英語快読100万語 (21)-GRにコリン・デクスターがあるなんて!!!

わ~い! GRにコリン・デクスター発見! 私、「主任警部モース」のファンです。

イギリスに留学中、よくビデオ屋さんで借りて見ました。で、最近ではNHKで放映されたり、ケーブル・テレビでもやるので、すっごくうれしい!

PBでも何冊か手を出したけど、読破したのは1~2冊。あとは途中で挫折してる。デクスターのものって、翻訳で読んでも途中で話の流れを見失うことがあったりするので、英語力だけの問題ではないのかもしれない。英語力というのは所詮その比との「日本語能力」を越えることはないそうだから…。

デクスターのものは、オクスフォードが舞台ですが、舞台になってるパブやらなにやらがすべて実名なんです。あと、TVのシリーズだと、クラッシック好きの人には「今日は何の音楽がかかるかな?」というのがこたえられないらしい。私はクラッシックは好きですが、聴いてすぐに曲名が分かるようなマニアじゃないので、だめなんですが。

で、TVのシリーズで主演しているジョン・ソウは、イギリスでは「最もセクシーな男優」に選ばれたこともあるとか…。イギリス女性って渋いのが好みなのね。英会話学校の先生が「いやぁ、日本人女性には理解出来ないかもしれないんだけど…」と教えてくれました。

ソウは労働者階級出身の俳優で、彼についてのドキュメンタリーを見たことがあるんですが、結局生涯自分の人生に満足することなく死んで行ったみたい。俳優としてすごい成功しているのになぁ…。でも、その渇望感がかれを良い俳優にしていたのだろうか。

死期をさとったデクスターがちゃんと小説の上でモースを殺し、そしてTVのシリーズもちゃんとソウが死ぬ前に最後の話を放映できるようにした(>ソウの死期も分かってたのかな?)…というのも何だかすさまじく(>ソウはその最後の話が放映されて間もなく亡くなりました)、私は、モースの最後の話は未だに読めずにおります。
(>別れたくない)

77.3月14日(日):The Dead of Jerico(OBW5):1800語:23000語:649932語: ☆☆☆☆:
モースのシリーズって、日本語で読んでもけっこう頭がゴチャゴチャすることがあって(>特に最後の方)、これも最後のところでちょっと頭がゴチャゴチャしちゃいました。でも、このシリーズは、推理小説の「謎解き」というよりは、「モース」っていう「人物」を「面白がる」ところに真髄があると思う。そしてオクスフォードという「街」を楽しみ、教養あるモースの引用する「文学」を楽しみ、彼の聴く「音楽」を楽しむ。ま、モースに会うためにデクスターを読むって感じでしょうか…。

77.3月15日(月):Grace Darling(OBW2):700語:7700語:650632語:☆☆☆☆:
OBWの書き手の中でも、このTim Vicaryは傑出していると思います。彼の書いた物はみな面白いです。The Coldest Place しかり、White Deathしかり。

78.3月16日(火):Carnival(PGR0):200語:880語:651512語:☆☆☆:
マンチェスターから初めてロンドンに遊びにきた少年の話。ノッティング・ヒルカーニバルに行き、キャラバン(?)の上に乗った女性に一目ぼれ。必死で彼女を追いかけるんですが…。

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