてことは、知らなかったなぁ。日本の子供向けの本には書いてないのかしらん。目も耳も不自由だとメモを取るのも、そのメモをパラパラチェックするのも不自由なんだろうなぁ。その代わりに記憶力はすごく良くなるらしいんだけど。そんな中で、他から得た情報と自分が考えた情報が混ざってしまったのかしら。

84.2007年5月22日:Nate the Great(2冊):児童書:3482語:☆☆☆☆:Nate the Great and the Lost List, Nate the Great and the Halloween Huntの2冊。前者では休暇を楽しんでいるNateのところに、買い物リストを失くした・・・と友達が訪ねてくる。後者では、ハロウィンの日、「トリック・オア・トリート」とロザマンドとアニーが訪ねてくるんだけど、ロザマンドの一番小さな猫が行方不明になってしまったのを探すことに。

85.2007年5月22日:Nateのおまけ(1冊):児童書:500語:☆☆☆☆:アメリカじゃ、ハロウィンの時に、全お菓子の売り上げの4分の1を稼ぐそう。ほぉ・・・。

86.2007年5月24日:Cat Talk:SCB:A:1446語:☆☆☆☆☆:ネコ語の話。ネコは鳴き声だけじゃなくて、シッポや耳も使ってメッセージを発しています。でも、たまーにネコと人間の間にはディスコミュニケーションが生じることも。それは、ネコが人間をネコだと思ってしまう時。ネコはたまに死んだネズミを持って来ます。これは、ネコが「こいつにはそろそろネズミ捕りの技術を教えてやってもいいかな」と思ったということだそうです。ネズミ捕りのレッスンは、まずは死んだネズミを子猫のところに持って行って、それを食べるのを見せるところから始めるそうです。

87.2007年5月25日:Searching for Sea Lions :SCB:B:1148語:☆☆☆☆☆:アシカとかアザラシとかの分類ってよく分からないんですが、その手の動物が海中で泳いでいる映像ってなかなか取れないそう。それを撮る試み。

英語快読700万語 (6)―SAのリトールド物にはまる

SAのリトールド物にはまってます。よくこなれた形で書き直されていると思いますし、途中にはさんである「質問」が作品を理解する上のヒントになるし、なんか「文学してる」って感じがするんです。

クリスティの『書斎の死体』が割合読みやすかったので、『予告殺人』にもチャレンジしてみました。そしたら、こっちはちょっと難しかったです。消化不良気味。DVDをもう一度見たりして、いずれまた再読してみたいです。

ここまでの総語数は、566765語。

65.2007年4月8日:Myths from around the World:SA1:☆☆☆☆☆:2237語:神話とは、説明がつかないことへの説明・・・という説明がとても納得できた。

66.2007年4月10日:Hamlet :SA2:☆☆☆☆☆:4725語:SAで読む文学はなかなか面白い。これも良い出来です。

67.2007年4月12日:Anne of Green Gable:SA2:☆☆☆☆:3014 語:中学1年の頃、「赤毛のアン」にはまってました。いずれ原書で読んでみるのもいいかも。

68.2007年4月12日:Nate the Great Goes Undercover 児童書:☆☆☆☆:1530 語:探偵業もラクじゃない。Nateはゴミ箱に隠れて張り込み・・・。

69.2007年4月13日:Nateのおまけ(1冊): 児童書:☆☆☆☆:500 語:語数は適当ですけど、Nateには「おまけ」のページがついているのがあります。なかなか物知りになれます。

70.2007年4月17日:Journey to the Center of the Earth :SA1:☆☆☆☆:3510 語:ヴェルヌのSF。子供の頃読んだことあるかも。でも、記憶がはっきりしません。

71.2007年4月20日:Dracula :OBW1:☆☆☆☆:7902語:NBTで見たものシリーズ。ダニエルが線の細い頼りない青年役を演じた。いつものカッコいいセクシーなダニエルと大違い。本物の役者的ダンサーなんだなぁって思った。

72.2007年4月23日:Crazy Caterpillar :絵本:☆☆☆☆:150語:ピカピカ光る素材を使った絵本。

73.2007年4月23日:Beautiful Butterflies :絵本:☆☆☆☆:150語:同じく、ピカピカ光る素材を使った絵本。きれいな蝶々がいっぱい。

74.2007年4月27日:American Tall Tales :SA1:☆☆☆☆:2352語:アメリカに伝わる「いやー、こんなことが昔あったんだよ」というお話。「(科学的には)あり得な~い!」という面もあるのかもしれないが、人間「火事場の馬鹿力」みたいなことはあるので実話に尾ひれがついて伝わったのかもね。

75.2007年5月10日:A Murder Announced:PB:☆☆☆☆:80000語:『書斎の死体』はすっごく読みやすかったんだけど、これは難しかった。なにが違うのかなぁ・・・。

76.2007年5月13日:OBW0(2冊):OBW0:☆☆☆☆:80000語:Give Us the Money, Taxi of Terrorの2冊。マンガ形式です。両方とも最後のオチがイギリスっぽくて良かった。

英語快読700万語 (5)―NBTの作品の原作を(SAで)読む

ふと、Scholastic ActionのGreat Expectationを手に取った。この作品は、以前NBT(Northern Ballet Theatre)のバレエで見たことがある。

NBTで見た作品の原作を読んで行くのも面白いかも。SAは最近の私のお気に入り。英語が分かりやすく、合間あいまの「質問」(Head Up!)がなかなか深いのだ。

NBTの舞台を思い出しながら読んでいる。舞台を見た時には分かってなかったことも多い。

「NBTの舞台→多読→再びNBTの舞台→もうちょっと難しいバージョンで多読→再びNBTの舞台・・・」と、読書と舞台を重ねて行くと、作品の理解も深まりそう。

残念なことにNBTはイギリスに行かないと見ることが出来ない。NBTを見るためだけに月1回くらいイギリスに行けたら幸せなんだけどなぁ。

ここまでの総語数、459295語。

51.2007年3月9日:Great Expectation :SA2:☆☆☆☆☆:4565語:以前、NBTで見た。簡単バージョンで読んでみて、あぁ、そういうことだったか、と改めて思った。SAなので、文学鑑賞のためのヒントのようなものがある。Great Expectationって「大いなる遺産」って訳されるので、なんかよく分かってなかったけど、原題のニュアンスがようやく分かったかも・・・。

52.2007年3月10日:Double Pink:絵本:☆☆☆☆:500語:主人公が生まれて初めて口にした言葉、それは「ピンク」。この女の子はピンクが大好き。身の回りのものをなにもかもピンクで揃えますが・・・。

53.2007年3月11日:Wuthering Height :絵本:☆☆☆☆:3562語:Great Expectationを読んだので、NBTの作品の原作を読んでみようかと思っています。これはNBTの現監督がイギリスに移って始めて作った作品。ワークショップにも出たので、いくつかの踊りのステップが「何をどう表しているか」っていうのを思い出しながら読みました。味わい深かったです。

54.2007年3月13日:Antigone :SA2:☆☆☆☆☆:3395語:ソフォクレスの作品の簡単バージョン。肉親の情と政治のドロドロの葛藤。ギリシャ神話も混ざっている。オディプス王の死後、息子2人が政権争いで死ぬ。オディプスの弟はこの兄弟のうち兄の方はきちんと葬るが、弟の方は反逆者として死体を埋葬することを禁じる。主人公である妹のアンティゴーネは「それはあまりにかわいそう」と禁を破ってこの弟を土に埋めようとする。

55.2007年3月15日:Midnight Summer Dream:SA3:☆☆☆☆☆:5495語:これもNBTの作品となっています。登場人物が多くてごちゃごちゃしてて頭がこんがらがります。もう一度NBTのこの作品を見てみたいです。

56.2007年3月17日:I am a Ballerina:絵本:☆☆☆☆☆:700語:ドガの絵にアンナ・パブロワの自伝が添えられる形の絵本。ドガが描いたのはパリ・オペラ座バレエ学校の生徒達だけれど、不思議にパブロワの話とマッチする。語数は後ろの解説も含めたもの。

57.2007年3月19日:The Red-headed League:SA2:☆☆☆☆☆:2752語:ホームズ物。面白く読めました。

58.2007年3月20日:Mapman Travels the Globe:SA2:☆☆☆☆☆:2176語:地理の本。以前ちょっと読みかけた時には入って行けなかったんですが、今読んだら面白かったです。やっぱり、本って「出会う時」っていいうのがあるんですね。

59.2007年3月22日:Robinson Crusoe:SA2:☆☆☆☆☆:4318語:大学時代、このロビンソン・クルーソーは、近代資本主義社会のミニチュア・モデル的なものだ・・と習ったことがあります。たとえば、彼が「日」を刻んで「何日この島に滞在しているか」というのをチェックすることは、近代社会における「時間」を数値化してとらえる性向を表してるとかね。その後、フライデーは、白人以外の人を「召使」として使う、ヨーロッパ中心主義の表れであり、その意味でもこの小説が近代のグローバル秩序も表しているというような話も聞きました。

60.2007年3月24日:Muhammad Ali:PG1:☆☆☆☆☆:2451語:アリの伝記。昔はカシアス・クレイだった彼が名前を変えた背景など、よく知らないことがいっぱいあった。

61.2007年3月28日:Billy Elliot:PG3:☆☆☆☆☆:12931語:映画も良かったけれど、文字で読むとまた違った良さがあります。

62.2007年3月31日:Where Animals Live:T-t-D:☆☆☆☆☆:988語:LR。再読ですが、音とともに読むとまた違った趣があります。

63.2007年4月3日:Nate(2冊):児童書:☆☆☆☆:4231語:立川図書館所蔵。Nate the Grate Stalks Stupidweed, Nate the Great and the Boring Beach Bagの2冊。Nateの英語はリズミカルで読みやすい。

64.2007年4月4日:Nateのおまけ(1冊):児童書:☆☆☆☆:1000語:植物について。海草についても出ており、「海草サラダの作り方」のレシピがありました。いやー、野蛮! 海草のみのサラダだよ。Wakame, hajikiなどを水で戻してドレッシングをかけるというもの。ひじきってhajikiって書くのね。拳銃みたいだわ。ワカメのみの海草サラダってちょっと寂しいなぁ。