身体と心のメンテナンス (14)-スポーツ・マッサージ 

(14)-スポーツ・マッサージ 

「スポーツ・マッサージ」とは何ぞや?と問われれば、「よく分からない」と答えるしかない。

 私がいつもいくフィットネス・クラブで「スポーツ・マッサージ」をやってみようかな、と思ったキッカケは、「揉んでほぐせば、硬いからだが少しは柔らかくなるのでは…」と思ったから…。

 あと、もう一つには私が「マッサージ関係」ではその「目の確かさ」に信頼をおいているレッスンメイトが、私がいつもいくフィットネス・クラブのスポーツマッサージは「質が高い」と言っていたため。

 で、ここのフィットネス・クラブで「パーソナル・ストレッチ」というのをたまにやってもらうんだけど、その前にスポーツ・マッサージをセットにして予約を入れることが多いです。

 スポーツ・マッサージと一口に言っても色々な「流派」があるのでしょうが、私が行くところのは「指圧に似てるけど、指圧よりもず~っと長い間一箇所を押す」というような感じのものです。

 スポーツ・マッサージの良いところは、施術者が「スポーツをやっている人」対象にマッサージを行う訓練を受けていることでしょう。で、そこのクラブで提供しているメニューの何かをやるためには、どういう筋肉のつけ方をすべきか…というようなことが一応頭に入っていること。私の行ってるクラブにはバレエもあるので、その点でとても安心です。

 初めてスポーツ・マッサージを受けた時に言われたことは、「お尻が硬すぎ」。どうもお尻の筋肉がコチンコチンに固まってしまっているらしい。「これ、ほぐした方がいいです」と言われました。

 あと最近言われたのは、脚(太もも)の前を使いすぎていて、裏側が使えていない…ということ。これは、膝の後ろを痛めた時にマッサージに行って言われたことです。膝を伸ばそうとして腿の前の筋肉を使っているみたいって。そして、曲げる筋肉をバランス良く鍛えた方がいいって…。で、「カーリング」というのを勧められました。

 そういう風に、色々、バレエをやってく上でほぐすべき筋肉、鍛えるべき筋肉、バランス悪く使いすぎてる箇所、などが分かるのがスポーツ・マッサージの良いところかな?

 で、こないだ行った時には、「肩・首・腰を何とかした方がいいですよ」というのも言われてしまいました。これは仕事で凝り凝りになっている訳ですが、「これもほぐれればバレエにも良い影響があるはず」とのこと。

 そのフィットネス・クラブでは、健康マガジンみたいなのを出してるんですが、その時の号が「ストレッチで健康を守る」みたいな特集でした。身体が硬いというのは関節が硬いのだけど、関節だけじゃなくてそのまわりの筋肉が固まってしまっているからで、そういう「固まった」ところは血行が悪くなってるので、「ぶちっ」と筋肉が壊れたりもしやすいんだそう。ストレッチで身体を伸ばして柔軟性を保つのは、健康一般にもとても大切だし、スポーツでケガをしないためにもとても大切。

…という訳で、ストレッチを真面目にやろう!という決意を新たにしつつ、長年かかって蓄積した「凝り」を「解消する!」という「大事業」にも取り組もうかな?と、今、思っています。(>2005年の目標は「身体のリセット」です)

スポーツ・マッサージは私にとって何よりもバレエとの関連で自分の身体を見つめ直す貴重な機会になっていますが、そのことが、私の健康一般の改善への「気づき」の機会も与えてくれているかも。そして、「健康一般」の改善が、実は、バレエ上達の「条件作り」になるかも…というようなことを最近思ってるんですが、そういうこと
を考える契機も与えてくれています。

これからも時々スポーツ・マッサージを受けに行こうっと。