スリランカとのフェアトレードのお店

お店は「ろま・ばぐーす」というところです。現代社会学科の見城さんが調べてくださいました。
(>見城先生 ありがとうございました)

http://homepage3.nifty.com/~rumah/

すてきなお店みたい。喫茶室もあるんですって。みんなでお茶してきましょうね。

問題がひとつ。お店が開いてるのが火曜から土曜なのです。だから30日はダメですね。来週火曜日にお店訪問の日程を決めることにしましょう。

欅祭チャリティーバザー

本日、竹内先生、川村先生、川村ゼミの豊田さんと谷さんと、欅祭についての打ち合わせをしましたので、報告します。まだまだ未定なところがたくさんあります。何か違うところや補足などがあったらお願いします!

企画概要:
スリランカに関するグッズや、不用品を集めて欅祭のフリーマーケットに出品し、売上金を寄付する。どのようなところに寄付するかは企画参加者が話し合って決める。→スリランカ支援プロジェクトに寄付するという声が大きい。

参加資格:
学年、学部、学科問わず、どなたでも参加可能。協力者募集中!

企画参加者の参加形態:
① 不用品の提供
② 欅祭当日の店番
③ バザー運営全般
④ 勉強会への参加(勉強会の形態は未定。)
①~④いずれかひとつだけでも、全てに参加していただいても結構です。

打ち合わせ日時・場所:
・ 来週から欅祭までの、毎週火曜・木曜。
基本的に火曜は昼休みのみ、木曜は昼休み~3限。
・ 場所は未定です。いま教室をとっているところです。
・ いつでも誰でも参加可能。

広告:
・ 来週配布予定のバザーそのもののチラシは、豊田さんと谷さんが作成・印刷してくれます。
・ スリランカ支援プロジェクトとしてのパンフは別途作成します。
・ 欅祭当日、売り場にパネルを立てて活動を紹介する。

商品:
・ スリランカフェスティバルで仕入れてきた物→また新たに仕入れるかも
・ 寄付していただいた不用品
・ フェアトレード商品

10月の活動予定:
・10月25日、27日打ち合わせをします。
・10月30日、三鷹市のフェアトレード商品を扱っているお店へ行く計画しています。時間は未定。

卒論

今日の4年ゼミは本題目をみんなで検討しました。3時から始めて、8時半までやりました。2人を残し、題目が決まりました。

今年の4年生は、かなり分厚い原稿をきっちり出して来てくれるので、読むのも面接をするのも時間がかかり、このままのペースでは、私の身体がもたないか も・・という感じです。今日も5名面接する予定が、2人しか終えることが出来ませんでした。明日、四大戦で休講だけど明日も4年生には出てきてもらって面 接です。

教師としてはうれしい悲鳴、といったところ。

ただ、他の授業の準備やもろもろの会議やらもあるので、毎週の面接の人数を少し減らさないとやっていけなくなるかもしれません。今のままだと、本当に「物 理的」にこなせないんです。これだけみんなが一生懸命やっているので、なんとか今のペースでこなしていきたいんですけれどもね。

川村ゼミとの打ち合わせ 

明日1時に川村先生の研究室で、フリマの打ち合わせやります。
来られる人は是非来て下さい。
こんな直前のお知らせになってしまい、ごめんなさい。
今日学内で前期のゼミの学生に声をかけられ、斎藤さんからメールをもらい、「あ、みんなに呼びかけておいた方がいいかも」と思いました。(>のですが、その後ずっと会議やら何やらで身柄を拘束されており、ようやくカキコミの時間が出来ました)

3限がある人でも、たとえ10分弱でも、川村ゼミの方たちと顔合わせをするだけでも、「一歩前進」になります。なので、フリマに興味があって、時間の都合がつく方は是非是非。

この打ち合わせは来週以降も多分やることになると思うので、今回ダメだった人も次回以降またお知らせするので、是非来てくださいね。

今後の活動 

スリランカフェスティバルに来てくれたみなさん、ありがとう!
1年の外書購読を履修してくれた卒業生のみなさんにもお会いでき、みなさんのご活躍の様子を知ることが出来てうれしかったです。これからも、もし時間があったら是非私たちの活動に参加してくださいね。

その後の打ち合わせで検討した今後の活動は以下。

1.カレー・ナイト(倉君がノルウェーの生徒さんを引率して研修旅行に日本に来る機会に愛知万博で自ら開発していた自然にやさしい消臭剤を販売し、その後 そのプロモーションで日本に滞在中のペレラさんからスリランカ料理の作り方を教えてもらって、懇談する会。ここにノルウェーの生徒さんも加われるといい なぁと思うんだけれど、可能かしら? ノルウェーとスリランカの密接な関係を考えるならこれも何かのご縁かもしれないし)

2.欅祭での川村ゼミ有志のフリマの企画への協力(ここでお店番やら値段つけの仕事を手伝ったり、スリランカフェスティバルで仕入れてきた物を出品しても らう。ペレラさんやラルさんを通じて、在日スリランカ人からスリランカ・グッズを仕入れることも可能かも。この会場に簡単なパネルを立ててこれまでの活動 を紹介する。簡単なチラシを作ってこれまでの活動を紹介する。募金箱もおかせてもらう)

3.シンハラ語勉強会。(シンハラ語ってどんな言葉?という超入門のシンハラ語講座を開く。そして、スリランカってどんな国?というようなことについても入門的な勉強をする)

どうでしょう?

後期の活動としては、10月半ば「スリランカ・フェスティバル」参加、10月待つ「カレー・ナイト」、11月半ばすぎ「欅のフリマ」、12月半ばすぎ「勉強会」という感じで、いいペースじゃないでしょうか?

その他、スリランカ・フェスティバルで仕入れてきた資料の中から「これは?」と思うNGOがあれば、いける人で訪問してレポートをアップしてもらう、という活動も平行して行っていけると思います。

倉さんからの手紙 2005/1/30

我々の活動の原点となるメールです。
●竹内先生からのコメント: みなさん 卒業生の倉くんから以下のようなメッセージが届きました。倉君は私が海外研修中に3~4年生だったので、3~4年の間は、私の友人の太田先生に 指導していただいていたのですが、1年ゼミでも一緒だったので、私もよく知っている学生です。体育会バトミンド部で活躍し、また、成蹊大学学内駅伝を作っ たり、成蹊大学の発展にもとても貢献してくれた学生です。

とても情熱的で、また、人の気持ちのよく分かる学生でした。グループディスカッションをさせると、倉くんのいるグループの議論はとても盛り上がるん です。 それは、倉くんが、それぞれの学生がどんなことを言いたいか、どんな気持ちか、ということを、とても良く感じ取ることが出来、また、それをそれぞれの学生 が表現する手助けとなる、「キッカケ」を与えるというか、とても適切な質問やコメントや相づちで、相手の「良さ」を引き出す能力にたけているからです。

倉君はあの津波のあった時、スリランカで日本語を教えていたそうです。以下のメールを読み、もし、お気持ちがあれば、義捐金を寄付していただければ ありが たいです。そして、その際、倉君に寄付した旨、メールで教えてあげて下さい。倉君自身も、成蹊大学の在学生や卒業生が倉君の活動を支えてくれていることを 知った方がうれしいと思います。もちろん、メールで倉君を励ましたり、現地の方へのメッセージを伝えてくださるだけでもけっこうです。きっと倉君は喜んで くれると思います。

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●クラさんからのメール(※一部土屋が補足変更を加えています)

元気ですか?俺は元気でいます。

今年の元旦にスリーパーダ(スリランカの霊山)に登りました。
世界の友人たちから届けられた被災者の方々へのメッセージをスリーパーダの頂上にいらっしゃる僧侶様に託すというのが目的でした。直接誰かを救った訳では ないですが、みんなの思いはスリーパーダから被災地の人々の胸に届いたと信じています。僕は被災したわけでもなく、津波に襲われた方たちの恐怖、悲しみ、 怒り、絶望、そういった心の苦しみの一片すら理解できないかもしれませんが、それでもいつの日か共に笑い未来への希望を語り合える日が来ることを祈り続け ます。

先週勤めてた学校を辞めました。津波の被害で俺の生徒が学校に来られなくなったので教える相手がいなくなりました。学長には、生徒の有無に関わらず 契約終 了までは面倒を見るよ、と言ってもらいましたが、その分の費用は被災者の援助に当ててください、と言って納得してもらいました。学長に金銭の余裕があるな ら是非そうして欲しかった。

今は個人の身軽さを利用して大きなNGOなどが行かないような被災地を回っています。廃墟と化した自宅を片付ける地元民の手伝いをしたり、避難所に なって いるお寺を訪ねてそこで暮らす人たちに何が一番必要かを聞いて回ったりが主です。被害が大きいのに援助が行き届いてない地域の写真を撮って、国連、赤十 字、ユニセフで働く友人たちに情報を送ったりもします。

世 界規模の団体でもすべての被災地に人を派遣できないから、実際に被災した人たちが望むものと現地の状況を把握していない団体が提供するものにギャップが出 始めて、そういうギャップを埋めるためにも俺が出来る事はあると思っています。学校を出てからは、国連でNGOの受け入れを行っているフィンランド人の友 人宅に! 居候させてもらってます。

彼も彼の奥さんもコロンボでじっとしてられないから、と被災地を飛び回っていて、一体復興に何年かかるか計り知れないけど、彼らのような人たちのサポートは現地の被災者の方々にとってとても心強いと思います。

被害が甚大だからといって今度の津波の被害者の命が今どこかで起きている交通事故の被害者の命より重いなんて決して言いません。ただ次々と発見され て運ば れてくる死体を横目に見つつ瓦礫の中からまだ使えそうな屋根瓦を掘り出していたとき、自分の大切な仲間が元気でいてくれることが幸せだなと思い知りまた。

学校が延長してくれていたビザが今月末に切れます。複雑な思いだけど俺は帰国します。今はノルウェーで最高の授業を提供する事が俺にとって一番大切なことで、その準備をしっかりやります。

一つお知らせがあります。
スリランカ南部に最も被害の大きかったヒッカドゥワ、テルワッタという地域があり、テルワッタでは一つの村が消滅してしまいました。四千人以上の方がそこで亡くなりました。

ですが地元の方のお話によると「被害が大きいのになぜか政府もマスコミも全然取り合ってくれず現在自分たちのみで復興作業を行っている」との事でし た。あ る日テルワッタで廃墟の片づけをしていた時、突然オランダ人の看護婦さんが訪ねてきて「こんな状態なのにどのNGOも援助に来てないと聞いていてもたって もいられずにオランダから飛んできた。」とまくし立てた事もありました。そんな状況でとことん気が滅入りましたが、そんな時地元の人たちの言葉が心の支え にもなりました。

「我 々は今まで海に頼って生きてきた。この美しい海があったからこそ世界中から観光客がこの土地を訪れ、我々に生活の糧を与えてくれた。今海は獰猛な牙を剥い て掛け替えのない命を奪っていったけど、それでも我々は海を恨むことはない。今も我々を生かしてくれてきたこの海を愛しているから。」そう言って黙々と自 宅の瓦礫の山を片付けていました。

ヒッカドゥワに住むスリランカ人のサーファーは、僕がヒッカドゥワとテルワッタを往復する時はよくバイク(※文字化けで解読できませんでしたがおそらくバイク:土屋)に乗っけてくれましたが、決して運賃を受け取ろうとはしま
せんでした。ただいつも僕を降ろす時に「ここの人たちを助けてくれて有難う。」と笑っていました。彼自身津波で死ぬ思いをしたのに。

この置き去りにされた被災地を救うために何が出来るだろうか。現地で救済活動をしているドイツ人のお医者さん、ドクターニューマンさんと話し合いました。「何が今一番必要なのか?」

問題は各国から莫大な額の寄付金が送られてきているにもかかわらず、現地の被災者には一向にその恩恵が行き届いてない事です。スリランカ政府が受け取ったお金は一体どこへいっているのか?現地の人たちの不安は日に日に増しています。

赤十字やユニセフへの寄付金は素晴らしい救援物資に変わるのですが、現在大抵の被災地では食料、水、衣料、薬などは足りている状態です。今被災者が 最も必 要としているのは失った家を建て直す費用です。これは僕が直接避難生活を送る人たちから聞いて回ったから間違いないです。

スリランカでは日本円で十万円あれば家が建ちます。勿論家具も電化製品も何も無い! 状態ですが、それでも自分の家を取り戻せます。ですからドクターニューマンさんは現地に銀行口座を開いてそこに振り込んでもらった義捐金を直接住民の皆さ んに配給する事を提案しました。ドクターニューマンさんは、自国ドイツですでに300万ユーロ(約4億5千万円?)の募金を集めており、これから配給活動 に入る予定です。

もし周りで津波の被災地に義捐金を送ろうかと考えていらっしゃる方がいた
ら、どうかヒッカドゥワ、テルワッタの人たちの事を教えてあげて下さい。
そして寄付の対象の一つとして考えてみてもらって下さい。

振込先は以下の通りです。
※※※土屋補足:入金受付先は 竹内ゼミ専用口座に変更しております。 ※※※

もし振込みが上手く行かない方がいらっしゃる場合はメールを下さい。
僕が日本の口座に一旦預かってドクターニューマンさんに渡します。
念のために、義捐金の振込先名義人となっているドクターニューマンについて出会った経緯などを書いておきます。

ドクターニューマンと僕はヒッカドゥワのゲストハウスで知り合いました。
僕が以前出したメールに何度か出てきたと思いますが、勤めていた学校で僕の食事の世話をしてくれていたシリィというおじさんがいます。彼はその学校に来る前はヒッカドゥワのレストランで十二年間働いていました。

ですからヒッカドゥワに友達がたくさんいるんです。今回の津波災害でシリィが一番気にしていたのがヒッカドゥワの友人たちの安否で、仕事の都合でヒッカドゥワに行けない彼に代わって僕が現地に行って確かめる事にしました。

シリィが働いていたレストランのオーナー他シリィの友人たちは無事で、その晩オーナーのご好意で彼のゲストハウスに泊めて貰うことになりました。そ のゲス トハウスにいたのがドクターニューマンです。彼はシリィやオーナーとは1988年にオーナーのゲストハウスに泊まって以来の付き合いで、ヒッカドゥワの魅 力に見せられて現在まで何度もかの地を訪れてきました。

今回は津波の後にヒッカドゥワに来てその惨状を目の当たりにし、長年の友人たちが苦しむのを見ていられないと口座開設に至ったわけです。ですので本 当の地 元密着型支援という事になります。僕も現地の人に直接援助が届くような手段は無いものかと思案していたところだったので、毎晩ドクターニューマンと話し合 いこの置き去りにされた被災地に少しでも援助の手を差し伸べようということで合意しました。

ヒッカドゥワやテルワッタのような置き去りにされている被災地は他にもあると思いますが、現時点では他の地域はドクターニューマンがヒッカドゥワを愛する ように他の地域を愛する人たちが支援する事を祈りつつ僕たちはここから始めていくしかないと思います。

以上のようなわけで、あくまで周りの方で義捐金を考えていらっしゃる方がいたら一候補として参考にして頂きたいと思って今回メールを送らせてもらいました。宜しくお願いします。

どうか元気でいてください。いつかまたの再会を果たせることを願っています。またメールします。

Unity is Love and Peace,
Tengyo Kura