イギリスでびっくり (11)―スキヤキは卵でとじて

まぁ、私がイギリスに住んでいたのは、10年も前のことなので、今はこんなことないのかもしれないのですが、当時は、私が住んでいた地方都市には専門の日本料理屋はありませんでした。で、韓国人が「韓国料理・日本料理」という看板を掲げていました。

母が来てくれていた時に、なんだか日本料理が懐かしいね・・・という話になり、その韓国人の店に行きました。

メニューを見ると「スキヤキ」というのがあり、「おぉ!!」と思わず、「これお願いします」と注文。

店員さんが、コンロを出して、ちゃちゃーっと用意してくれました。

・・・が、仕上げに卵を溶いて、鍋に流し入れようとするの。

「ちょっと待ったぁ!!! それはやめて!!!」と店員さんを止めました。生卵を食べる習慣のないイギリスの卵のチェックは日本よりは甘いかも・・・と思って、生卵にはつけずに食べました。

まぁ、スキヤキ丼なんてのは卵でとじてあるんだから、別にとじても悪くはないのかもしれないけどさぁ。

でもねぇ・・・・。

こういう「日本料理もどき」が堂々と「日本料理」として、イギリス人の頭の中にインプットされていくのね・・・。

まぁ、日本にある中華料理屋や韓国料理屋なんてのも、現地の人から見たら「似て非なるもの」なのだろうから、お互い様と言えばお互い様なんだけど・・・。

でもさ、日本人が現地の人のクチに合わせてアレンジした日本料理を出すのは「しゃーないか」と思うし、イギリス人が得意満面で「これが日本料理です」とちょい(>かなり?)違うものを堂々と出すのは、まぁ、ほほえましい部分もあり「しゃーないなー」と許せる気がするのだが、韓国人(>やその地のアジア人)が「アジア人だから知ってるわ!」と「日本料理」と称して違う物を出すのは、なんか許せん!と思ってしまう。