私の「ペザント」 (5)キーロフの「ジゼル」

キーロフの「ジゼル」(1983年7月レニングラード・キーロフ劇場にて収録)をLD(パイオニア)で見ました。メゼンツェワがジゼルを、ザクリンスキーがアルブレヒトを踊っています。

LDについてた解説によれば、ペザント・パ・ド・ドゥは、「村の踊り上手の娘と若者が妙技を疲労する」という説明。で、このペザント・パド・ドゥは、「パリ初演時に挿入されており、ピアノ練習曲で名高いブルグミュラーの作曲である」とあります。で、キーロフのペザントVaの曲は「通常演奏されるものではなく、今日ではキーロフ劇場バレエ団ほか一部のバレエ団のみで使われている」、とあります。これは、私が踊りたい「ゆっくりバージョン」。この音楽については、あらためて書こうと思ってますが、なんか、この「ゆっくりバージョン」って、いつ、どこで、どこのバレエ団で、どんな理由で使われたのか不明。

それはともかく、ペザント役のオルガ・ウトルシナさんの踊り、超かわいい~! 特に、アチチュードしてソテのあと小さくパドブレして後ろパッセで立つ時の手の動き、腕の動きがめちゃくちゃ可憐でかわいい~!

実は、私がペザントを踊りたいと「公表」してから、色々な方からアドバイスをいただいたのですが(>みなさん ありがとう)その中に、あのポーズの時って、お花に話掛けているのだ…という指摘がありました。ほんとにそんな感じ。

で、私は、今回はこの「後ろパッセで立った時の手と腕の動き」を特にがんばってみたいと思っています。