身体と心のメンテナンス (16)-「自分に合わない」「マッサージ」

私が「気軽に」行くリフレクソロジーのサロンは基本的には3つあるんですが、その中で技術的に一番「英国式英国式リフレ」に近いサロンは、ボディ・マッサージも提供しています。リフレよりボディ・マッサージのお客さんの数の方が多い感じです。

ここのマッサージは、ベッドで全身のも受けられるし、背中・肩・頭のみのイスに座って受けるのもある。

「あ~、辛い!」っていうので、ちょこっと来ては「あぁ、ラクになりました。ありがとうございました」と帰って行く人も沢山います。リフレを受けながら、そういう人たちが、「あぁ、ラクになった!」と言ってるのを聞いていて、私も一度受けてみるか…という気になりました。

で、「全身」というのをやってみました。ここでも「腰がすごくこってます」というのを言われたのですが、ここのマッサージ、どうも私には「合わない」みたい。さわられてて、あんまりいい気持ちがしない。「筋肉を手のひらでほぐしていく」というタイプなんですけれど。

指圧やアロマやリフレを受けた後は「あ~! すっきりしたぁ!」という爽快感があるんだけど、そういう爽快感も今一つ。

沢山の人が「あぁ、ラクになりました」と言って帰っていくのに、私にはそういう「感覚」がない。

ひょっとすると、私のはあまりにこりすぎていて、ちょこっと表面をマッサージするだけでは効かないのかな? 「あぁ、ラクになりました」と言って帰る人達は、私ほど「深刻」なコリじゃなくて、もっと「軽い」コリなのかも。

一度、首が「やばいことになりそう!」ということがあった時に、「駆け込み」でここに行きました。「少しでもほぐしておいた方がいいかな?」と思って。

でも、そしたら、後で余計ひどいことになった。

もちろん、本当はそこに行ったからその程度ですんだのかもしれない。だけど、何となく、私的には「指圧にしとけば良かった!」という思いが残った。その時間がなくて、少しでも早く対処して、少しでもひどいことになるのを留めたかっただけなんだけど…。

こういうのって、精神的なものも大きいのかもしれず、「ここのマッサージは今一つ好みじゃないけど、緊急事態だからやむを得ない」って思って受けていたので、そういう「今一つ好みじゃない」という思いが身体を緊張させるのかもしれない。だから,私にはここのマッサージはあんまり効かないのかもしれない。

以前、ここでマッサージを受けている時に、「ここのマッサージってどういう系統なんですか?」と聞いた時に、施術してくれる人の答えが今一つあいまいで、ここで提供しているマッサージのコンセプトや理論や教育・訓練(>ほら、私って「教育・訓練」ブランド信仰だから)のあり方への疑問、施術してくれる人の自分の「技術」へのプライドやこだわり(>私ってそういうのに「こだわる」人間だったりするので)への疑問、そういうのがあって、心の底でどうもそこの「マッサージ」には信頼感をもってないとこがあって…。

だからそういう不信感が私の身体を緊張させ、本来なら効くはずのものが、逆効果になってしまう…というのもあるのかも…。

そのすぐ後に、アロマを受けたのですが、このマッサージの話をすると、「ひょっとするとマッサージして浮き上がらせた乳酸をちゃんとリンパに流してあげきれなかったのかもしれませんね」とのこと。

大方の人には、そこのマッサージは「合っている」のだと思うのだけど、私はどうもダメみたい。このことがあってから、リフレは相変わらずここのサロンに良く行くけれど(>リフレはかなり「好み」です)、マッサージの方は受けないようにしています。

筋肉を筋に垂直にコリコリするのも、私にはなんか「生理的に合わない」ものがあるんですよね。アロマでもそういう風にすることもあるけど、こっちは「イヤ」じゃな
い。

色々やってるうちに、「こういうのは好き」「こういうのはあまり好きじゃない」っていうのもだんだん出て来て、まぁ、それも「身体への自覚」の高まりなのかも…。

身体と心のメンテナンス (15)-「マッサージ」で「腰のコリ」を指摘される 

スポーツ・マッサージとは何ぞや?というのも分からないけど、世の中の「マッサージ」とだけ看板をかかげているサロンやら、旅館、ホテルでお部屋まで来てくれる「マッサージ」やらで行われる「マッサージ」とは何ぞや?というのはもっと良く分からない。

まぁ、多分、蛇の道は蛇で、分かってる人には分かってるのかもしれないのですが。この「マッサージ」にも沢山の流派と教育訓練のルートがあるのでしょう。

で、実は何か「冠」がついた「○○マッサージ」だったのかもしれませんが、私も数回「カッサージ」なるものを体験しております。

一番最初はまだ勤め始めたばかりの頃、女性同僚と温泉に行き、先輩同僚が「温泉に来るとマッサージ必ずやるの。私がおごってあげるからあんたたちもやりなさい」と若い我々(>私ともう一人同じ年代の女性。彼女は今やビッグな業界のプリマとなっております)に「マッサージ」をおごってくれたのです。

実は、多分当時も私の身体は「コリ」がたまっていたのかもしれません。だって、私ってけっこう「ガリ勉」なヤツだったから、すでに中学生ぐらいの時から机に座ってる時間が長かったのよ。

でも、「自覚」のない私は、なんかくすぐったいだけで、とくにそれで身体がほぐれたとも感じずにおりました。(>あぁ、あの時に「自覚」が出来ていれば)

で、その後色々あって、日本でリフレクソロジーに通い始めた頃に、いつもリフレを受ける行くデパートに「マッサージ」のサロンもあったんです。「ブランド信仰」(>まぁ、大手なら世間の評判を気にするから業者を入れる時にチェックしとるだろう…みたいな)の強い私は、「ふ~む、足だけじゃなく、全身もやってみるかな?」と思って、一度体験してみることにしました。

で、そしたら、「腰がすごいこってますよ」と言われました。

ふ~ん、そうなのかぁ…。

しかし、この時もまだ私には「自覚」がない…。私のコリはあまりに蓄積していたのかもしれないのだけれど、この時マッサージをしてもらっても、「あぁ! スッキリしたぁ!」みたいなのがなかったのね。というのは、この時になってもまだ私は自分の肩や腰がこっている…ということに「自覚」がなかったのです。

だから、ふ~ん、こってるのかぁ。でも別に痛くないし、きっと施術してくれた人が大げさに言ってるんだわ!くらいに思っておりました。

私の「ブランド信仰」は、特に、教育において強く、私が、結局セラピストさんの言うことを信じ、自分の身体は本当にコリコリなんだ、と信じる(>自分で感じろよ!って感じですが)ようになったのは、前にご紹介したイギリスはブー○のアロマテラピーのセラピストさんの言葉によってでした。

アロマテラピーの資格を取ることが大変なことは、バレエ&アロマの両方をやってる人のサイトで知っていました。私がアロマに興味を持つようになったキッカケはこのサイトのおかげなんですけれどもね。

なので、これだけ教育・訓練を受けた人が「こってる」と言うならきっとそうなんだろう、っていうのがありました。それにこの時は、アロマテラピーの香り効果もあったのかもしれないけれど、施術後「とっても気持ちいい!」というのがあったんだよね…・。(>リフレも同じく)

世の中色々なタイプのマッサージがあるけれど、「自分に合う」ものと「合わない」ものがあるのかも…。私にはアロマやリフレや指圧はすごく「合ってる」みたい。

身体と心のメンテナンス (14)-スポーツ・マッサージ 

(14)-スポーツ・マッサージ 

「スポーツ・マッサージ」とは何ぞや?と問われれば、「よく分からない」と答えるしかない。

 私がいつもいくフィットネス・クラブで「スポーツ・マッサージ」をやってみようかな、と思ったキッカケは、「揉んでほぐせば、硬いからだが少しは柔らかくなるのでは…」と思ったから…。

 あと、もう一つには私が「マッサージ関係」ではその「目の確かさ」に信頼をおいているレッスンメイトが、私がいつもいくフィットネス・クラブのスポーツマッサージは「質が高い」と言っていたため。

 で、ここのフィットネス・クラブで「パーソナル・ストレッチ」というのをたまにやってもらうんだけど、その前にスポーツ・マッサージをセットにして予約を入れることが多いです。

 スポーツ・マッサージと一口に言っても色々な「流派」があるのでしょうが、私が行くところのは「指圧に似てるけど、指圧よりもず~っと長い間一箇所を押す」というような感じのものです。

 スポーツ・マッサージの良いところは、施術者が「スポーツをやっている人」対象にマッサージを行う訓練を受けていることでしょう。で、そこのクラブで提供しているメニューの何かをやるためには、どういう筋肉のつけ方をすべきか…というようなことが一応頭に入っていること。私の行ってるクラブにはバレエもあるので、その点でとても安心です。

 初めてスポーツ・マッサージを受けた時に言われたことは、「お尻が硬すぎ」。どうもお尻の筋肉がコチンコチンに固まってしまっているらしい。「これ、ほぐした方がいいです」と言われました。

 あと最近言われたのは、脚(太もも)の前を使いすぎていて、裏側が使えていない…ということ。これは、膝の後ろを痛めた時にマッサージに行って言われたことです。膝を伸ばそうとして腿の前の筋肉を使っているみたいって。そして、曲げる筋肉をバランス良く鍛えた方がいいって…。で、「カーリング」というのを勧められました。

 そういう風に、色々、バレエをやってく上でほぐすべき筋肉、鍛えるべき筋肉、バランス悪く使いすぎてる箇所、などが分かるのがスポーツ・マッサージの良いところかな?

 で、こないだ行った時には、「肩・首・腰を何とかした方がいいですよ」というのも言われてしまいました。これは仕事で凝り凝りになっている訳ですが、「これもほぐれればバレエにも良い影響があるはず」とのこと。

 そのフィットネス・クラブでは、健康マガジンみたいなのを出してるんですが、その時の号が「ストレッチで健康を守る」みたいな特集でした。身体が硬いというのは関節が硬いのだけど、関節だけじゃなくてそのまわりの筋肉が固まってしまっているからで、そういう「固まった」ところは血行が悪くなってるので、「ぶちっ」と筋肉が壊れたりもしやすいんだそう。ストレッチで身体を伸ばして柔軟性を保つのは、健康一般にもとても大切だし、スポーツでケガをしないためにもとても大切。

…という訳で、ストレッチを真面目にやろう!という決意を新たにしつつ、長年かかって蓄積した「凝り」を「解消する!」という「大事業」にも取り組もうかな?と、今、思っています。(>2005年の目標は「身体のリセット」です)

スポーツ・マッサージは私にとって何よりもバレエとの関連で自分の身体を見つめ直す貴重な機会になっていますが、そのことが、私の健康一般の改善への「気づき」の機会も与えてくれているかも。そして、「健康一般」の改善が、実は、バレエ上達の「条件作り」になるかも…というようなことを最近思ってるんですが、そういうこと
を考える契機も与えてくれています。

これからも時々スポーツ・マッサージを受けに行こうっと。

身体と心のメンテナンス (13)-真向法

「真向法」という健康法について初めて耳にしたのは、大学時代のこと。私が所属してた剣道部には、社会人になっても剣道を続けている先輩が時々来て下さっていたのですが、そんな先輩の一人が、自分はこういう健康法をやっている…と、実演して見せてくださったのです。

どれもバレエでもよくやる動作だったりするんだけど、①足の裏をつけての前屈、②脚を伸ばして、足裏をフレックスにした前屈、③開脚して足をフレックスにしての前屈、④お尻をぺたんと落として膝を曲げた形から腕を伸ばしてあお向けになる。

真向法の動作ってこの4つのみなんですが、この先輩、③なんて、ペターっと上半身が床についてて、「おぉ!」という感じでした。

ただ、その時は若かったこともあって、「ふぅん」と思ったきりでした。

その後、時々、「真向法」について耳にすることはあったのですが(>鈴木元都知事の健康法として紹介されたりもしましたよね)、特に心を動かされることもなく生きてました。

そして何年か前、研究会の合宿でどこだったかの温泉地に泊りに行った時、メンバーの一人が真向法で腰痛を治したという話を聞きました。彼は私よりも大分年上ではあるのですが、「君達、我々の仕事は腰を痛める危険性がきわめて高いんだからね。だまされたと思って今すぐ始めなさい」と強く勧められました。

で、本を買ってみたんですね。(>すぐ本から入るやつ)

するとなかなか良さそう。何が良いって「簡便」。畳1枚の広さがあれば良い。動作は4つ。TV見ながらでも良い。3分間で終わる。ヨガみたいに入浴後○分はダメ…みたいな制約がない。起き抜けでもOK。というより起き抜けにやると1日が精力的に過ごせる。

というので、さっそく始めることに。なかなか毎日は出来ないのですが…。

①~③の動作を「い~ち、に~い」という感じで息を吐きながら10回、そして④を30秒から1分。①~③の注意点は腰を伸ばしたままやる。身体が固くてそれが難しい時はお尻の下に座布団を敷いてやる。④の動作も身体が固い人は背中に座布団を敷いてやります。

一般的な健康法としても効果があるし、バレエの柔軟性を高めるのにも良さそうだし…ということで、超細々だけど、私のストレッチはこれを使ってやってます。①~③の動作は、「い~ち、に~い」じゃなくて、30秒ぐらい伸ばすだけ…とか、その日によって適当にアレンジしながら…。

真向法では、この①~④のセットを朝と夜1回ずつやることを勧めています。1日1回もなかなか出来ないけど、朝1セットやると、その日は気力が充実したまま過ごせる気がします。

近くで講習会なども行われているらしく、一度出てみたい…と思いつつ、今のところは本を使っての自学自習でやってます。

参考文献:真向法協会『3分間でできる健康体操 真向法』(朝日ソノラマ)

身体と心のメンテナンス (12)-「手作り夢ノート」

中山庸子さんの著書の中で「手作り夢ノート」というのが提案されています。

私は気分がふさぐと中山庸子さんの本を読むんですが(>そして気を取り直そう!と思うのです)、T親分から「付箋作戦」を教えていただいた時、やはり同じくあんじぇらさんの「本能板」で、私のネット上の双子の妹のOさんから、「付箋作戦は中山さんの本にも出てました。で、私は付箋作戦もだけど、中山さんの「手作り夢ノート」もやってます」と教えてもらいました。

「手作り夢ノート」についても「知識」としては知っていたがやったことはなかった。で、さっそく始めてみたの。すごくいい…。自分の夢がどんどん膨らんでいく。そして自分に対してどんどん肯定的になれる。

まずは1冊のノートを用意します。で、大きな夢でも小さな夢でもいいから書き込んで行きます。仕事の夢でも趣味の夢でもいい。「課長に昇進する」でも「独立して自分の店を開く」でも「奨学金を取って留学する」でもいいし、「パリを旅する」でも「ウィーンを旅する」でもいいし、それこそ、「豚どんを食べたい」でもいいんです。

で、その夢が実現したらハート型のシールを貼るの。

こうやって実現した夢の中には、私の場合、「パリのレペット本店でお買い物」「パリ・オペラ座(ガルニエ)でバレエを見る」というのもあれば、「ベートーヴェンの旅でウィーンに行く」というのもある。

実現していないものの中には「スプリッツが出来るようになる」とか「顔つけてダブル」とかもあるし、「シベリウスの旅にフィンランドに行く」というのもある。

夢は小さい物でもいいんです。

何度もリフレに行ってても「近いうちにもう1回リフレに行く」という風に、1回1回のトリートメントも「夢」にしてしまう。何度も通った店でも「○○の紅茶をまた飲みに行く」と何度でも幸せ気分を味わう。何となくラーメンが食べたくなったら、「ラーメン食べたい!!!」でもいいんです。

日常の中に「小さな幸せ」はいっぱいある。そういうのを大切にして、「ほんわか」と暮らせるようになる。

自分のことが「嫌い」になりそうになった時、あぁ、自分にはこんなに沢山の夢があるんだ…自分の生活の中には自分が「幸せ」になれる、こんな沢山の瞬間があるんだ…って思える。

ちょっと落ち込んだ時、忙しくて自分を見失いそうになった時、この「手作り夢ノート」を開いて、「何がしたいかなぁ」って考えてみる。こんなに楽しいことがいっぱいあるのに落ち込んでられないわ…と思う。

「○○」という本が読みたい、とか、「××」という映画が見たいとか、今週も「△△」というTVドラマを見るぞ!とか、「□□」展を見にいきたい、とか、そんなこともみんな「夢」です。

「○年夏の発表会に出る」とか「そのために100回自習する」とか「発表会には○kg以下で出る」とか、そんなのも夢。「Va大会のためのレオタードと巻スカを買う」とか「Va大会のために自分の踊るVaの映像を見るために新○立の資料室に行く」とかそんなのも夢。(>なんか「目標」って感じだが)小さな夢も大きな夢もみんな「夢」。自分がやりたいことはみんな「夢」。

「夢」のある暮しはすてき。「夢」があることは幸せ。「夢」を見ることが出来ることは幸せ。「夢」が実現したら幸せ。「夢」が実現して、また新しい「夢」が出来ることは幸せ。幸せを感じることが出来ることは幸せ。

「手作り夢ノート」は私の生活に潤いをもたらしてくれました。(>Oさん ありがとね~!)

身体と心のメンテナンス (11)-付箋大作戦 

仕事がたまってきて身動きが取れなくなってきて、しかも精神的にキツい仕事が押してくると、「あ~、もうダメだぁ」という状態になる。頭では「やるべきことをリストアップして優先順位をつけてこなしていかねば…」と思うのに、「やるべきこと」をリストアップするのが辛い…。「やるべきこと」を見るのが辛い…。

そんな精神状態に時々陥ってしまうことがよくありました。

ある時、「もうやだよ~!」とあんじぇらさんの本能板で叫ばせてもらいました。
あんじぇらさんのHP(http://www006.upp.so-net.ne.jp/angela/index.html)は、管理人さんの人柄を反映して温かく、本音を安心して吐き出すことが出来る。

だから、私、ほとんど二重人格みたいにAさんのところでだけは、色々なことを考えずに、本能のおもむくままに叫ばせてもらっています。あんじぇらさんところは、あんじぇらさんや他の方のフォローがいいので、安心して「煩悩」を叫べたんです。

ま、バレエの話ではなかったんだけど、とりあえず叫ばせてもらった。そしたら、T親分が「付箋作戦」というのを教えてくれました。「やるべきこと」を付箋に書いて、それをやったら「ぴっぴっ」とはがして行くの。「ぴっ」とはがす時が快感なんですって。

その方法は全然知らなかった訳ではない。でも、「やってみよう」と試したことはなかった。手帳にやるべきことをリストアップして消して行く…みたいなことはやったことはあったことはあるけれど、なかなか長続きしない。やってはやめ、やってはやめって感じ。

で、「ものは試し」で「付箋作戦」をやってみました。いいかもぉ…。

野口悠紀雄さんの『続「超」整理法・時間編 - タイム・マネジメントの新技法』(中公新書)でも、付箋を貼るボードを作り、やるべきことを付箋に書いて貼って行く方法が推奨されてましたが、この方法の良いところは、「入れ替え」が簡単なこと。手帳のページに書いてしまうと、「入れ替え」が不可能。でも途中で優先順位が入れ替わったり、締切りが伸びたり、逆に早まったり…ってことは仕事をしてればしばしばあること。

私は手帳の見開き2ページを野口さん推奨の「ボード」の代りにして使っています。何かやらなきゃいけないことが出来たらすぐ付箋に書いて貼る。「緊急ゾーン」と「少しゆっくりでもOKゾーン」があります。仕事の種類別に近くに貼ると分かりやすいし…。

で、仕事をなるべく「小分け」にして書いておく。たとえば、「書類を提出する」というのを、「書類提出に必要な資料を集める」「下書きする」「清書する」「担当部署に持っていく」というように。そうすると、4つの仕事を達成した!という気持ちになれる。「書類を提出する」だけだと、いつまでもいつまでも「やるべきこと」が残ってる感じがするけれど、小分けにしてビジュアル化すると、「なんだ、ちゃんと仕事進んでるぢゃん!」という気持ちになれる。

この方法を採用するようになって、「あ~、もうダメだぁ!」となる回数は格段に減りました。

ネットで多くの友達を得たことは、仕事にもとても良い影響を与えてくれました。(>T親分 ありがとね~!)

身体と心のメンテナンス (10)-日本で受ける英国式英国式リフレ

日本で流行している「英国式リフレ」というのは、別に「英国流」ということではなく、「英国式」と言えば流行するかなぁという思いからつけた…というのを、日本の大手リフレ・サロンの創設者の著書で読んだことがあります。

(2)(9)にも書いたのですが、イギリスで受けたリフレと日本で「英国式」と銘打ってやってるサロンで受けるリフレは似て非なるものです。まぁ、日本式は日本式でこれはこれで効果がない訳ではなく、時々デパートや駅ビルのサロンでリフレを受けるようになって、体調や気持ちを大きく崩すことが少なくなってきているのは事実。

でも、日本でも英国式英国式リフレを受けられるところもあります。それは、イギリスで訓練を受けたリフレクソロジストさんが、英国式英国式リフレのトリートメントを提供しているサロンにおいて…。

実は、アロマテラピーでお世話になっているRさんのサロンもその一つ。Rさんは、リフレクソロジーが一番の専門ということで、せっかくお世話になるのだから、リフレも体験しておこう…と2度目のトリートメントの時にはリフレもプラスしてもらいました。

う~ん! 気持ちいいよぉ!

あまりの気持ち良さに眠ってしまい、気持ち良さが堪能できないのがすっごく残念!
でも、イギリスのブー○で受けたのと同様、全然痛くないソフトなソフトなリフレです。

たとえば、皮膚の下に「悪い物」(イメージ的にはなかにどろどろの黒い液体が入っている小さな球体)が滞留しているとして、「英国式」はその「悪い物」の皮を破らないようにそっとそっとほぐして少しずつ少しずつ身体の外に流していく…皮膚のすぐ下にある「悪い物」が流れ出たら、次にその下の層の「悪い物」にとりかかる…そ
んな感じ。「日本式」はむぎゅ~っと「悪い物」の皮をつぶしちゃって、そこから流れ出た悪い物の中味を皮と一緒に「よいしょ、よいしょ」と身体の外に流していく感じ。

双方にそれぞれの長所と短所があるのでしょうが、私は「英国式」の方が好きだな。でも、「英国式」の場合、「日本式」みたいに「時間がふっと出来た時に」「ふら~っと」受けるということが出来ない。「あ~、調子悪い~!」っていう時に駆け込めない。

「英国式」は個人のサロンでしか受けられないので(>多分)、予約が必要。なので、本当はもっとリフレクソロジーを定期的に受けたいんですが、「ちょっと時間の空いた時に」「お茶代わりに」「日本式」リフレ…というのが、しばらくは私のリフレの基本型になりそうです。

身体と心のメンテナンス (9)-イギリスで受ける英国式英国式リフレ 

「英国式リフレ」と銘打ったサロンに通うようになって、よぉっし、これは本場でリフレを受けてみたいぞ~!と思うようになりました。

で、(3)で紹介したアロマを受けた大手薬屋チェーンのブー○のサロンでリフレを予約。

受けてみて、あ~ら、びっくり! 英国式英国式リフレと日本式英国式リフレって、ぜ~んぜん別物だったのね~。

英国式英国式リフレは指をすごく細かく使って刺激します。日本ではよく「痛気持ち良い」なんて言うけど、「痛み」はほとんどなくて「気持ち良い」だけ。

日本のは「押す」という動作が入るけれど、英国のは尺取虫みたいに指を這わせるというか、こまかくこまかく揉み解すというか…。

で、日本のは「押す」ため、指の歩幅が大きく、しっかり刺激される場所がある変わりに刺激されずに放っておかれる場所があるのに対し、英国のは同じ強さで全体がくまなく刺激されるというか…。

あんまりソフトなんで驚いてしまいました。リフレクソロジストさんにそうお伝えすると、「私は他の人に比べてもソフトな方なの」とおっしゃってました。「前はもっと力があったんだけれど、沢山の人をトリートメントしているうちに強く出来なくなっちゃって」とおっしゃるところを見ると、イギリスでも強い刺激を好む人もいるのかも…。

でも、私的にはこのソフトなリフレがえらく気に入りました。このソフトなリフレだと定期的に長期にトリートメントを受けないと効果は出てこないかもしれないんだけれど。

そう言えば日本で強い刺激をするのは、「一見さん」にも「トリートメントをしてもらった!」という充足感を味わってもらうためというのを聞いたことがあります。英国式のソフトなトリートメントは、その人が長期に通うことを前提に組み立てられてるので、1回1回、「あ~、ほぐれたぜ!」というのがなくてもいいのだそうなんだけれど。(>もちろん、ソフトなのでも1回1回ちゃんと気持ちいいですけれどもね)

イギリスで受けた英国式リフレは、とろけるような気持ち良さでした。足の裏ぜ~んぶをくまなくトリートメントしてもらった充足感もあったし。

日本のリフレの方があるいは「即効性」はあるのかもしれないんだけれど、もっと身体の深い、根本のところからやさしくやさしく正していってもらっているような、そういう気持ち良さのある英国式の方が私は好みです。

身体と心のメンテナンス (8)-「隠れ家」でアロマ

イギリスでアロマテラピーのトリートメントを受けた時に「定期的にトリートメント受けた方がいいですよ」と言われたというのもあって、どこか近くでトリートメント受けられるところはないかしら…と思い、ネットサーフィンを繰り返しました。リフレクソロジーよりずっと効果もあるけれど、その分、ヘタクソな人にかかると危険も大きい。だから、信頼できる人じゃないと…。

で、通い易さも考慮に入れた上で、掲示板でのやり取りやニュースなどをしばらくじ~っとロムして、「うん、やっぱここだ」と思ったところに連絡を取りました。もう2年前のことになるのかな? このサロンのセラピストさんは、イギリスはじめ他の国々にも留学して資格もきちんとしてるし、その後も頻繁に講習を受けにイギリスなど色々な国に行ってさらなる勉強を重ねてらっしゃる。しかも、バレエ経験者。(>「もう一回やりましょうよ」と誘惑中)

しかし、セラピストさんは「知識」だけじゃだめですよね。立派な「学歴」はあっても、この人に身体触られたくないわ…って人じゃ。そういう「人柄」というか(実はこれも「資質」だったりするのだろうが)、そういう点でも誠実で優しくて心の度量の大きい方だなぁ…と信頼できそう…と思いました。

で、とにかく1回目のトリートメントに行ってみました。あいにく、予定より早く月例会が訪れてしまい、腹部のマッサージが受けられなかったり、どうしてもその日じゃないと日程が取れない…というしょっちゅう日本を留守にしてる元顧客との「飲み会」が入ってしまったり…で、「心行くまで」トリートメントを楽しめなかったのですが(後は帰って寝るだけならもっと「とろとろ」になるトリートメントが受けられたんだと思います)、それでも、すっご~く気持ち良く、そして、その直後イギリスに1月くらい出張した間ずっと調子が良くて仕事もずんずんはかどり、「あぁ、これ、アロマの効果だなぁ」と思いました。

普通の住宅街の中にある「隠れ家」みたいなところです。とっても可愛いお部屋で、アロマオイルの香りの中でトリートメントを受けるのは至福の一時であります。

トリートメント終ってから、「バレエやってるだけあって、ちゃんとシシャモちゃん(ふくらはぎ)が発達してますねぇ」と言われました。うふふ。私、脚の筋肉(だけ)はマッサージに行くと「発達してる」って誉められるんだ。(>太いけど)

本当は月1回ぐらい行けるといいんですが、なかなかその時間が取れない…。でも、いざとなればRさんのサロンがある…というその思いだけでも、とても心強く、そのことは私の心の健康にも役立ってくれていると思います。(>Rさん いつもありがとうございます)

身体と心のメンテナンス (7)-中国式フルボディ・マッサージ

2003年夏のイギリス出張からの帰国前日、あちらでたまった疲れをほぐしてから帰国すべく、中国式マッサージへ行きました。足裏式マッサージが衝撃的に効いたので、これはフル・ボディも経験せねば…と思いまして。また、帰国翌日から仕事で、その後しばらく土日がない生活が続く予定で、とにかく体調整えておかないと…という切実な事情もありまして。

トリートメントしてくれたのは足裏式をやってくれたのと同じ女性。良かった!

個室に入るとまずは「服を脱いで、下着だけになってね」と言われる。アロマの場合は服を脱いだらシーツの間に入ってて・・とか、そいういう配慮が行き届いてますが、中国式はその点けっこう野蛮。

「はい、じゃあうつぶせになって」と、マッサージが始まります。

肩や背中がすごく凝ってるらしく、「いくらなんでも働きすぎ」と言われてしまいました。トリートメント前1週間は帰国が迫ってることもあり、焦って仕事してたし、特にその前3日間くらいは、ほとんど休憩も取らず日中マイクロフィルムを読み続けてたので、たしかに疲れはたまっているはず。

足裏は普通の薬屋で売ってる油みたいでしたが、フル・ボディは、メンソール系の臭いのする油を使ってのマッサージでした。「タイガーバーム?」と聞くと、「タイガーバームよりもっと効くやつ」とのこと。

腰の辺りと腕の付け根のあたりにもゴリゴリと固いところがあって、そこを触られると痛い。でも痛いけど、なんというか、「これは正しい痛さだ」という感じの痛さなので、我慢ができます。

彼女は身体も大きいし手も大きいし、マッサージもダイナミック。脚もッサージしてもらって(脚については特に何も言われなかった)、今度は仰向けになります。脚を持ち上げてくぃっくぃっと膝を曲げてみる。こって力ないと出来ないよねぇ。中国マッサージの施術者は相当体力ないと無理そう。

お腹、胸の辺りや腕も一通りマッサージしてもらうと、今度は頭。「時々頭痛がするでしょ?」と言われました。なんか流れが滞ってる場所があるらしい。で、諸悪の根源は首の付け根らしい。

頭もワシワシと揉んでもらって疲れがどんどんほぐれて行くのが分かります。「頭にもっと血が流れるようになれば、もっとエネルギーが出る」とのこと。こんなにがんばっても仕事が進まないのは、頭の血の巡りが悪いせい?

あとは腎臓の辺りかな? で、ここが強くなれば、もっともっとエネルーが出ると言ってました。これ以上エネルギッシュになってどうする?という気もしないでもないけど、ま、私にはまだまだエネルギーがあるってことなのね。特にエネルギーが頭に行って欲しいもんだわ~。

「ここに住んでるんならいいのにね~。私が定期的にトリートメントしてあげるのにぃ~」と言われましたが、ほんと、残念だわ。

「こないだ足裏マッサージしてもらったらすっごく効いたので驚きました。友達に話したら友達も受けてみたいって言ってるんだけど、ロンドンにも中国式マッサージ受けられるところあります?」と聞くと、「中国式マッサージがいいんじゃなくて、私がいいのよ」と豪語してましたが、ま、それだけのことはある腕の持ち主かも・・・。

で、漢方薬を少しと入浴剤とマッサージに使うすぅすぅする油を買ってきました。

ま、薬を飲むより、生活自体を改めることが大切なんだけどね。で、入浴剤は「これを入れて最低25分は温まってね。すごく良く眠れるから」といわれたのだけど、とにかく25分ゆっくりお湯に浸かってられる生活を心がけることが大切って ことよね。

足裏式の場合は、トリートメントを受けた後、すぐに足裏から血がのぼってくる感じがあったけど、フル・ボディの場合は本当に効いてきたのは、もう少し後から。もちろん、マッサージしてもらった後、「身体が軽くなったよ~」という感じはありましたけどまずは、眠りが深くなりましたね。翌日飛行機に乗りましたが、とにかく深く眠れましたね。おかげで時差ボケもほとんどありませんでした。

で、飛行機で眠っている時、頭の芯というか脳の深い内部に、なにかキーンと感じるものがあり、カチンと今まで合わさってなかったものが合わさったような、心地よい感じがありました。もし、クモ膜下や脳梗塞の前兆だったらイヤですが、夢うつつに、「これが彼女の言ってた頭に血が流れるってやつ?」と思いました。

帰国してからも休みなく動いてますが、比較的元気が続いています。やっぱりこのフル・ボディが効いているかも…。

あと、マッサージに使ったオイルを時々首や肩(ここが私の弱点)に塗って自分でマッサージするといいと助言を受けたのですが、空港で首にこのオイルを塗ってみると、いや~、これがすごいんです。湿布薬やスプレー式の湿布薬なんかでも、最初す~っとするけど、すぐ「す~っ」がなくなるでしょ? このオイルは塗った直後は感じないんだけど、ちょっとしてから、「す~っ」がきて、その後1時間くらい「す~っ」としてるの。

中国4千年の歴史にすっかり感銘を受けてしまいました。すごいぞ! (>中国)

これからはMに来るたびに、彼女のトリートメントを受けよう!と固く決意。私の「身体と心のメンテナンス」にまたひとつ新しいメニューが加わりました。

しかし、中国式はアロマやリフレよりハードなので、上手な人にやってもらわないとダメージも大きいと思いました。店頭にいたおじさんも、「資格のないのに中国式と銘打ってやってる人多いんだよね~」と言ってました。要注意!ですね。

(後に日本でお世話になっているアロマセラピストさんにうかがったところ、「す~」っとする油は使い続けていると筋肉に悪いとか…。こういうのも「知識」がないと危ないですね。)