私の「ペザント」 (1)-まずは、気持ちを向ける

今年(2003年)の夏は、諸般の事情で発表会に出られないのですが、その分、冬のVa大会のための「準備」は、早目にとりかかろうと思います。「準備」と言っても、まずは、自分の気持ちをペザントに向けるということ…。

「クラ○のVaレッスン」のビデオを時々見て、何となく振りの感じを掴む…去年これを踊ったレッスンメイトから少しずつ振りを習う…衣装となるレオタードと巻スカの下見をする…。今のところやってるのは、そんなところ。

レオタードの下見を始めた、という話をあるバレエの掲示板に書いたら、茶色のレオタードにくだものの柄の巻スカなんてどうかなぁ…っていう助言がありました。茶色なんて考えてもみなかったけど、案外良いかも…。たしかペザントが踊られる場面って、葡萄の収穫があって、ジゼルが「葡萄の女王」に選ばれる…というようなところ
だったと思います(以前T教室でやった時には)。だから、茶色のレオタードに葡萄柄の巻きスカなんていいなぁ…と、少しずつイマジネーションが広がって行きます。

仕事で新宿や渋谷に出た時にちょっとしたスキを盗んでバレエショップに寄る…などして、時々レオタードを見ています。この間ちょっとステキな茶色のレオタードを見つけました。その掲示板で「でも、茶色は私には似合わないかも…」と書いたら、「好きだなぁと思う物は大抵似合うよ」というような励ましもいただいたりして、今度、試着してみようと思ってます。

こんな風にネットの友達から沢山の助言をもらって、1人で考えていたら絶対に思いつかなかったことを考えてみる、やってみる、そして新しい自分を発見する、自分という人間の幅が広がっていく、ということがしばしばあります。ネットってすごいなぁ、と思います。

少しずつ、ペザントに言及している物も読んだりしながら、「私のペザント」を作っていきたいと思っています。出来たら新国立の資料室なんかにも行って、資料を読んだりビデオを見たり、色々してみたいです。

このペザントは、ずっと前から「可愛いなぁ」「いつか踊ってみたいなぁ」と思っていたVaです。T教室での3回目の発表会で、当時中学3年生だったか、高校1年生のNちゃんが、ペザントを本当に愛くるしく踊って、それ以来、ステキだなぁと思ってます。

夏の発表会に出られなかった分、踊りたい気持ちを蓄積していって、踊りが大好きな女の子(というには無理があるが)になりきって、はじけて踊れるんじゃないかなぁと思っています。