舞台を重ねる (10)-最後の最後まで諦めない…ということ 

Va大会でのキトリなんですが、実は、最後のピョコピョコしたところで、1回チョンっていうのはOKだったんだけど(きれいには出来ないけど、私はピョコピョコ系の方が得意)、チョンチョンって2回やるやつがうまく出来なかったんです。で、先生から「バーに掴まって何度も練習してね」って言われて、何度もやるんだけど、ど~もうまく行かない。

で、実は、前夜に「最後の研究」と思ってビデオを見てたんです。アナニアシビリのキトリだったかなぁ。で、「あれ???」と気づいたことがあった。

それは、実は、私パのやり方を勘違いしてたってこと。2回チョンチョンした2回目も足は床に置くのに、私、空中に置いたままだったの。そりゃあ、不安定だろうよ!「あぁ、勘違い!」っていうの、私、いっぱいあるんだけど、この時も…。

で、舞台当日の朝、ゲネの前に舞台でチョンチョンと2回目も床においてやったら、「あらら、らくちん!」。

ものの分かった人から見れば、「どうやったらそういう勘違いが出来るんじゃ!」と思われるかもしれないんですが、その時の私は、あぁ勘違い!野郎だったんですね。

舞台って、本番前夜まで、いや、本番の一瞬前まで、努力をやめてはいけないんだなぁってつくづく思いました。

あとで、A先生に「実は、本番前夜に自分が間違ってパを覚えていたことに気づいたんですよ」ってお話しすると、先生は、「ごめんなさい。間違っていることに気づいてあげられなくって」って。

「あ、そういうことじゃなくて、とにかくギリギリまで努力をやめちゃいけないんだなぁって学びました」と言うと、「そうですね。本当にそのとおりです」と。

私はA先生を責めるつもりなんかはこれっぽっちもなくて、単に自分の「発見」(>「ギリギリまで努力をやめない」なんて常識レベルの発見だけど)をお話ししたかっただけなんですが、A先生って、すごく謙虚な方なんだなぁって思いました。こういう時に生徒にあやまれる先生って、本当に実力があって誠実な先生なんだと思う。いい先生につけて幸せだなぁって、そう思いました。