「親子で多読」の方の掲示板で、「中学生の男の子ならマンガもいいかも」と勧めていただいたことがあった。その時点では、Qの英語力がまだまだ…ということもあって、その情報は頭の中にはインプットされていたが、「実行」には移さないまま時が過ぎていった。
「超100万語」の掲示板で、「マンガでかたまり読みが出来るようになった」とか「マンガで語数を稼いだ」とか、そういうカキコミに続けて出会って、「ふーむ、マンガかぁ」という気持ちにちょっとなった。
で、Qと一緒に本屋に行った時に「ドラエモンとかコナンとか、英語になってるのがあるらしいよ。ちょっと一緒に見てみる?」と、英語のマンガの棚に行って、2人で手に取ってみた。Qはおおいに気に入った模様。『ドラエモン』を2冊と『名探偵コナン』と『NARUTO』を購入。
『ドラエモン』は日本語つきなので、「これなら1人で読めるよ」と、サクサク読んでいる。どの程度英語の方も読んでいるのかは不明だが・・。せっかく購入したので、私も読んでみることに…。
OBW0などのマンガは私、今一つ読みにくいのだが、その訳が分かった気がした。私にとってのマンガは、右綴じの、「日本のマンガ本」じゃないと、コマの流れが「自然に」追えないのだ。つまり、縦書きに慣れていた昔の日本人が、横書きの本はどうも読みにくい…と感じた(>んじゃないかな?)ようなもの?
日本のマンガのセリフのとこだけを入れ替えたMangaだと、そのあたりがあまり抵抗なく読めることを発見。『ドラエモン』も『名探偵コナン』も、日本語でほとんど読んでいるので、なつかしく読み返しているような感じで読める。
私の「多読」にまた新しい世界が一つ加わった。
31.2005年4月5日:Doraemon 1:マンガ: 5000語:727619 語:☆☆☆☆☆:最初の頃のドラエモンは、今のドラエモンよりスマートだったりする。ほのぼのと5000語稼げるのもマンガの良さかな?
32.2005年4月7日:Rosa Raye, Crime Reporter:PGR3:8100語:735719 語:☆☆☆☆: 新聞記者の主人公が、ふと海岸で見かけた怪しいトラックが、実は、何かを不法投棄しているらしい。裏に色々ありそうだが、記者魂で真実を追っていく。
33.2005年4月8日:Cliffhanger:児童書:10000語:7435719 語:☆☆☆☆☆: 本当はキャンプに行きたくないのに、親にキャンプに行かされる「弱虫」な男の子の話。ウィルソンを読んでいると、「親の無神経」というのに子どもがいかに傷ついているか、というのがよく分かるのだけれど、まぁ、結局のところ、子どもが成長するのには、その親の無神経というのが必要なのかなぁ。私も無神経で息子を傷つけている部分はあるのだろうが、私の場合は子どもの気持ちを汲みすぎる傾向もあり、それが親として「問題」かもしれない。
34.2005年4月9日:Case Closed 1:マンガ:10000語:755719 語:☆☆☆☆☆: 『名探偵コナン』です。私、これは日本語では単行本になったやつ、全部読んでおります。しかし、Q曰く「記憶力のない女」であるので、ずいぶんと忘れてしまっており、こうやってまた英語で読み返すもおかし…といったところ。語数は不明だったのでドイツ語版と同じにカウントしておいたけど、ドイツ語との比較だったら、英語の方が語数が多くなるのかな? ドイツ語って、すぐ単語くっつけて長い単語にしちゃうし。あ、でもドイツ語の語数って数えにくそうだなぁ。分離動詞なんかはどうするのかな? やっぱ1語って数えるんかな? 文法よぉっく分かってないと数えられないですね。いずれドイツ語で多読もしてみたいなぁ。その時には、コナンのドイツ語版も読んでみようと思います。(>が、私のドイツ語力ではそうとう難しそうです)