私のフィアンセ (3)-そうだったのか!

「フィアンセ」は、実は2004年のVa大会で踊るべく、いろいろと調べ始めたのですが、すぐに頓挫・・・。でも、「飛び物」が多いのは1歳でも若いうちに、との考えで、自分の中では「フィアンセ」を踊るつもりでいました。

ところが、実際には、Va大会申し込み直前にレッスンでちょっとだけサワリを習った「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」の中のVaが、すっごく可愛くて楽しくて、突然方針変更してそっちにしてしまいました。(>しかし、実際には超苦戦)

で、「フィアンセ」はそのまま宙に浮いた形になっていた。

「フィアンセ」頓挫の一番大きな理由は、「これって、どういうシチュエーションで踊られる何と言うバレエのどこの場面よ?」ってのが今ひとつはっきりしなかったこと。

なんですが、私には「バレエ物知り事典」のようなレッスンメイトがいて、彼女に聞いたところ、一挙に謎が氷解。

「パ・ド・フィアセンセ」は「海賊」じゃなくて「パヤデール」の中の「ガムザッティ」のVaのことだったんです。うまいことソロルとの婚約にこぎつけたガムザッティが、「わーい、わーい、婚約だぞー!」って踊るやつです。

なんだ、「フィアセンセ」ってまんまぢゃん!

もちろん「海賊」の女性Vaにこの音楽を使うこともあるけれど、「パ・ド・フィアンセ」という題名がつくからには、これは「ガムザッティ」ということ、とのこと。

おぉ、そうだったのか! ようやく胸にストンと落ちたぞ。

よし、これで「フィアンセ」を踊れる!

・・・という訳で、2005年はポリープ切除や論文の勉強でVa大会をパスしてしまったのですが、R先生にお願いし、参加費を納めて練習だけ参加させていただき、2006年のVa大会目指して、1年がかりで、「フィアンセ」を攻略することにいたしました。

すでに、1年前に振りが入ってる状態だぞ! あとは踊り込むだけ・・・・。1年間あるんだから、1000回自習しよう!と心に決めたのでありました。