英語快読500万語 (2)―CERの新作

CERの新作が出た。CERは一応完読してしまったので、新作が出るとうれしい。GRの中では、私はCERが一番好きだ。

A to Z Mysteries の方が、Encyclopedia Brownよりも好みかな? 手軽に読めるのがいい。

引き続きORTも読み進めている。

ここまでの総語数、149677語。

1.2006年2月2日:A to Z Mysteries: The Empty Envelope:児童書:7200語:☆☆☆☆:女の子1人と男の子2人の3人組が活躍するシリーズ。子どもが探偵役の割には、犯罪の規模が大きいかも。

2.2006年2月4日:A to Z Mysteries: The Falcon’s Feathers:児童書:8000語:☆☆☆☆:同じく、けっこう危ない目に合いながら3人が活躍。Falconって? 絵からするとタカ? でも、タカはhawk?気になったので辞書を引いたが、falcon∈hawkらしい。そもそも日本語でもよくこのあたりの違いが分かってないかも・・・。なので、ま、いっか。 

3.2006年2月6日:ORT6&7(6冊):4324語:☆☆☆☆:イギリスのジョークって、日本人には分からないことも多いけど、ORTのレベルから積み重ねて行けばだんだん分かるようになる?

4.2006年2月9日:ORT7(6冊):52534語:☆☆☆☆:このレベルを読む頃、イギリスの小学生は歴史の時間にローマ時代のことを習うんでしょうね。イギリスのかなりの地域はローマ帝国の支配下にあったこともあるので。学校でのプロジェクト(>子どもたちが自分でいろいろ調べたり、場合によってはそのテーマについて理解するために工作したりする)の様子なんかも分かって興味深いです。

5.2006年2月15日:Hotel Casanova:CER1:3600語:☆☆☆☆(+):CERの新作。イタリアのホテルで働くしっかりと「人生設計」(>26歳で結婚!30歳で自分のホテルを持つ)を持つ青年が、まだ21歳なのに、ある女性と出会ったことから、計画が狂って行き、人生の歯車自体が狂って行く。最初のうちはゆったりと話が進むが、途中からテンポが加速し、どんどん恐くなって行く。

6.2006年2月15日: Don’t Stop Now:CER1:3600語:☆☆☆☆:ソーホーのイタリア系移民が経営するネットカフェが舞台。主人公はこのカフェ経営者の娘が好きで、毎日のようにここを訪れる。しかし、どうやらこのカフェで何やら困った事態が進行しているようだ。

7.2006年2月18日: Within High Fence :CER2:7700語:☆☆☆☆(+):主人公はasyram seekersの収容所で働いている。ボーイフレンドは金回りが良いらしく、「別に働かなくてもいいぢゃん」と言う。彼女は夜のシフトで働いているので、すれ違いになるしね。なので、毎日出勤時に互いにくらーい雰囲気になりがち。でも、主人公は「自分で金を稼ぐ」っていうのをやりたい。本当は主人公の夢は物書きになることだった。でも、ボーイフレンドは「君に出来るわけないぢゃん」と言った。で、主人公は夢を諦めてしまったのだ。そんな主人公が収容所で出会った難民の青年にだんだん心引かれて行く。イギリスには、たくさんのasyramu seekersが入国してくる。こういう収容所も人があふれていて、なかなか運営が大変みたいだ。ブレアは、難民受け入れの基準を厳しくしてきているみたいだし。(>それでも日本よりはずっと受け入れているんだろうけれど)フランスの収容所から逃げ出してユーロ・トンネルの中を歩いてイギリスに入国しようとする者も後をたたず、いろいろ対策が取られている。『ベルリンフィルの子どもたち』の中にも、アフリカのどこかの国から来た難民の子がいた。正確に覚えてないけれど、彼は政治的理由で親が殺されたんだったかなんだったか、まだ高校生くらいなのに、大変な光景を生き抜いて来て、かつ現在も異国で苦しい生活をしている。日々、命の心配をせずに生きることが出来ない人が地球にはいっぱいいるんだよね。

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