500万語を終える直前に、手元にある「読みたい」本を読みつくしてしまっていたのに、その時は500万語を終えることに目が行っていて、次に読みたい本の注文を入れることに気が回らなかった。なので、600万語を始めて以来、手元にストックがない状態だ。ここまで来る間に、「多読(が進む)とは、手元に読みたい本があることと見つけたり」って何度も思ったのにねー。
「読みたい」あるいは「読みやすい」本が手元にあることはとても大事だ。今の私の場合だと、バレエ関係の児童書や、A to Z Mysteriesのシリーズのようにある程度なじんで来て、これなら無難に楽しめる(>私にとって)、ということが分かっているものが手元に10冊くらいあると、仕事の忙しさに合わせて、これらの「読みたい」本「読みやすい」本を適当に散りばめて、うまくペースを作って行ける。
今、そういうストックがないので、ちょっとやりにくい。
これまでなら、最寄のターミナル駅の本屋でジャクリーヌ・ウィルソンを購入してくれば良かったのだけど、ジャクリーヌ・ウィルソンもいよいよ未読のものが少なくなってきてしまった。
今の私にとっては、A to Z Mysteriesは、いつでもどこでもある程度は楽しめるし、私の英語力でラクに読める(>と言っても分からない単語や表現はそれなりにあります)という安心感の持てるシリーズだ。だけど、これ、都心に出ないと地元では買えないの。
この「読みやすい」っていうの、YLと連動してるのかな? これまでは、実は、YLとかレベルというのはほとんど気にせずにやってきた。GRを買う時はちょっと気にするけど。
私は100万語をスタートした時に「一応」PBも読めたので(>読み終わるととっても疲れるけど)、私の中では、「PB」と「PB以外」の区別しかしてなかった。
でも、実は、このYLというのもちょっぴり気にしながら読むのがいいのかも・・・と、ここに来て思うようになった。
なんか私の多読は、大方のタドキストの流れと「逆行」してるかも。
普通は、500万語くらいになると、PBやYLの高い物が増えて行くのに、私はLRや絵本が増えて行ってるし・・・。
A to Z Mysteriesの YLは3.5とか・・・。そのあたりが今の私にとって、「いい感じのスピード感を持って読める」「1冊を読み上げるのに不自然に時間がかからない」というレベルかも。
そういうことを意識して、本を選んだり、自分にとっての英語の読みやすさというのを自分なりに「分析」してみるのも良いかも・・・と思ったりしている。
これ!というものが手元にないので、本屋や図書館の「立ち読み」で場をしのいでいます。(>図書館の本は借りてもいいんだけど、絵本の持ち運びは重たいので、なるべく「立ち読み」にしてます)
ここまでの総語数は、165428語。
1. 500万語からの繰越:14348語
2.2006年7月18 日:Nate the Great:児童書:1585語:☆☆☆☆:子ども界のハードボイルドっていう感じ。主人公はパンケーキ大好きだけど、仕事中はパンケーキを口にしない。「難」事件をクールに解いて行きます。
3.2006年7月18 日:Spot(2冊):絵本:150語:☆☆☆☆:「立ち読み」技で3冊。Spot’s Birthday Party, Spots Goes to a Party
4.2006年7月19 日:The Werepuppy on Holiday :児童書:18000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソン。お父さんが失業しそうでことしの夏はどこにも行けないかも・・・と思ったのだけれど、無事、失業しなくてすむことになり、でも、今からじゃどこも予約がいっぱいかも・・・と思ったのだけれど、うまいことホテルが取れた。だけど、そこはペット禁止。わーい!旅行に行ける!と思ったけど、主人公は愛犬(狼?)ウルフィーと離れるのが辛い・・・。
5.2006年7月19 日:That is Me:絵本:120語:☆☆☆☆:小さな絵本だけど、なかなか深い。「僕」とは誰か?という問い。
6.2006年7月19 日:Angelina Ballerina:絵本(バ):610語:☆☆☆☆☆:アンジェリーナは踊ってばかり。部屋もぐちゃぐちゃ、手足がぶつかってテーブルの上のものは落とす・・・。「これはバレエを習わせるしかないかも・・」と両親はアンジェリーナをバレエ教室に連れて行きます。踊るのが大好きなアンジェリーナは、レッスンが楽しい! レッスンで踊れるから生活も落ち着いて来ました。いっぱいいっぱい練習して、何年も何年も練習して、ついにはプロダンサーとして舞台に立つところまでなります。
7.2006年7月19 日:ICR1(10冊):ICR1:6788語:☆☆☆:Morris Goes To School, A Fat Cat Sat on the Mat, Johnny Lion’s Bad Day, Stanley, Jonny Lion’s Book, Captain Cat, Grizzworl, A Picture for Harold’s Room, Oliver, Silly T0lly’s Thanks Giving Dinnerの10冊。ICR1では人気があるらしいHoffの作品は、私には、動物が人間に迎合する感じがどうも肌に合わない。
8.2006年7月20 日:CRE0(4冊):CER0:6000語:☆☆☆☆~☆☆☆☆☆:Dirty Money, What a Lottery!, The Penang File, Let Me Out!の4冊。私としては、What a Lottery! Let Me Outの2冊が面白かったかな? The Penang Fileは今ひとつキレが悪い感じ。CPEはこれまでは1からだったけど、新しく0が出来た。
9.2006年7月21 日:ICR0(5冊):ICR0:6000語:☆☆☆:Damby to the Rescue, Damby’s Apple Shop, Go Away Dog, Sid and Sam, Thump and Plunkの5冊。”Dump””plunk”と言った語は、学校英語ではなじみが少ないかも。
10.2006年7月21 日:Curious George(2冊):絵本:1600語:☆☆☆:Curious George in the Snow, Curious George goes to a Movieの2冊。子どもの頃は大好きだったけれど、今は、すっとジョージの世界に入っていけない。
11.2006年7月22 日:Angelina on Stage :絵本(バ):500語:☆☆☆☆☆:従妹のハロルドがアンジェリーナの教室に入門。アンジェリーナは年下のハロルドのお世話もします。ある日、アンジェリーナにミュージカルに出ないか?という話が。そして、ちょうど年恰好から行って、ハロルドも出演要請が。稽古が始まると小さなハロルドはみんなの人気者に。ハロルドにはセリフもつきます。アンジェリーナはちょっぴり嫉妬しちゃいます。前にも何度も書いてますが、イギリスの子ども向けのものって、「きれいごと」じゃないところがいいです(>たまに辛いけど)。子どもも自分の中のネガティブな感情と向き合って生きて行く必要がありますもんね。いや、子どもは、ひとつひとつ、そういう感情の乗り越え方を学んでいる最中なので、より一層、こういう「厳しい現実」も描いた物も必要な気がします。もちろん他方で「現実を忘れる」ようなほのぼのしたものも必要だと思いますが。
12.2006年7月22 日:Sparkly Ballerina :絵本(バ):80語:☆☆☆☆:バレエの絵本。バレエには何が必要かな? シューズと、レオタードと・・・。あ、魔法の杖(?)も・・・。
13.2006年7月22 日:ICR1(4冊):ICR1:2425語:☆☆☆☆:Morris and Borris at Circus, Morris the Moose, This Book is Haunted, Gees Find the Missing Pieace。Gees Find the Missing Pieaceは韻を楽しむもの。英語の楽しさって、こういうところにもあるのだろうけれど、こういうのを身につけるのはなかなか骨だ。
14.2006年7月25 日:Catch Me When I Fall :PB:90000語:☆☆☆☆☆:今回の100万語はPBは読むまいと思ってたんだけど、たまたま(食いすぎのための)胃痛で寝込んだので手元にあったニッキ・フレンチを読んでしまった。PBも以前より少しラクになってるのかな? でも、日本語だったら2-3時間もあれば読めるものが、英語だと丸1日(以上)かかってしまう。以前よりは読み終わった後の疲労感は少なくなってるようにも思うけれど、でもやっぱり疲れることは疲れる。そりゃあそうだよね。PBって1ページあたりに300語くらいは語数がある訳なので、ICR1だったら、1-3ページで話が完結している訳だ。これだけ長いものを、外国語で、ひとつの話として緊張感を持ちながら読むってのは、まぁ、体力が必要ではある。ストーリーは相変わらず、こわーい!です。どこにでもいそうな、あるいは誰の中にもそういう要素はありそうな、ごく普通の(>でもちょっとエキセントリックで魅力的な)主人公が、ふとしたキッカケで人生の歯車が狂って行く。さいごのどんでん返しもなかなか。
15.2006年7月26 日:Angelina and Princes :絵本(バ):500語:☆☆☆☆☆:アンジェリーナのバレエ学校に、王女さまが見る舞台のキャストのオーディションが来ると言う。アンジェリーナは良い役をゲットするぞ!と張り切って夜遅くまで練習するんだけど、興奮しすぎて眠れず、翌朝のコンディションは最悪。母親から「熱があるのにバレエ学校なんてダメ!」と言われるけれど、そっと抜け出して行ってしまう。でも、どうしても体調が悪くて良い役はゲットできなかった。アンジェリーナは、「もうバレエ学校に行かない!」と言うけれど、母親に「どんな役も一生懸命やらないとダメ。それがあなたの将来につながるの」と言われて納得する。ダンサーにとって体調や気持ちのコントロールも「実力」のうちだったり、仕事のうちだったりはする。でも、そういうのもきっとこうやって場数を踏み、何度も苦い思いをしないと上達しないのよね。
16.2006年7月26 日:ICR1(2冊):ICR1:762語:☆☆☆:Silly Tilly and the Easter Bunny, What Do You Hear When a Cow Sing?の2冊。What・・の方はナゾナゾの本。ちなみにタイトルの答えは”Moosic”だそう。うーむ、こういうのは外国語として英語を学ぶものには手ごわいよね。
17.2006年7月27 日:Dance:Eye Witness:15000語:☆☆☆☆☆:写真をふんだんに使った図鑑的な本。世界の古今のダンスを扱っている。なかなか読み応えがある。日本の「舞踏(ブトウ)」なんかも紹介されている。
18.2006年7月27 日:ICR1(6冊):ICR1:6260語:☆☆☆:Morris and Borris at Circus, Digby, Stuate Little:Stuart Set Sail, Oscar Otter, No More Monster for Me, A Fire Cat, There’s a Carrot in My Yearの6冊。