メアリ・ヒギンズ・クラークが、お手軽に安心して読める、「息抜き」系作家だとすると、ニッキ・フレンチは「疲れる」作家だ。この人の作品を読むと、読んでいる間中、心理的にひきずり回される。まぁ、「心理サスペンス」っていうのは、そういうものなんだろうけれど。
なので、元気がある時じゃないと読めない。
イギリスの本屋でつい買ってしまって、帰りの飛行機の中で読み始めた。
私、ニッキ・フレンチが2人の作家だっていうのを、この本の後ろの説明で初めて知った。それも男女(夫と妻)だ。びっくり!
ニッキ・フレンチの作品は、恐いよぉ、恐いよぉ、もうやめたいよぉ・・・と思いながら、でも、やめられずに最後まで読んでしまうんだよね。
ORTをついに読み終えた! 少しは英語の足腰が強くなったのかしら? ORTを読んで、感じることは、英語の単語が少し「体感」出来るようになったことだろうか。特に、climbという単語が私には印象深い。これまでの受験英語の「知識」では、「climb=登る」であった。だけど、車に乗るのも車から降りるのにも、けっこうclimbを使う。山登り的な上り下りもあるけど、上り下りするものに、「身体が接触している場合」この単語を良く使うような気がする。「よじ登る」みたいな。その「身体が接触している感じ」っていうのが、なんとなくclimbという単語を見た時に、「身体の感触」として脳内に甦ってくるというか。
もしかしたら違っているかもしれないけれど、ORTで獲得したclimbの「感触」を、今後、また色々なものを読むなかで、修正したり豊かにしていければ・・と思う。
ここまでの総語数は、415135語。
18.2006年4月13日:Secret Smile:PB:8700語:☆☆☆☆☆:ニッキ・フレンチの作品。相変わらず恐い! 穏やかな日常の日々が、ふとと気づくとずるずると泥沼にはまっていっている。その自分の危機について他人に語ろうと思っても、そのことによってさらに深みに沈みこんで行くことになってしまうのだ。
19.2006年4月15日:Maria Teresa :PGR0:900語:☆☆☆☆:マリア・テレサの伝記。短いのに案外読ませます。
20.2006年4月17日:The Little Ballerina DKR2:1100語:☆☆☆☆:主人公はパフォーマンスで、ケガをした人の代役でネコ(>いい役?)を踊ることに。バレエ用語の説明なんかもあります。パフォーマンスって言っても衣装なんかはレオタードにフェイスペインティングだったりしてる。日本だったら親から文句がきそうな、ピエロみたいな大口のフェイスペインティングされてる子もいる。このあたり、ずいぶんとバレエ事情が違うのかも。
21.2006年4月21日:ORT9(12冊): 16483語:☆☆☆☆:ORTをついに読みきったぞ!!! 少しは英語力違って来てるのかしら?
22.2006年4月21日:A to Z Mysteries: The Goose’s Gold :児童書:7216語:☆☆☆☆:注文を入れてあったA to Z Mysteriesの続きが入荷。ルース・ローズのおばちゃんの家にディンクとジョシュも招待され3人はフロリダでクリスマス休暇を過ごします。そこで、またまた事件が! フロリダって暖かいのね。冬なのに半そで&短パンでもOKみたい。