私は、ミステリーは好きだけど、ホラー小説は今一つ。説明のつかない謎より説明のつく謎の方が好き。
でも、たまたま本屋に立ち寄った時、数少ないケンブリッジのもの(ケンブリッジの物はあまり置いてないところが多い。置いてあっても冊数が少ない)の中にホラーに分類されているものがありました。
読んでみると、かなり恐いんですけど、でもストーリーの構造がうまく出来ていて息を詰めながら(身体に悪そう)一気に読んでしまいました。こうやって、これまで手をあまり出したことのないジャンルの物に触手を伸ばすのも、良いかもしれません。日本語の本だとかえって1冊が厚かったりするけど、これの易しいグレードの物を選
んで手を出せば、なにしろ1冊が薄いので、ずっと気楽・…。
いずれは科学物にも手を出してみようか…。
33.1月3日(土):The Beast (CRE3):1300語: 13000語407300語:☆☆☆☆:
仕事が忙しくて最近2人でゆっくり過ごす時間が取れないカップルがウェールズの小さな村に休暇に行きます。女性の方はカメラマンなんだけれど、父親を亡くして気持ちが落ち込んでいます。仕事もハードだし、そろそろ赤ちゃんも欲しいな…なんて思ったりもしています。そんな彼女を魔物というか妖怪(っていうとちょっとイメージちがっちゃうけど)が、狙っているのです。ストーリはその魔物の独り言とカップルの休暇の叙述が交互に出てきて、なかなかスリリングです。
34.1月6日(火):One-way Ticket (OBW1):400語: 5900語413200語:☆☆☆:
列車 というある意味「閉ざされた」空間の中で見知らぬ同士が時を共にする…。その中で起こる人間ドラマについての短編集。ちょっとビターでなかなかおしゃれ。
35. 1月7日(水):Sherlock Holmes and the Sport of Kings(OBW1):400語:4000語(? これもリストにないのでこのステージの少なめのものに合わせておきます): 417200語:☆☆☆:
シャーロック・ホームズもの。まぁまぁかな?