身体と心のメンテナンス (4)-危ないと思ったらやめる勇気

先日、いつも行くデパートのサロンでリフレクソロジーを受けた時のことです。ここは、トリートメントが終わった後、お茶を出してくれるのですが、その日は、ラズベリー(たしか)のお茶でした。

で、「これは子宮の働きを良くするんですよ。だから妊娠初期に飲むと流産することもあるんです」という説明がありました。ひぇ~、こわい! 私の場合まぁ、あんまり妊娠しそうにない年齢だけど、絶対に妊娠不可能とは言い切れない…。妊娠初期って自分でも気づかないことが多いし、妊娠可能年齢の女性全員に説明がされてるのか
な~と、ちょっと心配になりました。

リフレクソロジーもアロマテラピーも身体に良いものですが、間違ったトリートメントがなされれば、大変に危険です。たとえば、妊婦の場合、触ってはいけないツボもあると聞きます(「ヨガと私」の方にも書こうと思いますが、妊娠中にヨガをやっている時には「あなたはこのポーズはやっちゃダメ。流産しちゃうからね」と言われることがありました)。

また、アロマオイルの中には、それを使った後、陽にあたると「光毒性」といって、毒素になってしまうものもあります。

一人一人が、注意深くセラピストさんの資質やきちんと勉強続ける姿勢をもっている人かどうかということを見抜く「賢さ」を持たなければいけないし、どんなところにどんな危険が潜んでいるか…ということに敏感でなければいけないと思います。リフレやアロマでリフレッシュすることはとてもステキなことだけど、リフレやアロマで身体にダメージを受ける可能性だってあるのですから。

「身体に良い」と聞いただけで、すぐに飛びつかない…。だって、結果は全部自分の身体で引き受けなくちゃならないんですから…。

私が日本でお世話になっているセラピストさんは、「危ないと思ったらやめる勇気が必要」とおっしゃってます。これはセラピストさんの側にも、トリートメントを受ける我々の側にも言えることでしょう。

このセラピストさんにお世話になることを決めるまで、私はずいぶんネット徘徊しました。HPのコンテンツや掲示板へのレスなど…。そういうものを読んで、このセラピストさんなら大丈夫…という自分なりの「確信」を持ってからお世話になることにしました。

ここを読んでいる方にもリフレクソロジーやアロマテラピーの素晴らしさは是非体験してほしいけど、くれぐれも慎重にね…と、強調しておきたいです。