イギリスでびっくり (10)―イギリスの日本料理

私のこの「イギリスでびっくり」のシリーズは、ネットの畏友TAMAさんのブログの「合衆国の片隅で」http://navy.ap.teacup.com/katasumi3/の「アメリカでびっくり」というカテゴリーに触発されて始めたものです。TAMAさんのブログを読んでると、いろいろと「そうそう、イギリスでも似たようなことあったなー」というのが思い出されてくるんですよね。

で、今回は、カテゴリーはちょっと違うんだけど、2006年8月24日の日記に、TAMAさんの日本語の生徒さんの娘さんが、日本文化が大好きで、その生徒さんが日本のお土産として買っ箸を大喜びで髪に差している・・・アメリカでは箸を「髪飾り」として売っている・・・イラストや人形が着ている着物は全部左前・・・というような話を読んで、記憶が甦ってきました。

TVの料理番組で日本料理を紹介してました。イギリスにある食材で日本料理を作るにはどうしたら良いか・・・というのを知りたかったので、見ていましたら、「うーん、なんか違うなぁ」という違和感が・・・。

そのうち、「それは違うだろ!!!」と思わずTVにむかって叫びたくなるような出来事が・・・。

なにかに添える大根おろしをすっていて(大根おろし器は売ってないので、チーズなどをおろすグレーダーというのを代用してたのかな? 記憶は定かでない)、「ほぉ、大根おろしか。けっこう高度ぢゃん」と思いながら見てたら、お料理の先生が、「はい、おろしたらこうやって、ぎゅーっと絞ってね!」と、大根おろしじゃなくて、大根搾りかすになるほどぎゅーっと絞ってました。

「大根おろしは軽く絞るんだよ!!!!」と、叫んでしまいました。

その先生は、「日本料理って素晴らしいでしょう?」という感じで、興奮気味に日本食を紹介してくれてまして、まぁ、日本人にとっては、日本文化を評価してくれるありがたい存在と思うべきなんでしょうが、マスコミで情報流す人には、きちんとした情報流して欲しいなー。