身体と心のメンテナンス (19)―踊る整体師さんに身体を整えてもらう

整体って、なかなかパワフル!ということは、二度の体験で感じ、整体で本格的に身体を整えれば、私のバレエも変わってくるかもなーと思いつつも、仕事しつつ子育てしつつレッスンに通うだけでも精一杯で、なかなかそこまで手が回らない・・・。

Kさんに教えていただいた所はダンサーも沢山来るようだし、すごくいいなぁとは思ったんだけれど、いかんせん遠い・・・。

バレエ関係のサイトをうろうろのぞいているうちに、「踊る整体師」さんのサイトを見つけました。書かれている記事もすごく「納得!」ということが多い。BBSでの対応にもとても誠実なものを感じました。

なので、いずれ施術をお願いしたいなーと思いつつ、どんどん日は過ぎて行く・・・・。

でも、ある時、思い切って予約を取ってみました。そこの医院がある町には高校時代親しかった友人が住んでいるので、久しぶりに彼女に会いたいなぁっていうのもあって・・・。

行って見て正解!でした。

指圧もアロマもタイマッサージもリフレも、もちろん、どれもそれぞれの良さがあるんだけれど、整体は、もうちょっと骨格から自分を整えて行くというか、根本のところでの矯正をしてもらえるというか、そんな感じがしました。

私はバレエもいいかげん長いのに、身体はかたいし(>努力不足ではあるのだが)、脚は上がらないし、回れないし(>これは最近ちょっと改善されつつあるのだが)・・・と、いうのがあって、しかし、最近、この3つの内の最初の2つは、実は、身体そのものにも、また、身体の使い方にも原因があるんじゃないかなーと思うようになっています。

なので、整体を受けてみたら、その辺りに少し変化が望めるんじゃないかなーというのがあったんですよね。

私の身体は長年の座り仕事で、肩・背中・腰に凝りが相当たまっています。整体師さんからも、「うわっ」と言われてしまいました。

まぁ、そっちの凝りについては、指圧やアロマでほぐすことにして、集中的にお願いしたのは、バレエの上達の妨げになるような「かたさ」をほぐしていただくこと。

まず指摘されたのは、私の筋肉は「かたい」状態にあるということ。その原因は、動作をする時に力を入れすぎたり、あるいは、しばしば呼吸を止めた状態で動作を行ったり、レッスン後のストレッチをしていなかったり、レッスンした日にゆっくりお湯につかって筋肉をほぐすということをしていなかったり・・・という、そういうことの積み重ねだと思われます。

また、一部の特定の筋肉(>具体的には梨状筋、中臀筋など)が硬く、それが、伸びやかな動きを妨げている、ということ。

これらを改善するために、レッスン後、必ずストレッチをしてから帰宅することを助言していただき、ストレッチの方法も教えていただきました。また、普段家でやると良いストレッチについても教えていただきました。お風呂にゆっくり温まって筋肉をほぐすことや、睡眠をきちんと取ること、休息をきちんと取ること、なども助言していただきました。

施術していただいて、「あぁ、身体が整ったなぁ」という実感がありました。

その状態を出来るだけ保って(>つまり仕事を出来るだけサボって)、2日後にレッスンに行ったら、いつもよりアンデオールが楽な気がしました。

・・・ということで、少し詰めてここに通って見よう!と思ったんです。

自分自身で普段の生活の中で改善出来そうな点については改善の努力を重ねるとして、やはり、ゴリゴリに固まってしまっている一部の特定の筋肉については、外からの力も加えてほぐしていかないとほぐすのは難しいなーと思うし、なによりも「整ったなぁ」というその感じがとっても気持ち良かったので。

身体と心のメンテナンス (18)―二度目の整体

その後また舞台を重ねて行くうちに、また舞台前に、今度は、左足首が痛い!という状況に。

踊れない、というほどじゃないけれど、伸ばすと痛い。歩いたり、踊ったりしている分には支障ないんだけれど、正座するとなんか痛い。

これは、やっぱり少し筋を伸ばしてしまったということかなぁ・・・と。

ちょうどその頃、私が「大人のバレエ界」で最も尊敬する人の1人であるKさんが、ご自分の整体体験をいくつかの大人のバレエの掲示板で紹介しておられ、前回の整体で舞台を乗り切ったことも合わせて「やっぱ、これは整体で治すかな。身体の歪みもついでに見ていただけたらうれしいし」と思って、Kさんに通われている整体院を紹介していただきました。

そこはおしゃれな街の中にある、とーってもステキな雰囲気のある整体院でした。

日の差し込むきれいなマンションの一室で、身体をいろいろ伸ばしたり、さわったりして身体の歪みをチェック。

左右の歪みがかなりあるって言われました。

で、左足首が痛いことをお話し、そこを中心に整えていただきました。

ありがたいことに、痛みはかなり和らぎ、舞台までにそれをひどくして本当の「ケガ」につながることもありませんでした。痛みは、舞台まで「完全になくなる」ということはなかったのだけれど、舞台が終わったら練習量が減ったせいか、自然治癒っていう感じで、いつのまにかすっかり治ってしまいました。

やっぱり、すごいなー! 整体!

Kさんは、ここで骨盤やその他バレエに大事な骨の調整をしてもらいながらバレエのレッスンを重ねていらして、本物のバレエに近づくためには、こんな風に身体そのものの歪みも整えながらやっていかないとダメなのねーと、改めて思ったりしました。

上達のために、ここの月1くらいで通おう!とその時は思ったのですが、またしても「ノド元過ぎれば」でそのままになっちゃった。

そこは、ちょっと私の家からは遠いので、それもあって、日々の忙しさに紛れて、「きちんとした身体で踊れば上達も速いんじゃ???」というのを実践する日はなかなかやってきません。

身体と心のメンテナンス (17)-整体に出会う

(1)の「指圧」で指圧との出会いについて書きましたが(>本番2日前に背中を痛めて、わらにもすがる思いで色々試した)、そこで「多分一番効いたのは整体」と書きつつ、整体については、これまで触れて来ませんでした。

というのも、その後、指圧やリフレにやアロマには通ってたんですが、整体はそれっきりになってたから。つまり、指圧やリフレやアロマは「メンテ」っていう感じで、「疲れたなぁ」とか「あぁ、肩凝ってるみたい」とか、そういう時にほぐしに行くんだけれど、整体はなんか「治療!」っていう感じがして、なんとなく「気楽にほぐしに行く」っていう気分になれなかったんですよね。

なんとなく自分の中で「敷居が高い」っていうか。

最初にかかった整体の先生はご近所です。古式ゆかしきっていうか、ふるーい文献なんかを勉強されてらっしゃるっていう感じの方。

予約とかはなくて、施術される部屋でみんな待ってて、他の人の施術なんかも見えちゃいます。でも、そこで他の方に先生がされるお話も、なかなかに役立ったりはする。

スポーツで身体を痛めた方も良くいらっしゃいます。

で、たとえば、腹筋の時に首に力が入っちゃう人は、手に頭を当てる時に手のひらを普通やるのとは反対に、手の甲の方を頭に当てるように組んでやるといい、とか、そんな豆知識もゲット出来たりする。

「○分お願いします」っていうんじゃなくて、症状にあわせて施術の時間は先生の方で決められる。で、行列の出来る整体師さんなので、割合シャカシャカ進んで行きます。平均1人20~30分くらいでしょうか?

私の場合、「背中を反れない!」(>でも、明日は背中を反って踊らねばならない!)という、「後がない!」状態でわらにもすがる思いで行った訳です。

こんな時、職住接近というのは本当にありがたい。うちの職場は地元から通う人が多く、おかげで、こういう時にSOS!を出すと、地元情報を同僚が教えてくれるんです。(>いつもありがとうございます!)

さて、そんな豆知識を得ながら他の人の施術を見つつ待っているうちに私の番になりました。

整体師さんに症状と窮状(>明日までに何とかして欲しいんです!)を訴える。

うつぶせでゲーム・ボーイをやってた、あと、明け方ふとんの中でうつぶせで仕事してた、という話をふむふむ、と聞いてた整体師さんは、「じゃあ、ちょっと横になって」と施術台の上に私を横たわらせて身体をチェック。

「ふーむ、あなたは猫背ですね」と言われる。

「へ? 私って、むしろ反ってるんじゃないでしょうか?」と言うと、「いや、骨格的には猫背です」と。

で、「そういう人はうつぶせで何かをするというのは避けた方がいいですよ」と言われました。

で、「とにかく明日までに何とかしなくちゃいけないんですよね」と、あちこち調整してくださり、「はい、じゃ、ちょっと○○してみて」と微調整しながら身体を整えて行く。

で、最後に「はい、これで反れるでしょう。ちょっと反ってみて」と言われて反ってみると、おぉ! 痛みなく反れるぞ!

「本当は、もうちょっと整えたいんだけれど、それだと明日は踊れなくなるから、明日踊れるところに整えて置きました」とのこと。

おぉ、すごいぞ、整体! 

整体はオルタナティブ・メディスンの抗生物質みたいなやっちゃなぁ・・・と思いました。(>抗生物質については最近いろいろ取りざたされたりはしてますが)

とりあえず、症状おさえちゃう。とりあえず効く。

まぁ、こんなに効くものですから、長期に渡って調整していけば、どんなにか「きちんとした身体」になるだろう、と思いつつも、この時、無事本番を終えた後はなんとなく「ノド元過ぎれば」で、そのまま整体には長らく通うことがありませんでした。

まぁ、ここの整体院がそういう雰囲気ってのもあるんだけれど、なんとなく「治療院」っていう雰囲気なので、リフレみたいに「サーヴィス業なんだからさ、たまには自分がサーヴィスしてもらうのもいいよね」みたいな「癒し効果」な雰囲気が少なくて、もちっと即物的な感じなんですよね。

身体と心のメンテナンス (16)-「自分に合わない」「マッサージ」

私が「気軽に」行くリフレクソロジーのサロンは基本的には3つあるんですが、その中で技術的に一番「英国式英国式リフレ」に近いサロンは、ボディ・マッサージも提供しています。リフレよりボディ・マッサージのお客さんの数の方が多い感じです。

ここのマッサージは、ベッドで全身のも受けられるし、背中・肩・頭のみのイスに座って受けるのもある。

「あ~、辛い!」っていうので、ちょこっと来ては「あぁ、ラクになりました。ありがとうございました」と帰って行く人も沢山います。リフレを受けながら、そういう人たちが、「あぁ、ラクになった!」と言ってるのを聞いていて、私も一度受けてみるか…という気になりました。

で、「全身」というのをやってみました。ここでも「腰がすごくこってます」というのを言われたのですが、ここのマッサージ、どうも私には「合わない」みたい。さわられてて、あんまりいい気持ちがしない。「筋肉を手のひらでほぐしていく」というタイプなんですけれど。

指圧やアロマやリフレを受けた後は「あ~! すっきりしたぁ!」という爽快感があるんだけど、そういう爽快感も今一つ。

沢山の人が「あぁ、ラクになりました」と言って帰っていくのに、私にはそういう「感覚」がない。

ひょっとすると、私のはあまりにこりすぎていて、ちょこっと表面をマッサージするだけでは効かないのかな? 「あぁ、ラクになりました」と言って帰る人達は、私ほど「深刻」なコリじゃなくて、もっと「軽い」コリなのかも。

一度、首が「やばいことになりそう!」ということがあった時に、「駆け込み」でここに行きました。「少しでもほぐしておいた方がいいかな?」と思って。

でも、そしたら、後で余計ひどいことになった。

もちろん、本当はそこに行ったからその程度ですんだのかもしれない。だけど、何となく、私的には「指圧にしとけば良かった!」という思いが残った。その時間がなくて、少しでも早く対処して、少しでもひどいことになるのを留めたかっただけなんだけど…。

こういうのって、精神的なものも大きいのかもしれず、「ここのマッサージは今一つ好みじゃないけど、緊急事態だからやむを得ない」って思って受けていたので、そういう「今一つ好みじゃない」という思いが身体を緊張させるのかもしれない。だから,私にはここのマッサージはあんまり効かないのかもしれない。

以前、ここでマッサージを受けている時に、「ここのマッサージってどういう系統なんですか?」と聞いた時に、施術してくれる人の答えが今一つあいまいで、ここで提供しているマッサージのコンセプトや理論や教育・訓練(>ほら、私って「教育・訓練」ブランド信仰だから)のあり方への疑問、施術してくれる人の自分の「技術」へのプライドやこだわり(>私ってそういうのに「こだわる」人間だったりするので)への疑問、そういうのがあって、心の底でどうもそこの「マッサージ」には信頼感をもってないとこがあって…。

だからそういう不信感が私の身体を緊張させ、本来なら効くはずのものが、逆効果になってしまう…というのもあるのかも…。

そのすぐ後に、アロマを受けたのですが、このマッサージの話をすると、「ひょっとするとマッサージして浮き上がらせた乳酸をちゃんとリンパに流してあげきれなかったのかもしれませんね」とのこと。

大方の人には、そこのマッサージは「合っている」のだと思うのだけど、私はどうもダメみたい。このことがあってから、リフレは相変わらずここのサロンに良く行くけれど(>リフレはかなり「好み」です)、マッサージの方は受けないようにしています。

筋肉を筋に垂直にコリコリするのも、私にはなんか「生理的に合わない」ものがあるんですよね。アロマでもそういう風にすることもあるけど、こっちは「イヤ」じゃな
い。

色々やってるうちに、「こういうのは好き」「こういうのはあまり好きじゃない」っていうのもだんだん出て来て、まぁ、それも「身体への自覚」の高まりなのかも…。

身体と心のメンテナンス (15)-「マッサージ」で「腰のコリ」を指摘される 

スポーツ・マッサージとは何ぞや?というのも分からないけど、世の中の「マッサージ」とだけ看板をかかげているサロンやら、旅館、ホテルでお部屋まで来てくれる「マッサージ」やらで行われる「マッサージ」とは何ぞや?というのはもっと良く分からない。

まぁ、多分、蛇の道は蛇で、分かってる人には分かってるのかもしれないのですが。この「マッサージ」にも沢山の流派と教育訓練のルートがあるのでしょう。

で、実は何か「冠」がついた「○○マッサージ」だったのかもしれませんが、私も数回「カッサージ」なるものを体験しております。

一番最初はまだ勤め始めたばかりの頃、女性同僚と温泉に行き、先輩同僚が「温泉に来るとマッサージ必ずやるの。私がおごってあげるからあんたたちもやりなさい」と若い我々(>私ともう一人同じ年代の女性。彼女は今やビッグな業界のプリマとなっております)に「マッサージ」をおごってくれたのです。

実は、多分当時も私の身体は「コリ」がたまっていたのかもしれません。だって、私ってけっこう「ガリ勉」なヤツだったから、すでに中学生ぐらいの時から机に座ってる時間が長かったのよ。

でも、「自覚」のない私は、なんかくすぐったいだけで、とくにそれで身体がほぐれたとも感じずにおりました。(>あぁ、あの時に「自覚」が出来ていれば)

で、その後色々あって、日本でリフレクソロジーに通い始めた頃に、いつもリフレを受ける行くデパートに「マッサージ」のサロンもあったんです。「ブランド信仰」(>まぁ、大手なら世間の評判を気にするから業者を入れる時にチェックしとるだろう…みたいな)の強い私は、「ふ~む、足だけじゃなく、全身もやってみるかな?」と思って、一度体験してみることにしました。

で、そしたら、「腰がすごいこってますよ」と言われました。

ふ~ん、そうなのかぁ…。

しかし、この時もまだ私には「自覚」がない…。私のコリはあまりに蓄積していたのかもしれないのだけれど、この時マッサージをしてもらっても、「あぁ! スッキリしたぁ!」みたいなのがなかったのね。というのは、この時になってもまだ私は自分の肩や腰がこっている…ということに「自覚」がなかったのです。

だから、ふ~ん、こってるのかぁ。でも別に痛くないし、きっと施術してくれた人が大げさに言ってるんだわ!くらいに思っておりました。

私の「ブランド信仰」は、特に、教育において強く、私が、結局セラピストさんの言うことを信じ、自分の身体は本当にコリコリなんだ、と信じる(>自分で感じろよ!って感じですが)ようになったのは、前にご紹介したイギリスはブー○のアロマテラピーのセラピストさんの言葉によってでした。

アロマテラピーの資格を取ることが大変なことは、バレエ&アロマの両方をやってる人のサイトで知っていました。私がアロマに興味を持つようになったキッカケはこのサイトのおかげなんですけれどもね。

なので、これだけ教育・訓練を受けた人が「こってる」と言うならきっとそうなんだろう、っていうのがありました。それにこの時は、アロマテラピーの香り効果もあったのかもしれないけれど、施術後「とっても気持ちいい!」というのがあったんだよね…・。(>リフレも同じく)

世の中色々なタイプのマッサージがあるけれど、「自分に合う」ものと「合わない」ものがあるのかも…。私にはアロマやリフレや指圧はすごく「合ってる」みたい。

身体と心のメンテナンス (14)-スポーツ・マッサージ 

(14)-スポーツ・マッサージ 

「スポーツ・マッサージ」とは何ぞや?と問われれば、「よく分からない」と答えるしかない。

 私がいつもいくフィットネス・クラブで「スポーツ・マッサージ」をやってみようかな、と思ったキッカケは、「揉んでほぐせば、硬いからだが少しは柔らかくなるのでは…」と思ったから…。

 あと、もう一つには私が「マッサージ関係」ではその「目の確かさ」に信頼をおいているレッスンメイトが、私がいつもいくフィットネス・クラブのスポーツマッサージは「質が高い」と言っていたため。

 で、ここのフィットネス・クラブで「パーソナル・ストレッチ」というのをたまにやってもらうんだけど、その前にスポーツ・マッサージをセットにして予約を入れることが多いです。

 スポーツ・マッサージと一口に言っても色々な「流派」があるのでしょうが、私が行くところのは「指圧に似てるけど、指圧よりもず~っと長い間一箇所を押す」というような感じのものです。

 スポーツ・マッサージの良いところは、施術者が「スポーツをやっている人」対象にマッサージを行う訓練を受けていることでしょう。で、そこのクラブで提供しているメニューの何かをやるためには、どういう筋肉のつけ方をすべきか…というようなことが一応頭に入っていること。私の行ってるクラブにはバレエもあるので、その点でとても安心です。

 初めてスポーツ・マッサージを受けた時に言われたことは、「お尻が硬すぎ」。どうもお尻の筋肉がコチンコチンに固まってしまっているらしい。「これ、ほぐした方がいいです」と言われました。

 あと最近言われたのは、脚(太もも)の前を使いすぎていて、裏側が使えていない…ということ。これは、膝の後ろを痛めた時にマッサージに行って言われたことです。膝を伸ばそうとして腿の前の筋肉を使っているみたいって。そして、曲げる筋肉をバランス良く鍛えた方がいいって…。で、「カーリング」というのを勧められました。

 そういう風に、色々、バレエをやってく上でほぐすべき筋肉、鍛えるべき筋肉、バランス悪く使いすぎてる箇所、などが分かるのがスポーツ・マッサージの良いところかな?

 で、こないだ行った時には、「肩・首・腰を何とかした方がいいですよ」というのも言われてしまいました。これは仕事で凝り凝りになっている訳ですが、「これもほぐれればバレエにも良い影響があるはず」とのこと。

 そのフィットネス・クラブでは、健康マガジンみたいなのを出してるんですが、その時の号が「ストレッチで健康を守る」みたいな特集でした。身体が硬いというのは関節が硬いのだけど、関節だけじゃなくてそのまわりの筋肉が固まってしまっているからで、そういう「固まった」ところは血行が悪くなってるので、「ぶちっ」と筋肉が壊れたりもしやすいんだそう。ストレッチで身体を伸ばして柔軟性を保つのは、健康一般にもとても大切だし、スポーツでケガをしないためにもとても大切。

…という訳で、ストレッチを真面目にやろう!という決意を新たにしつつ、長年かかって蓄積した「凝り」を「解消する!」という「大事業」にも取り組もうかな?と、今、思っています。(>2005年の目標は「身体のリセット」です)

スポーツ・マッサージは私にとって何よりもバレエとの関連で自分の身体を見つめ直す貴重な機会になっていますが、そのことが、私の健康一般の改善への「気づき」の機会も与えてくれているかも。そして、「健康一般」の改善が、実は、バレエ上達の「条件作り」になるかも…というようなことを最近思ってるんですが、そういうこと
を考える契機も与えてくれています。

これからも時々スポーツ・マッサージを受けに行こうっと。

身体と心のメンテナンス (13)-真向法

「真向法」という健康法について初めて耳にしたのは、大学時代のこと。私が所属してた剣道部には、社会人になっても剣道を続けている先輩が時々来て下さっていたのですが、そんな先輩の一人が、自分はこういう健康法をやっている…と、実演して見せてくださったのです。

どれもバレエでもよくやる動作だったりするんだけど、①足の裏をつけての前屈、②脚を伸ばして、足裏をフレックスにした前屈、③開脚して足をフレックスにしての前屈、④お尻をぺたんと落として膝を曲げた形から腕を伸ばしてあお向けになる。

真向法の動作ってこの4つのみなんですが、この先輩、③なんて、ペターっと上半身が床についてて、「おぉ!」という感じでした。

ただ、その時は若かったこともあって、「ふぅん」と思ったきりでした。

その後、時々、「真向法」について耳にすることはあったのですが(>鈴木元都知事の健康法として紹介されたりもしましたよね)、特に心を動かされることもなく生きてました。

そして何年か前、研究会の合宿でどこだったかの温泉地に泊りに行った時、メンバーの一人が真向法で腰痛を治したという話を聞きました。彼は私よりも大分年上ではあるのですが、「君達、我々の仕事は腰を痛める危険性がきわめて高いんだからね。だまされたと思って今すぐ始めなさい」と強く勧められました。

で、本を買ってみたんですね。(>すぐ本から入るやつ)

するとなかなか良さそう。何が良いって「簡便」。畳1枚の広さがあれば良い。動作は4つ。TV見ながらでも良い。3分間で終わる。ヨガみたいに入浴後○分はダメ…みたいな制約がない。起き抜けでもOK。というより起き抜けにやると1日が精力的に過ごせる。

というので、さっそく始めることに。なかなか毎日は出来ないのですが…。

①~③の動作を「い~ち、に~い」という感じで息を吐きながら10回、そして④を30秒から1分。①~③の注意点は腰を伸ばしたままやる。身体が固くてそれが難しい時はお尻の下に座布団を敷いてやる。④の動作も身体が固い人は背中に座布団を敷いてやります。

一般的な健康法としても効果があるし、バレエの柔軟性を高めるのにも良さそうだし…ということで、超細々だけど、私のストレッチはこれを使ってやってます。①~③の動作は、「い~ち、に~い」じゃなくて、30秒ぐらい伸ばすだけ…とか、その日によって適当にアレンジしながら…。

真向法では、この①~④のセットを朝と夜1回ずつやることを勧めています。1日1回もなかなか出来ないけど、朝1セットやると、その日は気力が充実したまま過ごせる気がします。

近くで講習会なども行われているらしく、一度出てみたい…と思いつつ、今のところは本を使っての自学自習でやってます。

参考文献:真向法協会『3分間でできる健康体操 真向法』(朝日ソノラマ)

身体と心のメンテナンス (12)-「手作り夢ノート」

中山庸子さんの著書の中で「手作り夢ノート」というのが提案されています。

私は気分がふさぐと中山庸子さんの本を読むんですが(>そして気を取り直そう!と思うのです)、T親分から「付箋作戦」を教えていただいた時、やはり同じくあんじぇらさんの「本能板」で、私のネット上の双子の妹のOさんから、「付箋作戦は中山さんの本にも出てました。で、私は付箋作戦もだけど、中山さんの「手作り夢ノート」もやってます」と教えてもらいました。

「手作り夢ノート」についても「知識」としては知っていたがやったことはなかった。で、さっそく始めてみたの。すごくいい…。自分の夢がどんどん膨らんでいく。そして自分に対してどんどん肯定的になれる。

まずは1冊のノートを用意します。で、大きな夢でも小さな夢でもいいから書き込んで行きます。仕事の夢でも趣味の夢でもいい。「課長に昇進する」でも「独立して自分の店を開く」でも「奨学金を取って留学する」でもいいし、「パリを旅する」でも「ウィーンを旅する」でもいいし、それこそ、「豚どんを食べたい」でもいいんです。

で、その夢が実現したらハート型のシールを貼るの。

こうやって実現した夢の中には、私の場合、「パリのレペット本店でお買い物」「パリ・オペラ座(ガルニエ)でバレエを見る」というのもあれば、「ベートーヴェンの旅でウィーンに行く」というのもある。

実現していないものの中には「スプリッツが出来るようになる」とか「顔つけてダブル」とかもあるし、「シベリウスの旅にフィンランドに行く」というのもある。

夢は小さい物でもいいんです。

何度もリフレに行ってても「近いうちにもう1回リフレに行く」という風に、1回1回のトリートメントも「夢」にしてしまう。何度も通った店でも「○○の紅茶をまた飲みに行く」と何度でも幸せ気分を味わう。何となくラーメンが食べたくなったら、「ラーメン食べたい!!!」でもいいんです。

日常の中に「小さな幸せ」はいっぱいある。そういうのを大切にして、「ほんわか」と暮らせるようになる。

自分のことが「嫌い」になりそうになった時、あぁ、自分にはこんなに沢山の夢があるんだ…自分の生活の中には自分が「幸せ」になれる、こんな沢山の瞬間があるんだ…って思える。

ちょっと落ち込んだ時、忙しくて自分を見失いそうになった時、この「手作り夢ノート」を開いて、「何がしたいかなぁ」って考えてみる。こんなに楽しいことがいっぱいあるのに落ち込んでられないわ…と思う。

「○○」という本が読みたい、とか、「××」という映画が見たいとか、今週も「△△」というTVドラマを見るぞ!とか、「□□」展を見にいきたい、とか、そんなこともみんな「夢」です。

「○年夏の発表会に出る」とか「そのために100回自習する」とか「発表会には○kg以下で出る」とか、そんなのも夢。「Va大会のためのレオタードと巻スカを買う」とか「Va大会のために自分の踊るVaの映像を見るために新○立の資料室に行く」とかそんなのも夢。(>なんか「目標」って感じだが)小さな夢も大きな夢もみんな「夢」。自分がやりたいことはみんな「夢」。

「夢」のある暮しはすてき。「夢」があることは幸せ。「夢」を見ることが出来ることは幸せ。「夢」が実現したら幸せ。「夢」が実現して、また新しい「夢」が出来ることは幸せ。幸せを感じることが出来ることは幸せ。

「手作り夢ノート」は私の生活に潤いをもたらしてくれました。(>Oさん ありがとね~!)

身体と心のメンテナンス (11)-付箋大作戦 

仕事がたまってきて身動きが取れなくなってきて、しかも精神的にキツい仕事が押してくると、「あ~、もうダメだぁ」という状態になる。頭では「やるべきことをリストアップして優先順位をつけてこなしていかねば…」と思うのに、「やるべきこと」をリストアップするのが辛い…。「やるべきこと」を見るのが辛い…。

そんな精神状態に時々陥ってしまうことがよくありました。

ある時、「もうやだよ~!」とあんじぇらさんの本能板で叫ばせてもらいました。
あんじぇらさんのHP(http://www006.upp.so-net.ne.jp/angela/index.html)は、管理人さんの人柄を反映して温かく、本音を安心して吐き出すことが出来る。

だから、私、ほとんど二重人格みたいにAさんのところでだけは、色々なことを考えずに、本能のおもむくままに叫ばせてもらっています。あんじぇらさんところは、あんじぇらさんや他の方のフォローがいいので、安心して「煩悩」を叫べたんです。

ま、バレエの話ではなかったんだけど、とりあえず叫ばせてもらった。そしたら、T親分が「付箋作戦」というのを教えてくれました。「やるべきこと」を付箋に書いて、それをやったら「ぴっぴっ」とはがして行くの。「ぴっ」とはがす時が快感なんですって。

その方法は全然知らなかった訳ではない。でも、「やってみよう」と試したことはなかった。手帳にやるべきことをリストアップして消して行く…みたいなことはやったことはあったことはあるけれど、なかなか長続きしない。やってはやめ、やってはやめって感じ。

で、「ものは試し」で「付箋作戦」をやってみました。いいかもぉ…。

野口悠紀雄さんの『続「超」整理法・時間編 - タイム・マネジメントの新技法』(中公新書)でも、付箋を貼るボードを作り、やるべきことを付箋に書いて貼って行く方法が推奨されてましたが、この方法の良いところは、「入れ替え」が簡単なこと。手帳のページに書いてしまうと、「入れ替え」が不可能。でも途中で優先順位が入れ替わったり、締切りが伸びたり、逆に早まったり…ってことは仕事をしてればしばしばあること。

私は手帳の見開き2ページを野口さん推奨の「ボード」の代りにして使っています。何かやらなきゃいけないことが出来たらすぐ付箋に書いて貼る。「緊急ゾーン」と「少しゆっくりでもOKゾーン」があります。仕事の種類別に近くに貼ると分かりやすいし…。

で、仕事をなるべく「小分け」にして書いておく。たとえば、「書類を提出する」というのを、「書類提出に必要な資料を集める」「下書きする」「清書する」「担当部署に持っていく」というように。そうすると、4つの仕事を達成した!という気持ちになれる。「書類を提出する」だけだと、いつまでもいつまでも「やるべきこと」が残ってる感じがするけれど、小分けにしてビジュアル化すると、「なんだ、ちゃんと仕事進んでるぢゃん!」という気持ちになれる。

この方法を採用するようになって、「あ~、もうダメだぁ!」となる回数は格段に減りました。

ネットで多くの友達を得たことは、仕事にもとても良い影響を与えてくれました。(>T親分 ありがとね~!)

身体と心のメンテナンス (10)-日本で受ける英国式英国式リフレ

日本で流行している「英国式リフレ」というのは、別に「英国流」ということではなく、「英国式」と言えば流行するかなぁという思いからつけた…というのを、日本の大手リフレ・サロンの創設者の著書で読んだことがあります。

(2)(9)にも書いたのですが、イギリスで受けたリフレと日本で「英国式」と銘打ってやってるサロンで受けるリフレは似て非なるものです。まぁ、日本式は日本式でこれはこれで効果がない訳ではなく、時々デパートや駅ビルのサロンでリフレを受けるようになって、体調や気持ちを大きく崩すことが少なくなってきているのは事実。

でも、日本でも英国式英国式リフレを受けられるところもあります。それは、イギリスで訓練を受けたリフレクソロジストさんが、英国式英国式リフレのトリートメントを提供しているサロンにおいて…。

実は、アロマテラピーでお世話になっているRさんのサロンもその一つ。Rさんは、リフレクソロジーが一番の専門ということで、せっかくお世話になるのだから、リフレも体験しておこう…と2度目のトリートメントの時にはリフレもプラスしてもらいました。

う~ん! 気持ちいいよぉ!

あまりの気持ち良さに眠ってしまい、気持ち良さが堪能できないのがすっごく残念!
でも、イギリスのブー○で受けたのと同様、全然痛くないソフトなソフトなリフレです。

たとえば、皮膚の下に「悪い物」(イメージ的にはなかにどろどろの黒い液体が入っている小さな球体)が滞留しているとして、「英国式」はその「悪い物」の皮を破らないようにそっとそっとほぐして少しずつ少しずつ身体の外に流していく…皮膚のすぐ下にある「悪い物」が流れ出たら、次にその下の層の「悪い物」にとりかかる…そ
んな感じ。「日本式」はむぎゅ~っと「悪い物」の皮をつぶしちゃって、そこから流れ出た悪い物の中味を皮と一緒に「よいしょ、よいしょ」と身体の外に流していく感じ。

双方にそれぞれの長所と短所があるのでしょうが、私は「英国式」の方が好きだな。でも、「英国式」の場合、「日本式」みたいに「時間がふっと出来た時に」「ふら~っと」受けるということが出来ない。「あ~、調子悪い~!」っていう時に駆け込めない。

「英国式」は個人のサロンでしか受けられないので(>多分)、予約が必要。なので、本当はもっとリフレクソロジーを定期的に受けたいんですが、「ちょっと時間の空いた時に」「お茶代わりに」「日本式」リフレ…というのが、しばらくは私のリフレの基本型になりそうです。