英語快読600万語 (5)―あれ?

「OFFをいっぱい読むぞ!」という目標を立てたのは、「英語快読 300万語」の時でした。でも、「300万語」ではほとんど読まなかった。

その理由を、自分では「あれこれ読みたい物が出てきて目移りしたから」と思っていましたが、ひょっとすると、「英語力」が不足していたからなのかも・・・。

LRを沢山読んできて、最近ふと思うことは、OFF1やOFF2を読むのが「ラクになった」ということ。

Time to Discover やScholastic Actionで、易しいノンフィクション(>とくに理科系)に
慣れたっていうのもあるかもしれないんだけれど。

「英語力がついた」ことの「実感」って、案外こんな風に得られるものなんだろうか。つまり、「幼稚園児程度のレベルの英語を沢山読む→小学校低学年程度のレベルの英語を読むのが以前よりラクに感じられるようになる」というか。

残念ながら、まだPBを読んだ時に「ラクになったなぁ」とは思えないんだけど、やっぱり、「下から」ひとつずつ英語力を「積み上げて行く」っていうのは、とても大事なのかも。こうやって、「小学校低学年レベルの多読→小学校中学年レベルがラクに」という風にひとつずつ重ねて行けば、いずれPBや仕事の専門書を読むのがラクになる日が来るかもしれない。

バレエと同じ? バレエも基礎からひとつずつ積み上げるのが大事。

しかし、バレエにおいても、「難しいこともたまにはやらないと慣れていかない」というのもある。ということで、英語においてもPBなんかも、適度に織り交ぜて行くのも良いのかもしれない。

英語力向上も簡単には得られるものではないけれど、英語力向上において、この「多読」という方法は本当にパワフルだと思います。

バレエにおいて「多読」的練習方法を実践しようとすれば、どのようなことになるのかなぁ? バレエは「簡単」なことも、実は、「正しくやる」が難しい。

バレエにおけるYL0、YL1の技術っていうのが何か?というのが分かれば、これを「大量に」やることによって、YL2、YL3の技術がラクになった・・・というのを「実感」出来るのかも。

しかし、バレエにおけるYLというのは、英語に比べると、分かり難いかも・・・。(>いや、RADやIDTAのグレード試験の内容を調べれば分かるのか?)

ここまでの総語数、322737語。

47.2006年8月13日:Nursing:OFF2:4200語:☆☆☆☆☆:歴史的背景にも触れながら、ホスピスを含む幅広い看護の領域について知ることが出来る。

48.2006年8月15日:Tourism:OFF2:3800語:☆☆☆☆☆:さまざまな旅行やその楽しみ方にふれつつも、それを大きな視野からもとらえ、環境問題やグローバルな規模での経済格差問題との関連などについても考えている。

49.2006年8月15日:Erick Carle(2冊):絵本:220語:☆☆☆☆:Little Cloud, This is Mondayの2冊。前者は次々にいろいろなものに形を変える雲の話。かわいいです。後者は、私には、ちょっと文法的にも内容的にも意味不明でした。

50.2006年8月15日:SA1(1冊):SA1:2336語:☆☆☆☆:Capital Kids。今度は文科系のもの。地理になるのかな? 世界5カ国に暮らす子どもたちの生活を通してさまざな地域について学ぼうというもの。アジア2カ国、中米1カ国、アフリカ1カ国にアメリカ。ヨーロッパの国がないのはなぜ?

51.2006年8月16日:Erick Carle(2冊):絵本:450語:☆☆☆☆:Brown Bear, Brown Bear What You Look? Draw Me a Starの2冊。どちらも、絵がとても素晴らしい。

52.2006年8月17日:The Number Devil: A Mathematical Adventure:児童書:25000語:☆☆☆☆☆:数学の世界を面白く描いた本。数学の世界って不思議だ。英語的にというより、数学的によく分からない部分もあったけれど、数の世界の面白さというのは感じられた。数学がきらいな男の子の夢にThe Number Devilが現れて、数学の不思議の世界にいざなう。著者はなんでもドイツの有名な社会評論家らしい。ドイツ通の同僚に、「Q母さん、Ebzebsbergerなんて読むんですね」と言われて初めて知った。

53.2006年8月18日:SA1(2冊):SA1:5942語:☆☆☆☆☆:Tha’s Science?, Unsolved Science Mysteriesの2冊。自然科学のみならず社会科学も含め、科学的研究とは何か?というのを分かりやすく説明している。小学生の頃から、ただ「習う」「習ったことを覚える」のではなく、自分で分析するとは?意見と事実の違いは?データで照明するとは?有効なデータを集めるには?というようなことを知るっておくのは良いことだと思う。

54 .2006年8月19日:Ashe(2冊):絵本:300語:☆☆☆☆☆:Happy Birthday, Moon, Goodby Houseの2冊。可愛いクマの物語。前者はお月様に誕生日プレゼントをあげたい、と思って、「誕生日はいつ?」「欲しいものは何?」とお月様に聞こうとするお話。後者は引越しの日、いままで住んでいたお家に最後のお別れをするお話。

55 .2006年8月20日:The Missing Piece(2冊):絵本:980語:☆☆☆☆:The Missing Piece, The Missing Piece Meets the Big Oの2冊。単純な線画なんだけど、暖かみがある。人生の意味をいろいろに読み込むことの出来る絵本。

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