英語快読600万語 (4)―子どもの科学読み物

「読み物日照り」はまだ続いています。

・・・が、今、「新しい世界」に出会いつつあります。

500万語の時にTime-to-Discoverのシリーズを読んだ時、子ども向き理科系のものを読むのもいいかもぉ・・・と思ったんですが、ふと、Scholastic Actionというシリーズのレベル1の理科系ものを手に取ってみました。

このシリーズは、近くの駅前の本屋に置いてあって、以前、レベルの高いもの(>その時は理科系のものではなかったと思う)を読み始めて途中で投げて以来、手に取ることはなかったのですが、さして大きくもない本屋にこのシリーズが沢山入っているというのは、それなりに意味があったのねぇ・・と改めて思っています。

物語もあれば、お勉強系のものもある、薄くて読みやすいシリーズです。

理科系の言葉は、たとえ小学生レベルでも知らないことが多いです。日常使う言葉であっても、いやになるくらい知らない。

まぁ、これを理科系というかどうかは別として、Gross Body Factsという42の本に出て来た、「膿」pusなんてのも知りませんでした。「鼻汁」(含鼻ク○)snotなんていうのは、児童書で出会って、その場は推測で意味は分かってましたが、単語として記憶はしてなかったです。

でも、児童書のsnotと科学読み物のsnotが繋がって、「おぉ、そうであったか!」と記憶に定着しました。

きっと、これ、イギリスで医者に行った時に耳から聞いてはいたと思うんですよね。私は自分からの発信は、「鼻が出る」関係はrunning noseでムリヤリ通してましたが・・・。

イギリスでは、カゼを引いた時に、鼻汁や痰に色がついているかどうかで薬の強さを決めます。で、痰flemってのは、その過程で覚えたんだけど、snotの方は「意味は分かったが、個別の単語としては認識していない」という状態で過ごしていたんだと思います。あるいは別の単語で言われていたのかもしれません。なので、医者にいつも「鼻水に色がついてるか?」って聞かれるんだけど、正確に医者が何て言ってたのかってのは、今も記憶にないし、当時も聞き取れてなかったです。何を聞かれているかは分かったので(>なんで??)、イエスとかノーとか答えてたけど。

多読って、こんな風に、あちこちから攻めて行くことによって、「あ、繋がった!」というのがあるんですね。子どもの頃の、砂場でトンネルを両方から掘って「あ、繋がった!」という時の感動に似ています。

ここまでの総語数は、279509語。

33.2006年8月8日:Teen Health :SA2:3556語:☆☆☆☆☆:ティーンズの健康アドバイス。アメリカの子ども向けだなぁと思わせるのは、ピアス、タットゥーについてのアドバイスがあったりすること。臍や舌にピアスする場合・・・など芸が細かい。
 
34.2006年8月8日:London :PGR2:4876語:☆☆☆☆:ロンドンは、何度も訪れているので、なつかしい。

35.2006年8月8日:Junie B. Jones and her Big Mouth :児童書:6000語:☆☆☆☆:主人公は幼稚園児とのこと。ジョブ・デイというのがあって、生徒たちは将来の夢について語り合う。将来について考えたことなんてなかった主人公は内心焦ります。幼稚園のころからキャリア教育をやるんですねぇ!!!!! 

36.2006年8月9日:Walter the Baker :絵本:860語:☆☆☆☆☆:プレッツェルはどうして出来たか?という話。プレッツェルって美味しいですよねー。ドイツ旅行中は街頭で売ってるプレッツェルを買っては食べながら歩きます。ドイツのパンなら「人はパンのみにて生きる」でもOKだなぁと思っちゃう。

37.2006年8月9日:Spot(2冊):絵本:85語:☆☆☆☆:Spot’s First Christmas, Spots’s First Easterの2冊。スポットって生まれたばかりなんですね。だからすべてが「初めて」。大人になるまでに人は本当に沢山の「はじめて」を通り抜けて来るんですよねぇ。

38.2006年8月9日:Daddy Cuddles :絵本:25語:☆☆☆☆:いろいろな動物のお父さんが子どもを抱きしめます。人間のお父さんがするように。父子の絵本。

39.2006年8月10日:Gaspard and Lisa’s Ready for School Words :絵本:50語:☆☆☆☆:入学を控えた子が読む本なのかな? 学校生活のひとこまひとこまを見せつつ、学校にあるものや学校に持って行くものの説明がされています。

40.2006年8月10日:Sayonara Mrs. Kackleman :絵本:50語:☆☆☆☆☆:「ミカド」を見ていて急に日本に行きたくなった姉弟が本当に日本に行っちゃう話。一体時代設定はどうなってるの?っていうような部分もあるんだけど、まぁ、いっか。「ミカド」は一度見てみたいミュージカルですが、なかなか機会に恵まれません。「炎のランナー」の中にそれらしいのがちらっと出て来たんだけど、日本人はそんな髪型しとらんぞー!とか思いました。

41.2006年8月10日:Gross Body Facts :児童書:2925語:☆☆☆☆☆:最近、子どもの科学読み物にはまりつつあります。ほぉ!!!と思うことがいろいろある。玉葱やニンニクを食べるとどうして口臭がするのでしょう? それはね、玉葱やニンニクの中の成分が血液に溶けて、それが肺にも行って、肺に入った空気が外に出る時に匂いが出るんだって!!! あーら、びっくり! 膿とか、吐しゃ物(>ゲ○ですね)とか、そういう単語も知らなかったわー。こういうのも何度も重ねて読んで行くとだんだん身について行くのね。児童書の中に出て来て推測はして読み進めてたけど、記憶にはいまいち残ってなかった鼻水(snot。鼻クソもあり)という単語が、ここでつながって、ストンと記憶されました。

42.2006年8月11日:Spot(2冊):絵本:100語:☆☆☆☆:Spot Visits Grandparents, Spot Bakes a Cakeの2冊。みんないろいろ新しい体験をして、大人になるのねーと思います。家族の愛情につつまれて成長しているスポットは幸せ者ですね。

43.2006年8月11日:Spot Visits Grandparents :絵本:387語:☆☆☆☆:絵がとっても可愛い、ガスパールとリサの物語。2人(匹?)の出会いの物語。今2人は休暇中で、文通してます。といっても、リサが2通も手紙をくれたのに、ガスパーは1通も出してないんですけどね。2人がどんな風に出会ったのかが回想されてます。

44.2006年8月12日:SA1(2冊):児童書:5707語:☆☆☆☆☆:Weird Scienc Job, Cool Science Jobの2冊。最近子供向け科学読み物にはまっている。私は今は文科系人間だけれど、中学生の時は科学がとても好きだった。すっかり遠ざかってしまったけれど、こうやって(やさしく書かれた)科学の世界に触れるのは楽しい。科学者の仕事っていうのは幅広いのねー、そして面白そうねー、と思わせる2冊。
 
45.2006年8月13日:Madeline(2冊):絵本:1010語:☆☆☆☆:Madeline’s Christmas, Madeline’s Rescueの2冊。これって寄宿学校みたいなんだけど、クリスマスもお家に帰らないのかなぁ・・・。ヨーロッパの人にとって、クリスマスって日本の正月みたいにどこもかしこも休みになるのに・・・。

46.2006年8月13日:Bill Martin Jr.& Eric Carle (2冊):絵本:3647語:☆☆☆☆:Panda Bear, Panda Bear, What Do You See? Polar Bear, Polar Bear What Do You Hear?の2冊。前者は動物の名前がよく分からない・・・と思ったら、SSSの書評によれば、絶滅寸前の動物ばっかりなんだそう。後者は、動物が「鳴く」「ほえる」「うなる」系の動詞が難しかったです。

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