ろま・ばぐーす

0月29日(土)、ろま・ばぐーすに行って来ました。

3時頃に仕事が終わり、三鷹産業会館内のお店にも立ち寄り、その後本店の方に行きました。豊田さんと谷さんが来てくれていました。

スリランカ・グッズを仕入れようと思って行ったのですが、結論から言うとスリランカのものはほとんどありませんでした。

その背景には「フリー・トレード」を巡る難しさ、というのがあります。

ここのお店ではスリランカ北部の紛争地域との間でフリー・トレードをしようとしています。しかし、その地域の縫製技術というのがとても「低い」ようなのです。電気も来ないような地域なので、電動ミシンも使えない、など、質の良い製品を作るのに制約があります。

この技術が「低い」というのは、「文化の違い」ということもあるので、「良い」「悪い」という問題ではないと思います。サリーのように、融通のきく服装に必要な縫製技術と、今の私たちが日常「商品」として売られているものに期待する縫製技術は違うからです。

しかし、日本を「市場」とするからには、日本人が「商品」に求める最低ラインの技術は必要です。ところが、その最低ラインのところまで持っていくのがとても大変なんだそうです。

どこだったかで作った可愛いアイ・ピローがあったんですが、それも「商品」として通用するものを作れるようになるまで2年かかったそうです。

そんな訳で、ろま・ばぐーすはすでに8年間も営業しているのですが、スリランカ商品はまだ扱えない状態だそうです。

ただ、スリランカ関連の商品がゲット出来るかもしれないツテを紹介していただけることになりました。そちらから仕入れが出来るかもしれません。

また、興味深かったのは、紛争を嫌って北部地域から国外に移住する人が多いのだそうですが、その移住先として最大の人数が集まっているのがノルウェーなんだそうです。倉君が今ノルウェーで日本語を教えている、というのは不思議な縁ですね。

今日は時間がないので、レスはまた改めて。沢山のカキコミありがとうございます。

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