英語快読100万語 (31)-多読の効果

高校時代の同期のMLで、この多読のことを紹介したら、「僕もやってる」とレスをくれた人が2名いました。ただし、彼らが読みまくっているのはペーパーバックであります。多読を始めてから、仕事でスムーズに自然なフレーズで英語が使えるようになった、とのこと。

私の場合は、まだまだペーパーバックを「読みまくる」レベルには行けてませんが、多読は、実践的にも効果があるんですね。彼らの場合、すでに数百万語から2000万語というレベルなので、やはり「量」をこなすことは、英語においても大切なんだと思いました。

ピルエット回れない!とほざく前に、まずは5000回回らねば!

英語については、私は、まだまだ足腰が弱いので、ペーパーバックも時々読むけど、GRや児童書を中心に、足元を固めるつもりです。まずは、目前にせまった100万語をクリアし、それが終わったら、100~200万語については、もう一度、酒井先生の本を読み返して、「基本に忠実に」やってみようかと思ってます。

130で90万語突破!です。あと残り10万語。残りの10万語は大切に、厳選された文献を読もうかな?とも思ったけど、これまでどおり、あまり深く考えず、わさわさと読み奨めようと思います。「あと少しだからちゃんとやろう!」とか「本当に気に入った文献で」とか思うと、緊張してかえって読めなくなりそうだから、「リラックス」を心がけようと思ったりしてます。(>でも、100万語を目前にやっぱりちょと緊張してるかも)

129 6月14日(月):Jojo’s Story: 300:2300語:898653語:CRE1:☆☆☆☆:
(元?)タリバンの少年兵たちも、パレスチナの少年兵たちも、もしかしたら、こんな風に自分の村で、ジェノサイドを経験した、そんな子どもだったのかもしれません。今、この瞬間にも世界のどこかで、こんな子どもが生まれているのかもしれません。たった一人生き残った少年は、国境なき医師団の女医さんが、「私たちは国境に関係なく医療活動をやっている」ということを説明すると、「僕達の村を焼き払った人たちは助けないよね」と聞く。すると女医さんは、「いいえ。そういう人達も助けます。その村の子ども達には罪はないから」と答えます。

130 6月17日(木):The Golly Sisters Go West, The Golly Sisters Ride Again,
Horray for Golly Sisters::YL1.8:1200+1200+1100=3500語902153語:ICR3:
☆☆☆☆:旅芸人の姉妹の幌馬車に乗っての珍道中。「歌って、踊って」が仕事だけど、結局は、この2人が「歌って、踊って」が一番好きなんでしょう。「私達もたまには休暇を取らなくちゃ」「歌とか踊りとか一言も言っちゃだめよ」と言いつつ、「休暇だ! 休暇だ!」と歌い、踊りまくる。で、「あ~、リフレッシュしたわね~」となっちゃう。趣味を仕事にするのは辛い、趣味は趣味のまま取っておいた方がいいといいますが、まぁ、やっぱり趣味を仕事に出来れば、それは幸せなことかもしれませんね。
 
131 6月18日(金):Bad Love :400語:3700語905853:CRE1:☆☆☆☆:
分かっちゃいても「悪い男」に惹かれてしまうってことありますよね~。

132 6月20日(日):John Doe :400語:4800語910653:CRE1:☆☆☆☆:
これは再読です。何を読もうかなぁと思って、ふと手元にあった、以前読んだGRを読んでみました。細かいところは忘れてるし(>記憶力ない。細かいところどころかオチも忘れてた)、2回目でも十分に楽しめます。しかも、やはり一度読んでいるので「楽」という感じがある。今後は再読本も増やしていこうかな?

133 6月22日(火):All I Want :2800語:23000語933653:CRE5:☆☆☆☆:
これ、前に途中まで読みかけて、なんとなくそのままになってしまってました。もう一度手にとってみたら、今度は一気に読んでしまった。イギリスでも30前後の女性って揺れるのかしらね。主人公は、キープ君(>古いなぁ)的なボーイフレンドがいるのに、派遣先のボスを好きになってしまいます。毎日ボスに会うためにオフィスに行くといっても過言ではないのに、ボスの方は彼女のことは全く気にかけていない。『ブリジット・ジョーンズの日記』にちょっと似た、平凡な女性の物語です。

134 6月23日(水):The Lottery Winner :400語:6100語939753:OBW1:☆☆☆☆
:毎週ロッタリー(>クジ?)を買うお年寄りの女性がバッグをひったくられます。ひったくりの青年も毎週ロッタリーを買っています。バッグに入っていたロッタリーがなんと当たりクジ! お年寄りはそのクジは実は自分の物だと主張するのだけれど…。

135 6月25日(金):Different Worlds :800語:8600語948353:CER2:☆☆☆☆:
聴覚障害をもつ主人公は、むかいのお店でバイトをしている青年に恋をします。「聞こえる」世界と「聞こえない」世界に住む2人。しかも、青年は音楽をやっているんです。

136 6月27日(日):Nothing but Truth 1900語:17000語965353:CRE4:☆☆☆☆
:なかなか読み応えがあります。タイのインターナショナル・スクールを舞台にした、女生徒に対するセクハラ物。まだPC(ポリティカル・コレクトネス)がそんなに主流化していなかった頃なのか、タイだからまだPCが主流化していないのか(>これってPC違反?)、先生達の態度には腹が立つけど、これこそセクハラの構造なのかもしれないし、セクハラの構造の「恐さ」というのがよく描けています。生徒達の友情がいいですね。

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