英語快読400万語 (10)-ヒギンズ再読&手詰まり

37はメアリー・ヒギンズ・クラークの再読。「犯人はこいつ? こいつ? いやこいつか????」とかなり作者に振り回されて読んだので、2回目は犯人が分かった状態でじっくりと細かい所や伏線を楽しみながら読んだ。

読むものの選択でちょっと「手詰まり」な感じ。ジャクリーヌ・ウィルソンも読んでないものの数が少なくなってきているのと、話がかなりワンパターンな部分もあり、少し飽きている(>読むと引き込まれてしまうのだが)所もあって、あまり食指が動かない。

仕事が忙しくPBは読みかけて「放置」状態になってるのが2-3冊あって、でも続きを読み始める気にもなれない。

ま、そんな時は気楽に短時間で1冊を読み終えることが出来るGRを読むかなぁ・・・と、しばらくはGRを読んでいる。

多読を始めた頃は相性の悪かったPGだが、最近はかなり面白く読めるようになった。特に、PGR3は、気楽で手軽に読め、かつ、それなりの読み応えもあり、冊数も多いので選択の幅が広く、なかなか重宝している。

ここまでの総語数は、612867語。

37.2005年8月30日:Nighttime Is My Time:PB:11000語:☆☆☆☆☆:上に書いたので省略。

38.2005年9月3日:Great Football Stories:PGR3:8000語:☆☆☆☆:サッカーで命を落とす者はイギリスのみならず世界中にいるらしい。

39.2005年9月5日:Sense and Sensibility:PGR3:7900語:☆☆☆☆:私はジェーン・オースティンはけっこう好き。原作を読もうとしては挫折してきたけれど。しかし、この頃のイギリスの結婚jって思い切り、「金」と結びついていた面があるなぁ。まぁ、いつの時代もそうなのかもしれないんだけれど。

40.2005年9月8日:The Great Discovery:PGR3:8200語:☆☆☆☆(+):考古学者が会議のあと休暇でアレクサンドリアに向かう途中、ヘビの腕輪をしている女性に出会う。「あれって、古代エジプトのものでは?」と思い、話しかけてその腕輪を見せてもらう。そして、「家にはこういうのもっとあるのよ」と言う、その女性の家に連れて行ってもらうことになるのだが・・・。

41.2005年9月10日:Notting Hill:PGR3:17000語:☆☆☆☆☆:「ラブ・アクチュアリー」が面白かったので、同じ作家の「ノッティング・ヒル」も読んでみた。

42.2005年9月13日:Foods for thought:PGR3:9000語:☆☆☆☆:休暇を親戚の農場で過ごすことになった大学生の男の子が主人公。親戚の農場は有機農法をやってるのに、そのすぐ隣の農場が遺伝子組換え農法を取り入れた。花粉が飛んだらせっかくの有機農法の作物にその花粉がついてしまうかも。地域ではGMへの反対運動も起こっている。主人公の親戚の農場にはスウェーデンからグリーンな休暇を過ごすために女の子が来る。隣の農場の女の子も交えて微妙な三角関係とグリーン・ポリティクスが絡み合いながら話は進む。

43.2005年9月15日:The Canterbury Tales:PGR3:11000語:☆☆☆☆:有名な『カンタベリー物語』だが、恥ずかしながらこれまで内容を知らずに来た。いやー、14世紀の文学だと言うが、「生き残っている」文学というのは、やっぱりそれなりに面白いのねー。「バースの女房」なんぞは、なかなかに現代的ですらある。でも、『源氏物語』が書かれたのはもっと前だぞー! 日本文学もなかなかにすごいかも。(>あ、でも、アリストファネスの『女の平和』が書かれたのは紀元前か・・・。)

44.2005年9月18日:The Accidental Tourist:PGR3:21000語:☆☆☆☆:トラベル・ライターの主人公の人生が、息子の死をきっかけに、まわりに流されるままに変化していく。

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