身体と心のメンテナンス (18)―二度目の整体

その後また舞台を重ねて行くうちに、また舞台前に、今度は、左足首が痛い!という状況に。

踊れない、というほどじゃないけれど、伸ばすと痛い。歩いたり、踊ったりしている分には支障ないんだけれど、正座するとなんか痛い。

これは、やっぱり少し筋を伸ばしてしまったということかなぁ・・・と。

ちょうどその頃、私が「大人のバレエ界」で最も尊敬する人の1人であるKさんが、ご自分の整体体験をいくつかの大人のバレエの掲示板で紹介しておられ、前回の整体で舞台を乗り切ったことも合わせて「やっぱ、これは整体で治すかな。身体の歪みもついでに見ていただけたらうれしいし」と思って、Kさんに通われている整体院を紹介していただきました。

そこはおしゃれな街の中にある、とーってもステキな雰囲気のある整体院でした。

日の差し込むきれいなマンションの一室で、身体をいろいろ伸ばしたり、さわったりして身体の歪みをチェック。

左右の歪みがかなりあるって言われました。

で、左足首が痛いことをお話し、そこを中心に整えていただきました。

ありがたいことに、痛みはかなり和らぎ、舞台までにそれをひどくして本当の「ケガ」につながることもありませんでした。痛みは、舞台まで「完全になくなる」ということはなかったのだけれど、舞台が終わったら練習量が減ったせいか、自然治癒っていう感じで、いつのまにかすっかり治ってしまいました。

やっぱり、すごいなー! 整体!

Kさんは、ここで骨盤やその他バレエに大事な骨の調整をしてもらいながらバレエのレッスンを重ねていらして、本物のバレエに近づくためには、こんな風に身体そのものの歪みも整えながらやっていかないとダメなのねーと、改めて思ったりしました。

上達のために、ここの月1くらいで通おう!とその時は思ったのですが、またしても「ノド元過ぎれば」でそのままになっちゃった。

そこは、ちょっと私の家からは遠いので、それもあって、日々の忙しさに紛れて、「きちんとした身体で踊れば上達も速いんじゃ???」というのを実践する日はなかなかやってきません。