欅祭&ペレラさんの提案

24・25日と欅祭でした。私は25日に行きました。

M.I.X.の展示もフリマもFT委員会のフェアトレードカフェもとても良かったです。

卒業生のフジワラさんやスズキさんとも会いました。お元気そうにそれぞれ活躍されています。

ペレラさんとも会い、彼が着手し始めたコンピュータのプロジェクトについて聞きました。

私 達が先に寄付をした、カソリックの共学の学校に、ペレラさんは、コンピュータルームを寄付したいと考えています。コンピュータが使えると良い就職口があ り、将来が開けるからです。ただし、我々が考えるように、ネット接続などの必要はなく、まずは、ワードやエクセルの基本的な知識があるだけでも、スリラン カではとても役立つそうです。

ペレラさんは、すでにコンピュータルームの建設を始めていて、壁が出来上がっています。天井ももうすぐ出来ます。電気は学校の方から引きますがスリランカでは停電もあるのでバックアップの機械もつけるそうです。

も し、私達のスリランカプロジェクトが、この計画に協力してくれるなら、一緒にやらないか?という話でした。スリランカではコンピュータが1万円から1万5 千円くらいで買えるそうです。その教室に20台コンピュータを置くとして、コンピュータ代は20~30万円。私達にも可能な額です。

高桑先生の助言の中でも、「個人的なつて」を大切に、国際協力を考えて行くことの重要性というのがありました。ペレラさんは、倉君の教え子であり、前回のM.I.X.の寄付の時にも、その後の私達のイベントの時にも、いろいろ協力してくれて、信頼出来る人物です。

寄付は集めたけれど、その寄付先について、なかなか決められずにいることは寄付してくださった方にも、不誠実ですよね。そろそろ、寄付先を決めないと・・と思っています。

たとえば、ペレラさんのこのプロジェクトが成功したら、また、別の学校に同じような企画の支援をすることも可能かもしれません。私達の基金の一部をこの際思い切って寄付してみるのも良いかもしれないと思います。

コンピュータを寄付する場合の最大の不安だったメンテと教員についてですが、メンテはペレラさんが個人的に月1万円ずつ今後もずっと寄付し続けるそうです。教員はそのカトリックの学校の先生がやれるそうです。

なので、コンピュータは寄付したけれど、結局使われなかった・・というようなことはなさそうです。そして、ペレラさんが帰国のたびに、学校を訪問してその後も面倒を見るつもりのようです。

ペ レラさんも若い人なのに、こんな風に、自分の稼いだお金の一部を、恵まれない人のためにどーんと寄付出来るってすごいなぁと思います。以前、大学院に留学 していて、今はチェンマイ大学の先生になっているベンジャンさんも、留学当時25歳くらいだったけれど、沢山のフォスター・チルドゥレンを持っていて、そ の子たちに自分の奨学金の一部を送っていました。

小さなことでも出来ることは沢山あるはずなのに、忙しい日常にまぎれて、心が貧しくなっていってしまっているなぁと反省しました。

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