身体と心のメンテナンス (11)-付箋大作戦 

仕事がたまってきて身動きが取れなくなってきて、しかも精神的にキツい仕事が押してくると、「あ~、もうダメだぁ」という状態になる。頭では「やるべきことをリストアップして優先順位をつけてこなしていかねば…」と思うのに、「やるべきこと」をリストアップするのが辛い…。「やるべきこと」を見るのが辛い…。

そんな精神状態に時々陥ってしまうことがよくありました。

ある時、「もうやだよ~!」とあんじぇらさんの本能板で叫ばせてもらいました。
あんじぇらさんのHP(http://www006.upp.so-net.ne.jp/angela/index.html)は、管理人さんの人柄を反映して温かく、本音を安心して吐き出すことが出来る。

だから、私、ほとんど二重人格みたいにAさんのところでだけは、色々なことを考えずに、本能のおもむくままに叫ばせてもらっています。あんじぇらさんところは、あんじぇらさんや他の方のフォローがいいので、安心して「煩悩」を叫べたんです。

ま、バレエの話ではなかったんだけど、とりあえず叫ばせてもらった。そしたら、T親分が「付箋作戦」というのを教えてくれました。「やるべきこと」を付箋に書いて、それをやったら「ぴっぴっ」とはがして行くの。「ぴっ」とはがす時が快感なんですって。

その方法は全然知らなかった訳ではない。でも、「やってみよう」と試したことはなかった。手帳にやるべきことをリストアップして消して行く…みたいなことはやったことはあったことはあるけれど、なかなか長続きしない。やってはやめ、やってはやめって感じ。

で、「ものは試し」で「付箋作戦」をやってみました。いいかもぉ…。

野口悠紀雄さんの『続「超」整理法・時間編 - タイム・マネジメントの新技法』(中公新書)でも、付箋を貼るボードを作り、やるべきことを付箋に書いて貼って行く方法が推奨されてましたが、この方法の良いところは、「入れ替え」が簡単なこと。手帳のページに書いてしまうと、「入れ替え」が不可能。でも途中で優先順位が入れ替わったり、締切りが伸びたり、逆に早まったり…ってことは仕事をしてればしばしばあること。

私は手帳の見開き2ページを野口さん推奨の「ボード」の代りにして使っています。何かやらなきゃいけないことが出来たらすぐ付箋に書いて貼る。「緊急ゾーン」と「少しゆっくりでもOKゾーン」があります。仕事の種類別に近くに貼ると分かりやすいし…。

で、仕事をなるべく「小分け」にして書いておく。たとえば、「書類を提出する」というのを、「書類提出に必要な資料を集める」「下書きする」「清書する」「担当部署に持っていく」というように。そうすると、4つの仕事を達成した!という気持ちになれる。「書類を提出する」だけだと、いつまでもいつまでも「やるべきこと」が残ってる感じがするけれど、小分けにしてビジュアル化すると、「なんだ、ちゃんと仕事進んでるぢゃん!」という気持ちになれる。

この方法を採用するようになって、「あ~、もうダメだぁ!」となる回数は格段に減りました。

ネットで多くの友達を得たことは、仕事にもとても良い影響を与えてくれました。(>T親分 ありがとね~!)