N教室には「発表会が終わったら」入門させてくださるということでしたので、まずは発表会を見に行きました。その教室に入門するかどうかを判断するために、「発表会を見る」は重要だと思います。
その教室がどういうコンセプトで舞台を作るか、何を大切にバレエを教えているか、何を美しいと感じているか…そいういうことが表れるのが発表会だからです。
発表会を見てまず思ったことは、基本を大切にしているということ。ここは「教え」もきちんとしてるな、ということです。「教え」がきちんとしてるかどうかは、子どもを見れば一目瞭然ですが、T教室の子どもに比べるとはるかにきちんと踊れている、と思いました。
そして、作品の雰囲気が良い。温かい感じ。R教室の作品は鋭角的でおしゃれなんですが、N教室のは柔らかいほんわかした雰囲気がある。モダンっぽい振りつけがあるのも気に入りました。「いつまでもお姫様って年じゃないし…」というのもあり、いずれはモダンっぽいのも踊ってみたいなぁと思っていたからです。
大人はグループで小品を踊っていましたが、これなら私でもついていけるかなぁ…
と、何となく、N教室で「もう一度舞台!」を実現する「見通し」のようなものも立ったような気がしました。比較的短い作品1つに大人は出ている…という感じでしたので、幕物の練習につきあう…というのは無理でも、小品1つなら子どももまだ小さいけれど何とかなるんじゃないか…そんな風に思いました。
で、基礎もある程度きちんとしているし、舞台の雰囲気も好き。で、T教室ともつながりがあるので、T先生ともつながっていられる…そういうことを考え、発表会が終わったらすぐに連絡しよう!と心に決めて会場を後にしたのでした。